二月のことでした。ガールフレンドからプレゼントが届いた。
「少し変わったバレンタインデーの贈り物!」なんて、生きたイセエビです。
さて、生きているイセエビなんて捌いたことが無い。
彼女の残したアドバイスと、ネットで調べて恐々しながら手を付けます。
南無阿弥陀仏です。頭の下にぐるりと刃を入れ取り外す。
生きたままですから、本当に仏心が顔をのぞかせるが、食欲に負けちゃいます。
頭部分と胴体部分をそれぞれ縦割りに。
さすがにここまでくると、動かなくなってきました。
おっと、手が震えたのかピントがずれちゃいました。
身と殻の間にスプーンを差し込んで身を取り出し、適当な大きさに切り分ける。
まだ、もったいないほどの身がついているけれども、ぜいたくに汁に。
他にも、クルミを載せたエゴネリも頂き、白ワインで乾杯でした。
さて、ホワイトデーには何をお返しにしたっけなー。忘れるほどの恩知らず。
彼女は美味しいものの供給元。猪肉などもたくさん手に入ったと届けてくれます。
以前、岩手に行った時実家あてに生きテイルスカニを送りました
弟が暴れる蟹の足を輪ゴムでまとめるのに血が出た
と言われ我が家の場合は、茹で蟹の方が良かったのだと今でも笑い話です
伊勢海老のお刺身、想像できる美味しさです!
スベルべさんなら何でもオッケイ!ですね
今度は伊勢海老ですね。これまたご自分でさばかれてすばらしい。海老とかカニはお汁がおいしいのがまたごちそうですよね。
エゴネリはテングサを煮溶かして作るのですよね。実家の方ではイゴといってお盆の食べ物でした。こちらに来たらたまにオキュートなんて言って売っているのを見たこともありました。昔新潟に行った時に道路際にたーくさん干してあるのを見ました。違うかな。
うん、なるほど毛ガ二かな。あれも手ごわいですが、まだまだ優しい。
真っ赤なハナサキガニは凄いですよー。どこをつかんだらよいのかわからないほどですよ。
後は青森のトゲクリガニも結構手ごわかったですね。
札幌にはスベルベママの姉夫婦、青森には義弟の亡妻の実家があり、変わったものが手に入ります。
ま、猪を一頭上げるといわれたらちょっと困りますが後は大丈夫かなー。
ガールフレンドはたくさんいますが、こちらは母上を施設に送迎して以来のお付き合い。
母上は何年か前に亡くなられましたが、随分可愛がっていただきました。
実家が我が家と近いという事もありましたね。って何だか弁明みたい。
エゴ練りもやはり手造り最高。出雲崎の友人が下さる乾燥しないエゴ草で作ったのも最高ですよ。