Yoshikoの『リビング』へようこそ

16年間脳梗塞後遺症の夫と101日間世界一周クルーズをした。その記録を「リビングを船に乗せて」として著す。

薪で焚くお風呂

2011-12-12 | 日記
私は温泉が大好きだが、まだ友人とわざわざ温泉に行った・・・という
事がない。せわしく、忙しく過ごしているせいか、まだ生活に余裕がないと
いうお恥ずかしい話である。

友人も忙しい人が多く、まだいろいろなことに現役の人が多いので
いわゆる「温泉に行こう!」ということにならない。

お風呂が好きなのだが私のお風呂はカラスの行水で長風呂になって
汗をかき始めるとあわてて出てしまう。
サウナに入るようにそれからがデトックスでいいのだと聞きながら
心臓が苦しくなるような気分である。

そんな私でも今までお湯につかっていて
「あ~至福の時・・・。お風呂から出たくない・・・」と
思ったことが過去何回かある。’数えられるほど少しだが・・。

その中の一つ。
先日の「湖畔の宿」。
近頃珍しい薪で焚くお風呂に入れていただいた。
外は枯れ葉の上に雪が残っている寒さ。


M子さんがお風呂を焚いてくれる。
「うちは薪で焚くのが好きなのよ」
懐かしいお風呂焚きだ。

そのお風呂に恐縮して入った。
始め熱かったので水を入れすぎたかな?と思っていたのだが
しばらくするとじわじわ~っと水面から熱いお湯が湧いてくる。

そうそう、こういうお風呂は上から熱くなるんだった。
よく「お風呂沸きましたよ~」と言ってお父さんがお風呂に入ると
熱いのは上だけで水風呂だった・・・なんて言う漫画がサザエさんに
あったような?

水戸黄門の由美かおるの入浴シーンのようにはいかないが、湖畔の宿での
じわじわ温まるお風呂を我が家の風呂に入りながら懐かしく思っている。