喜劇な日々

名古屋の劇作家、鹿目由紀のほんの少しだけ喜劇的な毎日を、綴ります。

第二の故郷を想う

2008-12-15 03:58:37 | 芝居のこと
長かった東京ライフも明日で終わる。シアターアプル版『蒲団生活者』は、まだまだ色んな課題をはらみつつも、シアターグリーンに向けての希望に繋がった作品だった。優勝は北海道の劇団イナダ組さんでした。おめでとうございました!主宰のイナダさんとは一昨日あおきりメンバーともども深夜まで語り、非常に貴重な語らいが出来て嬉しかった。札幌に行ってみたくなりました。写真はイナダさんと私。少し酔っ払い。またお世話になったアミューズの皆様、舞台監督の津田さん、スタッフの皆様とも飲んで語り合う事が出来た。皆様から『蒲団生活者』に対して光栄な賛辞を頂き、ホントありがたい限りだった。これからの糧にして行きたいです。止まるのは簡単、ただ進むのも簡単、けれどきちんと進むのは難しい。グリーンでグリーンならではの濃厚『蒲団生活者』をお楽しみに。今日というか昨日は、劇場を出てダッシュで紀伊國屋ホール。新人戯曲賞の公開審査会を観てみる。今年大変お世話になった鴻上尚史さんが審査員だったのもあり、ぜひ観てみたかった。どこから入るんだとあわわあわわしてたら、入口で鴻上さんに遭遇。あわわしてたのが恥ずかしい。審査のはじまり。候補作品は読んでいなかったが感じていた事を後押しする意見があったりして、心に響いた。その後、劇作家協会の忘年会に顔を出す。別役実さんとお話できたのが、このうえない幸せでした。不条理の在り方で疑問に思っていた事を聞いてみる。目から鱗のお言葉が聞けて、マジ死んでも良いと思いました。いや死んじゃダメだ。その後ダッシュで帰り『信号の虫』に想いを巡らす。劇団員は無事に帰れたようで良かった。私も早く名古屋に帰り名古屋の空気を吸い、ニシキオリさんや会うべき人に会いたい。どうやら私、名古屋を愛してます。ところで私が書いた中学生日記、再放送が今週土曜日にやります。ぜひ観てくださいませ。

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