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畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

冬の空に

2015-01-10 14:39:02 | 自然

 仕事の合間にホームに出て雪の状況を確認。
そして、空を見上げると驚くような光景が展開されていた。

 大きな鷲二羽が羽根を広げて空を滑空し、その周りに小さなハヤブサがまとわりついている。
小さなハヤブサが攻撃を仕掛けるのだが、時折り鷲も反転して反撃を試みる。



 何回もお互いの攻撃を繰り返しつつ、山の彼方へと消えた。
戦いは何時まで続いたのかは分からないが、あれはきっと縄張り争いの果てなのだろう。



 この尾根の楢の大木には毎年「オジロ鷲」が姿を見せしばらく留まっている。
野ウサギを探すためかと思ったが、「オジロ鷲」の餌は魚類だと言うから、それからすると分からない動きでもある。



 晴れた日のその尾根です。
尾根の右の沢、斜面は春先になるとカモシカが姿を見せる。

 そして、カモシカの次にはスベルべがゼンマイを求めて昇る事となる。
そんな事をぼんやりと考えていたら、何年か前に「鬼ヶ面」を歩いた事を思い出した。


  早春の「鬼ヶ面」を歩く(その1)


 山の友の誘いは何時も唐突である。
三月末の「鬼ヶ面」登山の話も、急な話だった。妻と二人で相談したが、私の大事な会議の翌日でも有った。
しかし懇親会を早めに抜け出し準備をする事で参加を決めた。


 まだ朝も暗い約束の時間に、待ち合わせ場所に行ったが人影は無い。しばらく待ったが誰も来ない。
私達のあいまいな返事に、待たずに出発したと考え後を追った。道路の凍結に注意しつつ軽トラックを飛ばす。
 登山口と思われる場所に到着し、探すがいない。


急遽目的地を変えたのかとも考え、会えなかったら一旦帰宅し、
家の近くの山に犬のマックスを連れて登ろうかと妻と相談していると、
一台の車に乗り合わせた仲間が謝りながら顔を出した。

                (つづく)

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新聞連載開始!

2015-01-10 05:03:04 | 暮らし

 新聞の連載が始まりました。
前にも紹介しましたが地元の「越南タイムス」。


 越南は「えつなん」と読みますが、外国名の漢字表記「ベトナム」とお間違い無きよう。
スベルべは購読していませんでしたが、古くからの伝統ある地方紙です。



 連載のコラムは、名前を「魚沼の日々」とさせて頂きました。
全文では有りませんが、第一回の「連載にあたって」です。


 今は、地方の衰退とか、地方の再生とか盛んに言われています。
でも、自分の生まれた故郷を、自分自身どれだけ知り、どれだけ愛している人がいるのでしょうか。

 私の生まれ故郷の良さを少しでも知って頂く、自覚してもらう事に拠り魅力を発信してもらいたい。
そんな気持ちも連載を引き受けた(売りこんだ?)理由の一つです。

 魚沼と言っても、面積的には広い地域で、動植物の分布から風習に至るまで違う部分が多々有ります。
でも、冬の雪に拠る、厳しくて辛い暮らしばかりでは無く、素晴らしい自然もまた残っているのです。

 次回からは主として「山菜」の話しから入ります。
以前、仕事関係の雑誌「新線路」連載した文章に加筆訂正したものが多く、幸い写真もあるので合わせて連載です。



 さてさて、こちらは本物の「越南」ベトナムからの連載。
ベトナムで暮らしている、スベルべの同級生の女性の連載も開始。

 こちらは、地方紙とは言っても大手の「新潟日報」です。
昨年お亡くなりになられた、母上とのベトナム暮らしの日々が連載されるようです。



 新聞は違っても、同じような時期に同級生同士が連載を始める事も何かの縁でしょうか。
隔週で連載ですから、毎週木曜日発行の「越南タイムス」と似たようなものでしょうか。

 彼女は母上との暮らしを本でも発表しています。
そして、最近の情報ではなんと、その話しが映画化されると言うから驚きです。

 主演の彼女役は「松坂慶子」さんだそうですから凄いですね。
そして、もう一人の主人公の母上はあの、「草村礼子」さんが演じられるそうですよ。

 「草村礼子」さんて、ほら「シャルウイダンス」の「たまこ先生」を演じられてましたよ。
うーん、素晴らしい配役を得て、こりゃ面白い映画になりそうだぞ。
コメント (4)
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