Yoshikoの『リビング』へようこそ

16年間脳梗塞後遺症の夫と101日間世界一周クルーズをした。その記録を「リビングを船に乗せて」として著す。

歯の集中治療

2011-12-16 | 日記
 新しい歯医者さんにかかってそろそろ1年になろうとしている。
歯のほとんどをメンテナンス。
なかなか時間がかかる、

「暮になって集中治療に入ります、6回分予約を取ります」と言われ
びっくりしたが、今日さらに3日ふやし、年末までほとんど毎日
治療に通うことになった。

きれいな歯医者さんで250歩で行かれる近いところなので助かる。

今までのようにいちいち車で駐車場に停めて・・・となると交通渋滞で
遅れたり、いろいろ面倒であった。

歯の根の治療だそうだ。
レントゲンで歯の悪い部分は目の前に映し出されている。
たぶん細い細い針をその根の管にいれて掃除をしているらしい。

とにかく目をつぶっているので何が行われているのかわからない。
想像では先生はおでこに”ライト”をつけておられ、まず鏡を口の中に差し込み
針がうまく穴に入ったとなると手でグルグルとその針を回す。
針の太さを変えるのか何回も何回もそれが続く。
昨日は指で勘定をしていた、何と52回も針を変えていた。
24回目と38回目が神経に当たったのか痛かった。

一人の患者のために仕事とはいえ頭の下がる細かい忍耐のいる作業である。
今まで何人かの歯医者さんに出会っていてそれが当たり前と思っていたが
こんなに丁寧な歯医者さんにあったことはない。
時間もぴったり30分で終わる。
最後に「temporary]と助手の人に合図すると「あ~終わりだな」と
ホッとするが治療が終わって「ありがとうございました」とお礼を言おうと
するときは先生の姿はもう隣のブースに消えている。

大学の集中講義、塾の冬季講習など集中はあるが歯の集中治療もあるのだ。