
マックス畑は山の畑をくまなく点検します。
まるでスベルべトーちゃんの仕事の採点、チェックをするがごとくに。

でも、この監督・巡視員は平気で畝に上がってしまうから大変。
若い時はこんな動きは絶対にせず、器用に畝の間を歩いていましたけれどもねー。

「マックス止めてよー、畝の上に上がるのはー」
なんて言っても、馬耳東風マックスは耳がほとんど聞こえませんから。

かろうじて、芽生えた大根は踏まなかったけれども何時もこんな感じです。
ま、許してあげましょう。毎日畑に付き合ってくれた相棒のする事ですから。

昔は、マックスが見えない、なんて心配していると子の向こうの斜面から現れたものです。
しかも、大きな石を咥えて急斜面を登って来たのですから毎日驚かされたものでした。

よろよろ、よたよたとしているけれど、どういう訳か休憩タイムには敏感。
耳が聞こえなくても、雰囲気で感じ取るのでしょうかねー。

そして、自分のおやつが無いかと点検します。
年老いても、こんな動作は人間の子供のようです。