農家で同級生のビニールハウスを訪れました。
彼は夫婦二人で学校卒業して以来農業に従事。これは冬季間の仕事用ハウスです。
ハウスの中に入ると、二列のウルイのベッドが見える。
少しずつタイミングを変えて、促成栽培をしているがこれは発芽直後です。
このあたりが収穫適期なのかな。
専用の細長い、突きノミのような器具を使い、手探りで根元から切り取るのです。
角度を変えて眺めます。午後に行ったら「今朝は6時から続けている」と。
昨年はご存知の通りの酷暑の年で、ウルイの根株の成長も悪かったというのだが。
仕事が間に合わなかったのかな。これは伸び過ぎですね。
露地栽培は天候に左右されるから、ウルイも苦戦中。でも単価は昨年よりも大分良いらしい。
最後の根茎の植え付けを終えて、もみ殻を掛けていました。
三月のこの時期に植え付けると、四月末まで収穫が続けられるという。
山菜のウルイは、実は二種類ありこちらは「小葉ギボウシ」です。
スベルベが独活採りやゼンマイ採りの際についでに採ってくるウルイは「大葉ギボウシ」なのです。
スベルべさんのブログで知ったウルイです。でも、まだこの地点でノカンゾウと思い込んでいたのです
飯山の友達たちに「ギボシ」である事を教えられました
しかも、コバのギボシなのですね
以前は土手に、可愛い小さなギボシを見かけました。最近はほんの僅かです。
ハウスは高温になりますから、適期に收穫するには大忙しですね
直売所で売って売るウルイは栽培しているのですね。野生のはそんなにタイミングよく採れませんものね。大きいハウスですねー。借りている畑にも大きいハウスがあって農業用ガラクタなんか入れています。仲間と「地震の時に避難するのにもハウスはいいよね。野菜もあるしー。」なんて言っています。
隣県ですが、山菜の文化は進んでいるというか、守り続けられています。
こちらではたまり食用としては用いない、カタクリなども乾燥して食べるようでした。
ギボウシは二種類あるのかな。そのうちで栽培するのは話のようにコバギボウシです。
昨年は酷暑の夏で、大分枯れている畑を見ました。
今年も暑さが予報されていますから、畑は全般的に苦労させられるようですね。
スベルベがゼンマイ採りや独活採りのついでに採るのはオオバギボウシで量は少ない。
滑りやすい、湿地の急斜面に出るのが普通で採るのには危険が伴いますね。
この同級生に勧められハウスの見積もりまで取ったことがありました。
そうですね、軽自動車一台分くらいの価格だったかな。その他に消雪用の井戸なども必要。
年齢的に元が取れるかどうかというところで、あきらめたのでした。