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畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

マックスの雪中行軍

2014-12-18 05:31:29 | マックス

 まだ、契約の20日にはならないけれど、あまりの降雪量に自主的に申し入れての除雪が続く。
今日も、ホームに出て見て降雪の多さにJRに連絡と断りを入れて午後から除雪。

 三時半に除雪を終え、雪の中に出て吠えるマックスを連れ出して散歩です。
季節風に拠る強い吹雪で芽も開けていられないような悪条件。



 「八甲田山死の彷徨」でも無いけれど、ま、それに近い天候条件かな。
それでも、マックスは確かな足取りで歩きます。が、ちゃんとコースは選んで車の轍。



 12月としては珍しい大雪です。
我が家の周りも150センチは完全に超えているようです。



 お、吹雪く雪にマックスも目をあけていられないような様子ですよ。


 パートに出勤したスベルべママが隣の小学生を伴って歩きます。
真面目に歩道を歩くけれども、ゴム長が埋まって雪が中に入るほど。

 小学校三年生の時に村のほぼ真ん中から、今の村はずれに新築した家に引っ越した。
当時は道も冬は完全に閉ざされ、道なんて夏場の田圃の上に雪を踏んで作った道が頼り。

 雪を踏み固めた雪道って、吹雪になると全部まっ平らになって田圃と道の区別もつかない。
一歩、道を踏み外すと、ズッポリとゴム長は雪に埋もれ、いや身体さえ埋もれたものでした。



 あのころの子供達は、このマックスのように雪まみれで、かじかむ手をポケットにして歩いていたのです。
それでも、吹雪で子供が遭難したなんて話しは有りませんでした。

 こんな厳しい自然条件の中でこそ、強い精神力、体力は育つ。と、つくづく思うのです。
マックスはこの後帰宅して、家の内玄関に入り休みます。

 そして、ぶるぶると震えるマックスを見ると、湯たんぽの準備を始めるのです。
食欲も信じられないほどに示し、朝夕の食事は若い頃と同じほど。
さすがに雪に強い、ハスキーの血を引いているのではないかと思われるマックスです。
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マックスは選挙に行ったの?

2014-12-16 04:44:12 | マックス

 昨日の午後、マックスにせがまれて雪中の散歩。
春から夏に掛け、重態状態に二回も陥り、心配した命が寒さと共に復活で、しっかりとした足取り。



 振り返りもせずにせっせと歩く姿は、日曜日の大雪の中を投票に行った人々の姿に重なる。
「大義なき解散総選挙」などとも揶揄された選挙で、スベルべも足が重かったが、買い物のついでって感じで投票。



 ほら、マックスは食欲の旺盛さと比例して、胴周りが太くなっていますよ。
それで、魚沼市の投票率ですが、あんな大雪にも関わらず60%近い数値。

 スベルべも早朝からの除雪作業の疲れと、相まって投票所に向かう足取りが重かったのが本音。
全国の52%あまりの数字と比べると魚沼の人々の政治に対する関心の高さ、いえ、律儀さが分かります。



 昨日は、この歩道にも二回除雪車が入りました。
日曜日なんて、朝ホーム除雪に行くと新雪が60センチ。そして、二度目の除雪の午後は新雪40センチ。

 12月としては信じられないような大雪の中で投票率が60%なんて凄い数値だと思う。
昨日、スベルべママの実家に行き、93歳になる義母の「意味が無い選挙」と言う意見に驚きました。



 はい、投票完了。じゃ無かった散歩終了。
やや表情が曇っているのは、そんな世情を憂うから。じゃ無かったレンズが曇ったから。



 スベルべトーちゃんにおやつを貰うマックスは元気で呑気。
そうだよな、投票率も当選者も色々考えさせられちゃうもんな。ま、おやつでもお一つどうぞ。

 選挙なんて、どの選挙も同じようなもので子供達の児童会の選挙並み。
出来もしない、いや実現させる気も無い公約なんて、大真面目な顔で芝居気たっぷりに演説するんだもの。

 結局、アベチャンの自己満足度を満たしてあげただけの事でしか無かったんじゃないのかな。
有象無象、聞いた事も無いような政党名が多いのも政党助成金、お金の魔力かなー。
ろくな政党が無くて、選択肢がほとんど無いと言う世情、政治実態も辛いなー、マックスや。
コメント (2)
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マックスのマックス的生活

2014-12-09 04:38:58 | マックス

 まだ雪が降る前、そう10日程前の山道を歩くマックスです。
若い時は、この後方道路が下り始めるあたりで軽トラから降り、弾丸のように走り下っていました。



 勢いなのか、バランスを取るためなのか、尻尾をグルングルンと回して走るマックスでした。
一度など、別方向に走るので軽トラで追ったら、あまりの勢いに足の裏の皮がペロンと剥げてしまった事さえ有ります。



 今は悟り切った哲学者のような顔つきで、ゆっくりゆっくり歩きます。
何事にも動ぜず、マイペースの大人風の趣さえ感じさせますね。



 スベルべママは「徘徊が始まった」なんてからかうけれど、畑の周りをゆっくり歩くマックスです。
若い時は、後方の藪から始まる崖のような斜面を駆け降り、石を咥えては戻って来ていましたが。



 そして、家ではこんな風に内玄関の古毛布を敷いた上で眠ります。
外でも良いのだけれども、夜中でも吠えてご近所さんに迷惑を掛けるから。



 もう爆睡状態で、「スースー」と寝息を立てて寝ています。
但し、眠りが浅いのか、夜中に起きてしまうのが難点。

 昨夜もスベルべトーちゃんは友人に招待され賑やかに酒を酌み交わし帰宅したのは10時過ぎ。
ご機嫌で帰還し、風呂に入り就寝したのは11時。

 ところが、「クーンクーン」の鼻声で目覚めると、やがて「ワンワン」と呼び始める。
起き出して時計を見るとなんと2時半で、そっとマックスに「マックスまだ夜だよ」なんて話しかけます。

 でも、かなり前から聴力を失ったマックスには、馬耳東風もよいところ。
散歩に出るものと信じ切って玄関を開けるのを待っているのです。

 表でしばらく散歩させ、もっととばかりに玄関前で踏ん張るところをリードを引いて中へ。
やれやれとばかりに、布団に入ると再び起こされる。

 時計を見ると4時ちょうどで、またも散歩して先程ようやく帰宅したところ。
今年は何回も弱って、鳴き声さえ出なくなるようなピンチが有ったけれどもその都度乗り切ってきました。

 寒くなってきたら、元気を取り戻し、餌だってもりもりと食べる食欲を見せています。
こりゃもう、完全にあれ、いわゆる「認知症」ですね。
困ったけれども、どうしようも有りません。マックスとの体力勝負の日々が続きます。
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マックス秋の山に行く

2014-11-29 12:37:52 | マックス

 山の畑、「タラの木畑」の向こう、霧の海の彼方に白く雪を頂いた「守門岳」が見える。
前はもっと手前の道路が下りにさしかかる前でマックスは軽トラから降りて走った。
でも、今は足に負担がかからない、下りが終わり平になったこの辺りで軽トラから降りる。



 そろそろと後ろを確かめながら畑まで運転し待っているとマックスが追いついてきて。
弾丸、鉄砲玉のごとく突っ走り山道を掛け下った頃から随分時間が経ったように感じてしまう。



 スベルべを追い越し、なおも歩き続けるマックス。


 今年も、二回ほど自分だけで山道を降りたマックスは途中で挫折。
勢い余って、いや足の踏ん張りが効かず、藪に上半身を突っ込んでしまい助けを求めて喚いていたのでした。



 昔の、若かったころの記憶に頼るのか立ち止まらずに進むマックス。


 山の畑まで自動車道路が通じてから40年余りが経過し、山道は廃道になってしまった。
かっては、畑仕事にはこの道を使うしか無かった。


 肥料を背負って標高差140メートルの急坂を喘ぎつつ登った。
そして、出来た作物、重いジャガイモ、さつま芋、大根も背負って下るしか方法は無かったのです。



 越後三山だけは昔も今も、変わらぬ姿で畑仕事をする人々を見守っている。
いや、山を見る事で季節の変化を知り、種蒔きの時期などを決めていたのかも知れない。
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マックスの「シュークリーム大好き!」

2014-11-25 12:10:49 | マックス

 先の農天市場営業日に、近所のお母さんからシュークリームの差し入れ。
しかも、「マックスにも」と優しいお心遣い。早速一個をマックスに上げます。

 ほら、しかも「ジャンボ」と有りますよ、マックス畑は全部食べられるかなー。
甘い物に目の無いマックスは、包みを開けなくても中身がわかったようです。



 クリームをこぼさないように、二つに割って先ず半分。
舐めるなんて食べ方では無く、ガブリとかぶりつくマックスです。



 もうスベルべトーちゃんの手まで齧るような勢い。


 休むことなく食べ続けるマックスです。


 ありゃりゃ、とうとうスベルべトーちゃんの手から奪い取っちゃいましたよ。


 「あーあ、美味しかったー」と満足顔のマックスです。
なお、背中に何かを背負い亀の甲のように見えるのはスベルべママ特製のフリースジャケットです。

 四日ほど前に9月12日にホームステイしてくれた江戸川区葛西第7小学校の児童さんから礼状が届きました。
それはそれは可愛い礼状でスベルべトーちゃんなんて「可愛いラブレターが三通も届いた」なんて大騒ぎ(笑)。

 でも、マックスがハーゲンダッツを食べていた事や、その後の心配をする文面も多い。
案外、マックスに対するラブレターだったのかな(大笑)。
何時までも、年老いたマックスの事を気に掛けてくれる優しい心の持ち主たちです。

 返事を書いて出そうと思いながら、ブログが先になっしまいました。
今週末、11月末で7月から開いていた「農天市場」も降雪時期を控え閉店します。
それで時間が出来たら、こちらの近況などを含めきっと返事を出しますからね。


コメント (2)
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