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畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

マックスと登った山の思い出

2014-11-24 06:19:37 | マックス

 先回アップしたと同じ風景ですが、山を見るとマックスとの登山を思いだす。
左のややとがった山が「上権現堂」そして、少し右の丸みがかった山が「下権現堂」です。


 そして、その又右の雪で白く見える山は「毛猛山」で下権現堂との間が旧広神村の最高峯だった「唐松山」です。


 フィルムカメラの写真をスキャナーで取り込んだ一枚で日付が01.10.21とありますから今から13年前の写真。
マックスは二歳半でしょうか、子供から完全に大人になっていました。

 天気の良い日に夫婦でマックスを伴って登った「権現堂山でした。
マックスは先頭を切り、先に登ってはまた戻って来る事の繰り返しで私たちの倍は歩いていました。

 でも、この登山の後大事件が勃発。
マックスは「レプトスビラ」と言う法定伝染病に指定されている病気の病原菌を拾ってしまったのです。

 それから半年近くも生死の狭間をさまよう事になります。
獣医さえ見放すような重態から回復させたのは、スベルべママと長女の献身的な手当て。

 マックスの前の飼い犬「チロ」を事故で亡くしていたスベルべは悲嘆に明け暮れ、
ただ、おろおろとし、そして夜は居間でマックスと共に寝て泣いていたものでした。



 話しは前後しますが、これはその前の年の10月の「唐松山」登山。
14年前の若き日のスベルべと一歳半の若き日のマックスです。互いに若かったなー。



 紅葉に混じって、赤い実が点々と見えますがそれは「ナナカマド」です。
その真っ赤な実をレジ袋いっぱいに採って持ち帰り「ナナカマド焼酎」を作った記憶も有ります。

 さて、先を行く登山者はその健脚に驚かされた人で、「権現堂山」から縦走してきたと言い先を急いでいました。
そして、その後にスベルべママを従えてリーダーのように歩くマックスの姿が見えます。

 スベルべのマックスに対する躾けも有ったのでしょうが、リーダーのような気質で何時も先を歩いていました。
実は、写真は見つからないのですが、この前年には生後8カ月余りで、「浅草岳」にも登っていたマックスです。

 あの、「レプトスビラ」事件さえ無かったらもっと一緒に山に登っていた事でしょう。
でも、病気から奇跡の回復を遂げてからも、新潟、山形県境の「日本国」などにも一緒に登っています。

 あのころの一つの夢として、夫婦でマックスを伴いテント泊で山の縦走と言うのが有りました。
残念ながら、夢は果たせないままに、マックスも飼い主も年老いてしまったと言う訳です。
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マックス若かった日々

2014-11-20 04:26:08 | マックス

 天候が悪くて最近シャッターチャンスに恵まれません。
マックスの過去映像をご覧いただきます。マックスが山の斜面で石を探す光景です。


 これは石をゲットして枯れ木の下を匍匐前進のマックスです。


 そして、山の上の畑までマックスが運び上げた石の数々。


 中にはこんなに大きな石も有り、マックスの苦闘の痕跡、歯か爪の跡が残っている。


 夏は水路で腹ばいになって水浴。


 冬は雪を掻きわけて突進。


 さつま芋を一生懸命に掘ったり・・・・。


 雷鳴に驚いて、下駄箱に隠れたり・・・・。


 スベルべママが在職中は助手席はマックスの専用席。
「オーイ、トーちゃんまだかー」なんて言っているようです。

 こんな日々を15年余り過ごしてきたマックスです。
先程は散歩を催促され、真っ暗やみの中をしばらく歩いて帰って来たところです。
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お休みマックス

2014-11-18 05:43:55 | マックス

 もう、十日も前の事になろうか。
夜中に地下でいつもと違うマックスの切ないような鳴き声に目覚め、家に抱きかかえて運んだ。

 取りあえず、ホールに古毛布を敷いて臨時のベッドとして寝せる事に。
でも、落ち着かない様子で、その後起き出して滑るフローリングでガリガリと言う爪音で歩き回り困った。


 そこで、夫婦で相談し大きな段ボール製の特製ベッドを作ってあげる事になった。
段ボールの下と、ベッドの中に古毛布を敷いて出来上がり。


 丁度良いサイズと言うスベルべと小さすぎると言うスベルべママは軽い言い争いの末に作り上げた。
スベルべの意見を通したサイズは、マックスにぴったりで落ち着けそう。


 中越地震の際は、5歳と若かったけれどもその頃も今のように内玄関で寝ていたものでした。
地震の直撃を受けて開いた玄関戸から自主避難したマックスはしばらくして、
村の中で顔見知りのお母さんのそばで不安そうにしている所を見つけて保護したのだった。


 その後は自身の後遺症で、風の音にもおびえるようになりしばらく内玄関暮らしが続いた。
しかし、7、8歳頃に突然内玄関には入りたがらなくなり、表の犬小屋で夜も過ごす事になった。

 娘達には「夫婦喧嘩の声に飽き飽きしたんじゃないの」なんて皮肉られたがマックスの真意は分からない。
そして、今再び久しぶりの夜間の内玄関暮らしが始まったと言う事です。

 今も、御叱呼をもようしたのか、軽く声を上げ始めたのでアップを中断して15分ほど散歩をしてきました。
さて、私たちも朝食を摂り、浦佐のホテルに行くと言うサラダの材料調達にマックスを伴って山の畑に行きます。

 越後三山は真っ白に雪化粧し、千メートル級の権現堂もかなり下まで白くなっています。
マックスにもスベルべ夫婦にも厳しい降雪の時期はすぐそばまで迫って来ています。
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マックスのさつま芋点検?

2014-11-13 04:23:26 | マックス

 今年最後のさつま芋掘りを終えたら、マックスが向こうから確認するかのようにやって来る。
珍しく好天に恵まれた秋のお昼前の時間帯です。


 さつま芋を掘り終えたばかりの柔らかな土の上を歩きます。


 ん?中々の出来具合じゃないか。なんてね。


 でも、困るのはこの点検係は最近さつま芋を踏むことなど意に介さぬ事。


 脚力も衰え、身体を左右にゆらゆらとさせながら歩くのです。


 おやお今度はさつま芋をベッド代わりに寝ちゃいましたよ。


 マックスの寝姿を写そうと前に回ると顔を上げます。
寝ていたのでは無くて、何か考え事でもしていたのでしょうか。

 マックスの下顎は柔らかな土がべっとりと付いていました。
畑生まれの畑育ちのようなマックスは、畑の土のベッドがもっとも気分が良さそう。

 こんなマックスとさつま芋の光景も来年は見られないかも知れない。
先程も「トーちゃん、マックスの音が聞こえる」とスベルべママに声を掛けられ目覚めた。

 でも、そっと起き出して内玄関の段ボールハウスを見ると静かに寝ている。
寝がえりを打っただけのことだったようですね。
もうすぐ夜が明けます。明るくなったら一番にマックスと表を歩きましょう。

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マックスのおやつ

2014-11-11 05:43:13 | マックス

 昔から、マックスにおやつは上げていたけれども、それはシンプルなものだった。
最近は、食欲を見せない時など目先を変えて色々な種類を食べさせて見ている。


 犬が視覚に拠って食欲を刺激されるとも思わない。犬って色もうだとも言われているではないですか。
でも、本当に飼い主が食べて見たくなるような色使いですよね。


 鶏のささ身を使い、しかもニンジン、ホウレンソウ入りなんて書いてある。
これをマックスからくすねて、ビールのつまみになんて良いかも(大笑)。


 マックスの好きな「蒸しササミ」何だけれども、これなんて結構なお値段。
原材料の産地は外国、主として中国あたりらしいですけれどもね。


 この「細切りササミ」なんてチーズ入りですからね。


 こんな既製品、以前は使わなかったけれどもスベルべが煮た餌に少し混ぜて食べさせたり。
人間の病人と同様で、少し目先を変えると食べたりするのです。


 昔は、朝夕の食事をしっかりのと食べ、間食は少なかった。
でも、今は一度に食べる食事の量が減り、途中で補完しないとお腹が空いた様子を見せる。

 こんなおやつを食べさせるなんて、親馬鹿そのものだと思うけれどもペットを飼うものの心理。
その心理を突いた商戦にスベルべが上手く乗せられているって事でしょう。

 さて、マックスの主食が減ったのでそろそろ煮て上げましょう。
たっぷり我が家産の芋類や野菜に鶏の胸肉レバーを混ぜて煮るのですが。
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