赤身を薄切りに切り分けます。
うーん、二人分にしては多過ぎるかな。いや、一度に食べなくてもよいしね。
こちらは脂身のついた部位。
豚肉もそうですが、多少脂身もあった方が美味しくなりますね。
大根主体で、ニンジン、ゴボウ、の根菜にこんにゃくです。
青物野菜は煮崩れないように、ネギを最後に入れることにしましょう。
ネギを入れる前に猪肉を入れて煮立てます。
アクが浮いたので、お玉ですくいながら煮続けました。
「今日は主菜を考えなくてすみうれしい」とはスベルベママ。
喜んで、裁縫をする手を休めないので心配していたら、ササーっとポテサラを作ります。
猪汁にはこれかなと、赤ワインを抜きました。
狩猟後の処理、血抜きも上手な猟師さんで、拍子抜けするほど臭みも無い。
これは、前日獲れたばかりの猪肉でしたが大きなブロックで残りは冷凍です。
昨日も近くで6頭だか9頭の猪が獲れたという話もありました。夏場の畑も心配ですね。
切る物に寄って出番が違うまな板と言うのはこれはなかなか聞いたことがありません。まな板に合わせて包丁も、ですね。スベルべさんは隠れた調理師さんですね。豚汁とか猪汁にはゴボウとコンニャクが入らないと、です。もちろん大根と人参も。
昨日生まれた~蜂に刺されて名誉の戦死 でしたっけ。
まな板はこの小さな四枚のほかにも、後ろに見える樹脂製の薄いもの。
スイカも切られる大きな木製。これは新巻きサケの調理にも出番があります。
包丁も数えきれないほどありますね。鍛冶屋さん手打ちの蕎麦切り包丁、スイカ専用の大包丁、
長い柳刃からペティナイフも4本ほど。蕎麦切り包丁を打った職人から、娘たちとスベルベママは名前入りで特注品も。
出刃包丁も大きなものから、小さいアジ割きと呼ばれる小出刃まで。
そうですね、包丁だけ数えたらプロ級に見えるかもしれませんが、腕が伴いません。
歌の三番は「昨日生まれたタコの子が弾に当たって名誉の戦死~♪」で、
タコには骨がないから、母タコにはお骨が返ってこないというエスプリ。
モズが枯れ木でも同じですが、庶民の軍部への反発か反戦歌と思えるものもありますよね。