先日、木曽に行った際是非寄って見たかったお蕎麦屋さんがありまして、以前伺った時はお休みだったので
幻の蕎麦 極粗挽き寒ざらし熟成蕎麦 『時香忘(じこぼう)』さんです 今回は営業して居るとブロ友の
fukurou様から伺っていたので安心して行ったのですが・・・そんなに甘くなかった!
駐車場に車を駐めて店内方向へ向かうには木製のアプローチを歩いて行きます
アプローチはウッドデッキのような通路で、森の中を歩いて進みます。2度角を曲がるとお店に到着します。
店内に入ると、ウェイティングの方々の席にギャラリーのようなスペースも。
奥に見える客席の向こうには大きな窓の外にウッドデッキに森が広がっています。
私が伺ったのは12時半位・・・名前を記し順番待ちですが・・結構お忙しい様で一時間程待ちました
天井が高く
窓が大きく、明るく陽の光が差し込むように作られています
デッキの窓際には木製の椅子を台にして、お皿にひまわりの種やエサが置いてあり
野鳥がエサを食べに来ます。小さな可愛い鳥たちがエサを食べにやって来ます(名前は?)
窓越し・網戸越しなので画像は余り良くありませんがご勘弁を(笑)
既に「もり蕎麦」「おろし蕎麦」「そばがき」のみになっているとの事なので 蕎麦がきともり蕎麦を・・
へ~「丸」に取って出て来るんだ~ 塩は「ヒマラヤ岩塩」 食す・・・あっ!香りが良い滑らかだし
お塩で頂くのも良いが私は一寸・・普段、山葵は使わないのですが生の山葵がついて来ているので
スリスリ・・・下しもちゃんと『鮫皮』の物・・・ん~香りが良い!でわさびと失礼して蕎麦汁で頂く
程なく、もり蕎麦登場 色の黒い田舎そば・・・こしが強い!流石「オヤマボクチ」だな・・・
以前は諏訪にもオヤマボクチを使った飯山の方経営されていたお店があったのだが体調不良で閉めたので
飯山に行った際のお蕎麦は・・と決めているのだが おっと~話がそれた
石臼で極粗挽きの全粒粉に挽き、十割蕎麦ながら、食感が少し独特で滑らかな蕎麦 香りはすこぶるたかい
待っている間に読んでいた案内によると数日間「熟成」させていると言う・・普通、お蕎麦はその日限り
俗にいう「風邪をひく」と言い、翌日にはブツブツに切れてしまう物だが これをこちらは「寒ざらし」と
茅野市の蕎麦店で冬に蕎麦の実を寒中の水に漬ける蕎麦を「寒ざらし蕎麦」と言うが似て非なる物らしい
しかし、この蕎麦は初めてのこしの強さと香り・喉越しでした。蕎麦汁はこの蕎麦の香りを邪魔しない
位の少し薄めの蕎麦汁 最後に出された蕎麦湯はおしゃれな陶器に入り、どろっとした濃厚な蕎麦湯。
こだわりの蕎麦
は手間暇を惜しまずに材料にこだわり、気持ちのこもった蕎麦はとても美味しく頂きました
時香忘 (じこぼう) 長野県木曽郡木曽町芝原8990 定休日 毎月20日前後に翌月・翌々月の
お休みを決められるそうです
お電話でお問い合わせを
TEL 0264-27-6428 FAX 0264-27-6429
営業時間 11:00~PM3:00
蕎麦が終わり次第終了します
限定蕎麦の「夜明け蕎麦」が是非食べて見たいが中々時間が合いそうに無いぞ?
追記です 2021年一月最終日の日曜日 大滝村まで来たのでお昼はこちらでと伺いました
雪だるまがお出迎え
薪の暖炉が暖かい
今回は「烏賊すみそば」を 極粗挽き寒ざらし蕎麦にイカ墨で合えたお蕎麦です
お蕎麦に味は付いているので「そばつゆ」等はありません山葵と辛味大根であえて頂きます
あえて頂いてみると・・・辛み大根は諏訪や須坂の辛味大根よりは辛くはありませんね
烏賊の生臭さは塩辛が入って居る事で押さえられて居る感じですかね? 個人的には・・・
一寸、冒険しすぎかな?と思えました。お蕎麦が美味しいだけに少し勿体ないかな?