
一昨日の午後、クレソンの注文が入った。
午前中に200本を取りに来ると言う話で、ホテルで使うものらしい。
うーん、少し迷って返事をする。
午前中はケーブルテレビ「魚沼農業日記」の収録があるのです。
うん、そうだな、朝早く収穫に行ったら全て円満解決。
と、言う事で早めの朝食の後一人で向かったスベルべママの実家の「クレソン」畑。

水田の転作として作らせて頂いている「クレソン」。
二年目になるけれども、ものすごい繁殖。「クレソン」の生命力、繁殖力は驚くばかり。

優しそうなクレソンのイメージを覆すこの姿。
スベルべの指に近いほどの太さの幹も珍しくは有りません。

先日紹介の記事をアップしましたが、このブログに目を付けられた方が見学にも見えられました。
山形県小国町の皆様でしたが、この畑の苗をおもち帰りになられたけれども、無事に根付いたかなー。

腰痛を発症して腰を曲げられないスベルべママは家に残して一人での収穫。
でも、これだけ繁茂していたら小一時間ほどで、どっさりと採れますよ。

左の発泡スチロールの箱はぎっしりと詰めると4キロ程入る。
右の容器は「越後の台所 すずきち」さんの使用済みになったアイスクリームの容器で1キロ入る。
合計、この朝の仕事は6キロ程の収穫でした。
さて、本単位キログラム単位と注文は違うけれども、単価はいかほどでしょう。
その単価は皆様の御想像にお任せしますけれども、今は最初の価格設定を間違ったと反省中。
ま、天然に近い環境で育てたにしては、驚くような低価格だと自負していますれどもね。
「越後の台所 すずきち」さんをメーンに色々な店やスーパーに置かせて頂いています。
生意気に、プロのシェフたちに食べ方のアドバイスをしたりもしながらね。
今までも、当初珍しがられた「ズッキーニ」を普通に食べてもらえるようになったりしています。
この、「クレソン」も、スーパーでは入荷の有無の問い合わせがあったりするとか。
嬉しいことですね、スベルべが発信した少し珍しい野菜が普通に食卓に乗るなんて。
食材、野菜の伝道師でも無いけれど、スベルべの名前なんて残らなくても、食材が知られたら嬉しい限りです。
クレソンは大きくて喜ばれたんじゃないでしょうか。
例年ならば初雪が降っても仕方のない季節ですが、越後三山の雪も消えてしまいました。
お陰さまでこちらも、収穫をあきらめざるを得なかったような物も立派な姿に。
クレソンは大き過ぎても茎が固くなって食べられませんから、
クレソンの藪の中から小さめで柔らかなものを探しだしていますよ。
やはり、水温の低さばかりでは無くて、大量の水量、流水が必要ですね。
それだけ、活発に繁殖するのに酸素の大量の供給が欠かせないのでしょうね。
皆さんに一般的な葉物野菜として食べて頂ける事はスベルべの喜びでも有ります。