畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

「土の香」

2019-02-10 04:36:29 | 暮らし

 先日、地方紙で新潟県方言集の本が出版されたという記事が掲載された。

その地方紙の出版局から出ている。本屋さんに行き問い合わせたけれども入荷は無し。

 「ちよっと高価だけから、内容を見ないと・・・」と言うと取り寄せて見ると言って下さる。

一度訪ねたけれど、未入荷。二度目に週刊誌を買うついでにと覗くと「来ましたよー」と。

 

  元、新潟県内で教師を務められていた方がまとめられた本です。

「土の香」香は香り(かおり)かなー、香(か)かなーなんて思ってみましたが「か」でしたね。

 

  内容を確認もせずに「折角取り寄せてもらったのだから頂きます」と言う。

「わー、ありがとうございます」と若女将の声。別に彼女に良い恰好をしたわけでは有りませんよ。

 年金とパート暮らしの身には少し高過ぎの買い物かも知れない。

でもねー、湧き出てくる好奇心も抑えることが出来なかったことが本音かな。

 

  価格通りの内容だと思います。

良くぞここまで、って感じで編集、編纂されていますよ。

 新潟県は南北に長くて、南の上越地方は関西寄り、北の山北岩船地区はもう東北そのものですから。

その中間に位置するかのような魚沼地域に住むスベルべは以前から方言には興味を持っていました。

 

  同じ魚沼でも地域ごとに微妙に異なる発音、ニュアンスを事細かに拾い上げられています。

ほら、魚沼だって「四日町、虫野、広瀬谷、湯之谷」なんて区分されているのですから驚きです。

 この本の編纂者は現役中は午後12時前に就寝されたことは無かったとか。

毎晩酒を食らって、大いびきのスベルべとは、随分違う生き方の方だと感心しきりです。

面白い方言や、諺を見つけたら、折を見て紹介いたしましょう。

 

コメント (2)
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