王の息子として生まれ、その跡を継ぐ者とされていたアーサー(チャーリー・ハナム)。だが、暴君ヴォーティガン(ジュード・ロウ)
によって父と母を殺され、スラム街へと追いやられてしまう。過酷な環境の中、アーサーは生き抜く知恵を身に付け、肉体を鍛える。
やがて、無双の力をもたらすとされる聖剣エクスカリバーを手にする。仲間たちと共に圧政を敷くヴォーティガンを倒し、王座に就こう
とするアーサー
日本においても、ドラマやアニメでその設定やモチーフを使用流用されてる『アーサー王とエクスカリバー』ですね
回想シーンを使って意図的に展開が前後したり、その間に主人公の想像とかが組み込まれてくるので、解りずらい? 考えながら
観なければ訳が分からなくなってしまいますが、これが非常に面白い。
アクションシーンは全体からすると、特にアーサーがエクスカリバーを操るシーンは少な目です。後半エクスカリバーの戦闘能力が
爆発すところはまさに爽快ですね。戦いの中で主人公が過去と葛藤しながら成長する過程を映像表現で表したのは良いですね~
この演出とか雰囲気どっかで見たことあると思ったら、シャーロック・ホームズのガイ・リッチーなんですね!まさにガイ・リッチー
節炸裂といったとこでしょうか?衣装も微妙に現代的要素を取り入れておしゃれでした、魔術で巨大化した像や、大切なものを対価に
力を授ける謎の触手の化け物(その後犠牲者を取り込んで増殖する。)は漫画ベルセルクか?全体的に少し古さを感じますが、だけど
新しい・・・そんな雰囲気の映画です。ただ、だれもが楽しめるかと言われれば少し自信がありません・・・
主人公がスラムで育って強くなる描写をもう少しユックリ観たかったのと、大人になったアーサーが少しおじさんだったので、
もう少し若い俳優だったらな~と・・・・ 全6部作との話でしたが? 本当に続くのでしょうか? ☆☆☆