プラムもスモモも同じものらしい。同じ仲間でもプルーンは違いますが。
もう10年以上も前に苗を買い求めて植えたので、種類は忘れた。しかし、豊作の予感はあった。
七月に入ると一気に熟し、遠目にも樹上が赤く見えるほど。
花はたくさん咲いたのだったが、まさかこれ程の実が熟するとは思いもしなかった。
木は大きく育ち、園芸用三脚を使っても採れる部分は少ない。
伸縮式のアルミはしごを近所のオジサンから借用して高い枝に着いた実を採る。
こんな、実の付き方です。
アルミ伸縮はしごを場所を変え、掛けなおしながら慎重に収穫します。
これがね、美味しいんですよ。酸味は薄くて果物らしい豊かな味。
ご近所に配りましたが、まだまだたくさん樹上にはなっています。
熟し方の進行が速いので、また採ることにしましょう。でもやはりスモモよりプラムと呼びたい。
プラムって名前しか頭になかったから、買った苗がそんな表示だったのかもしれませんが。
山で笹の葉を採って帰宅し、フラムの木の下で眺めていると着電。
いつも畑に遊びに来る友人が、樹上たわわなプラムを見つけての電話だった。
「手伝いに来てよ」と返事をすると、すぐに駆けつけてくれます。
スベルベよりも若いのだけれど、梯子を抑える係。高所作業は年寄の仕事。先が短いからね(笑)。
採ったプラムを軽トラに積み、隣の集落の一人暮らしのお年寄りを訪問して進呈。
皆さん大喜びでした。畑で仕事をしていた一人は、「車庫においてくれる、でもここで二つ」なんておやつに。
喜びはみんなで分け合いましょう。幸せもね。スベルベも民生委員の任期が残り五か月ほど。
でもね、民生児童委員を辞しても、今までとやることはあまり変わりありません。昔から子供とお年寄りにはモテるんだからー(笑)。