留学先のベルギーで恋に破れ、祖国インドのテレビ局に勤務するジャグー(アヌシュカ・シャルマ)は、ある日黄色いヘルメットをかぶって
大きなラジカセを持ち、さまざまな宗教の飾りを身に着け、チラシを配布する男(アーミル・カーン)と出会う。PKというその男は神様を
探しているらしく、興味を持ったジャグーは彼を取材する。しかし、PKが語る話は途方もない内容でした。
あらすじを見た時に「宗教」と書かれていたので・・・もしかして重いのかな~?と、思っていたのですが・・・え?主人公『宇宙人』?
惑星調査のため地球にやってきた宇宙人後にPK(あくまであだ名「酔っ払いと言う意味」)。彼は裸で、地球語を知らないから言葉を喋れ
ない。その大きな目と、耳がイメージとした「E.T」PKは生まれたば特徴的そして、とても純粋無垢な存在。遊女との出会いで言葉を覚えた
彼は新しい解釈でもって、地球における宗教に疑問を投じる。今作の悪は「ニセ宗教の教祖」。とても合理的な意見で、教祖の言う神の
お告げの矛盾を鋭くつく!このあたりの「先生、ナンデー」と、賢い小学生さながらの論破会話劇は思わず納得!しかし、PKは「人生に
ムダなもの」合理的とは言えない「愛」を知ってしまう。ここからは怒涛の展開。切ないラブロマンスであり、不条理な事故・事件から
「神はいないのか」と人間を、PKを見捨てた神を恨む。神を信じても意味がないのか。それでも、この映画は「信仰にも意味がある」と
言う。「間違い電話」という言葉遊びが二転三転し、1人の女性にとって大事な男性は、まるで神を信じるように、その電話を待ち続けて
報われる・・・・まばたきを覚え、地球人になったかのようなPK。彼の唯一ついた嘘が「愛」の為だと気付き、又も涙腺が緩んでしまう
ここでしんみりなり過ぎずに、楽しく劇場から返してくれるのも最高。映画の優しさに包まれた。
久しぶりに本当に感動する映画に出会えました
愛&宗教&スペース宇宙&インド特有
のミュージカル 全てがぎっしり詰め込んで2時間33分 アッと言うまでした DVDでたら買ってしまうでしょうね~
映画って本当に良い物ですね ☆☆☆☆☆