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畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

そこそこ過酷な北海道ツァー(その14)

2024-07-12 04:22:00 | 旅行
 スコトン岬も名前の由来は分かりません。
北海道の地名は、アイヌ語に由来するものが多くて説明なしでは想像もつかない。

 旅に出る何週間か前に、トドを撃つ漁師の話が放映された。
波の高い海上で小さな船に乗り、揺れる船上から苦しませることなく一発で仕留める腕利きの話でした。

 その中でも話はありましたが、今のように大型船の往来が無かった昔は、
仕留めたトドの肉が御馳走で、一頭で多くの家庭の食卓を賄っていたようでした。

 そんな、放映の内容が思い出される岩場です。
ウミウやウミネコたちの営巣地にもなっているようにも見えました。

 トド撃ち猟師の話は、その前に島を襲った野生動物たちのエキノコックスの話から。
野生動物、キタキツネなどに発症するエキノコックスが島中に蔓延し、ペットの犬猫まで、
処分せざるを得なかった悲しい過去もあったようです。そんな話はガイドさんはしませんでしたが。
              (続く)
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そこそこ過酷な北海道ツァー(その13)

2024-07-11 08:13:25 | 旅行
 話は前後しますが、バスの車内で配られた、礼文島のパンフレット。
花の図鑑的な感じもあります。別名を花の浮島とも呼ばれる所以の内容です。

 礼文島の全体図です。こんな風に南北に長い、でも小さな島なんですね。
信号機も一カ所あったが、子供たちへの訓練用だとか。島外に出た際のためですね。

 その小さな礼文島の中でも最も最北に位置するのが、スコトン岬。
岬まで歩く道が、江戸屋山道と名付けられていますが、名前の所以は不明です。


 江戸屋山道を歩いて花を探訪する私たちを置いて先回りしたバス。
同じコースのツァーが二組で、いずれもバスの定員ピッタリの団体二組ですね。

 北国を象徴するハマナスの花。なんだか色濃く見えます。

 エゾカンゾウを海岸を背景にして撮影。

 海岸線には、番屋らしき建物の姿も。

 スコトン岬の立て看板です。

 礼文島の最北端のトイレってことですね。
いつもトイレタイムで思ったのは、女性の数が多いこと。参加者数はほぼ男女同じなんですけれどもね。
              (続く)
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そこそこ過酷な北海道ツァー(その12)江戸屋山道

2024-07-09 16:58:45 | 旅行
 エゾカンゾウとオオハナウドが混在しています。

 海にはトドがいたり、アザラシも姿が見られるとも。
空にはカモメと、ウミネコも見えますがヒグマなどの大型動物はいない。

 驚くような大きな姿は、オオハナウドの大きなつぼみです。

 うーん、残念ながら名前はしかとは分かりません。

 丘の頂上には何かのアンテナが立っている。
島の中央部には、標高490mの礼文岳があります。登ってみたいなー。

 霧雨のようなかすかな雨が降ったり止んだりの気候です。
添乗員は「傘は差しても良いですが、きっとすぐ壊れて役に立ちません」と。
 用心深い人は、雨衣の上下を着用していましたが、他はパーカーのみが多い。
スベルベ夫婦も、稚内港を出港する朝には、タイツを着用して防寒対策をしていました。
             (続く)
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そこそこ過酷な北海道ツァー(その11)礼文島散策

2024-07-09 05:32:24 | 旅行
 トド島展望台の観光案内看板です。
先日、テレビで放映されていましたが、冬にはトドが繁殖のために大挙南下してくるらしい。

 これは、なんという植物、花なのでしょうか。
頂いた礼文島花図鑑で見ても見つからない。シモツケ草に似ていますが・・・。

 この紫の花の名前も分からない。
図鑑から見て、紫色の花はチシマフウロかなー。専門家に解説してもらいたい。

 これはエゾカンゾウですね。
同じと思われる花が、佐渡島でも群生していて、こちらはトビシマカンゾウと呼ばれています。

 この道端の踏まれるようなところにあった、多肉植物のような植物。
これは、レブンイワレンゲで、やがて中心部から花のような形が伸び来るはずです。
              (続く)
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そこそこ過酷な北海道ツァー(その10)花の浮島

2024-07-08 14:08:42 | 旅行
 島のあちらこちら、崩れている部分を除いたら花は場所を選ばず咲いている。
島の最北端「スコトン岬」まで、続く山道の名前は「江戸屋山道」です。謂れは聞かなかったけれども、舗装道路です。

 この樹木が一本もない斜面が冬の季節風の激しさを偲ばせます。
今回の旅は、バスガイドが付きましたが、皆さんさすがと思わせるお話し。

 多く見られた、オオハナウドです。
似たような植物、花が北海道本島でも多く見られたが、そちらはエゾニューと呼んだようでした。

 これは、ウツボグサかレブンソウか。
紫色の花も多くて、頂いた礼文島花図鑑を見ただけでは判断しかねました。

 チシマフウロかレブンハナシノブか。
とにかく植物の種類、花の種類が多くてにわか仕込みでは中々分からない。
           (続く)

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