goo blog サービス終了のお知らせ 

畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

ゼンマイと独活の畑を見ながら

2025-02-02 05:12:16 | 自然
 大沢川沿いに下ると、古い農道にかかる橋に差し掛かります。
何年か前の水害時に分かったことですが、これは国交省、県には登録されていないという。
 そんな、存在の橋は「勝手橋」と呼ぶそうだが、法にうるさい役所が見逃したとも思えない。
建設当時は、何らかの交渉、例えば土地買収などと絡んで許可したのではないかと思う。

 つまり、水害や老朽化の理由で壊れた場合、許可も予算もつかないという事。
そんな、理屈はともかくとして橋の無い川なんて困ります。と、動物たちも渡っていました。

 水面も両岸も、枯草で覆われている。そして、動物たちの足跡も見える。
昔、多く発生水害のために拡幅工事が行われ、豊富だった魚も減ってしまった。
 線路越しに山を見ると、底雪崩が発生し沢筋がくっきりと見える。
通称「岩根」と呼ばれる一帯で、遠い昔から冬は土を伴って雪崩になるのです。
 登ると、垂直に近いほどに見える急斜面。スベルベは前はここを登っていました。
ゼンマイや独活が出る場所ですが、その斜度のために転落し、入院する羽目になった人も多い。

 橋を渡り左岸に移っても、動物たちの足跡以外は誰の足跡も無い。
人の踏み跡の無い雪原を歩くなんてなんだかうれしい。こうして、1時間半の散歩は終わります。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雪景色を独占する

2025-02-01 04:54:17 | 自然
 10年に一度クラスの大雪の予報も今のところは外れ状態。
雪が少ないのは有難いけれども、普通に降った方が山菜採りには良いのですが。
手前にはスベルベのスキーの跡。向こうの家々は我が家を含む駅前通りです。

 魚野川の堤防上に出ました。誰かさんのスノーシューで歩いた跡があるだけ。
山の上の木沢集落は雲の中。いつも風景写真を撮りに行く牛ヶ首展望台は、その左側です。

 ずっと続いていた、キツネの足跡は魚野川の岸辺まで続く。
きっと、岸辺で眠るカモなどの水鳥が目標なのでしょうね。魚もひょっとしたら捕まえられるし。

 堤防から下りる農道の斜面を使って滑り降りる。
魚野川の支流の大沢川に沿って下ります。もう少し下流に入ったら橋がありますから。

 大沢川の支流にも、動物の足跡は無数に見えます。
山は不思議な地形で、手前の尾根は我が家の山の畑からの続き。
 尾根は向こう側の山との間に深い谷を形成していて、中間には滝がいくつもあります。
谷の両側は斜度がきつくて、壁のよう。ゼンマイがたくさん出るが近づく人は少ない。
           (続く)
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スキーを履いて魚野川へ

2025-01-31 04:18:05 | 自然
 何回もノルディックスキーで広域農道の上を山方面に歩いた。
この日は、川方面、魚野川を目指します。30mほど歩き国道を横断してスキーを履きます。

 農道の橋の上から下流方を眺めます。スベルベに気づいたカモが飛び立つ。12月の狩猟解禁で姿を見せなくなっていたのでしたが。猟師がいなくなったら戻っていました。

 こんな風に、自分の影が雪面に写る珍しく晴れた日です。
雪は柔らかくて、少しスキー板が沈むくらい。歩くには最適の条件です。

 かなり前に買い求めたノルディックスキー板。
スベルベ夫婦は一時期、冬の散歩と言えばスキーを履いて出かけていました。

 雪面に真っすぐついた動物の足跡。特徴的な直線はキツネでしょう。
餌を求めて、山から下り、線路を越え国道を越えての命がけの行動ですね。
         (続く)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ステップターンすりゃ~♪

2025-01-22 05:29:58 | 自然
 またもノルディックスキーを履いて散歩に出ました。
新雪が降った直後で、空は青空ですが杉の木の枝には雪が残っています。

 気温の上昇により、杉の木は上から着雪が落ちて雪崩状態。
次々と落ちるのだが、なかなかカメラで捉え切れない。ようやく捕まえた一枚です。

 ここは、私が踏切を渡ってくる道と、広域農道の合流点。
山際から地下水が滲み出る場所で、雪は常に解けてアスファルト舗装が出ています。

 このコースに散歩に来るのは、動物の足跡を見るためでもある。
今冬初めて見る足跡。右は道路側溝ですが、このややジクザクな足跡ははて?

 先日、イノシシの引き上げを手伝った際に見た足跡とも違う。
歩いてから時間が経過していて、明確な足跡は見えないが、何の足跡でしょうか。
            (続く)
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

イノシシが五頭獲れた(その3終わり)

2025-01-17 05:46:20 | 自然
 軽トラに積む準備のために、獲物5頭を並べました。
手前の巨大な雄は150kg超。最も奥の小さなものでも30㎏は有るのかな。

 この地域での伝説にもなるでしょう。こんな雪国で5頭も獲れたなんて。
スベルベが射止めた訳でも無いけれど、作業の一端を担ったという事で記念撮影です。

 こんなに大きなイノシシを4人いるるとはいえ、手で持ち上げられるものではない。
考えて、除雪車の作業終点まで軽トラをバックさせて、獲物は雪の上を滑らせて荷台に。

 なお、射止めた腕利きの猟師さんは地元出身でも今は長岡暮らし。
小一時間もかかる道のりを、彼はどんな気持ちで運転して帰ったのでしょうか。

 現場で活躍したスベルベのスノーシューです。
下部には大きな爪が着いていて、スリップせずに力いっぱいイノシシを引けたのでした。
 昨日は所用で関東に向かい、川端康成の小説の反対でトンネルを抜けて青空にビックリ。
そんな、中で私に手伝いを依頼してきた友人から着信。「イノシシの肉が届いた」なんて。
帰宅途中の夕方に、彼の家に預けられていた沢山の猪肉をいただいて帰り、さっそく味見でした。
            (イノシシの話し終わり)
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする