相原言の『日々是好日』

日々の生活での出来事や鉄道模型工作、写真撮影等を日記と備忘録を兼ねて綴っていきたいと思います。

窓枠取付&枠作り

2014年03月23日 23時44分44秒 | 鉄道模型:キハユニ15
三連休の最終日。
買い物やお散歩を除いて工作を続けます。

今日は、今回の技術課題である「枠式」の工作を行いました。
「枠式」とは、アングルの代わりに平板の内側をくり抜いた「枠」を作成し床板取付部材とする工法で、こちらの方からご承認を頂き使用させて頂きました。

genta-nozz様(でいいのかな)曰く「枠式にすると車体剛性が上がり、車幅が決まり、側板の波打ちもないので平滑感が得られる」とあり、今回のヘロヘロキットには、着手前から「これしかない」と思っておりました。

まず、枠幅を決めます。
実車は2603mmとありますので模型寸法32.5mmとします。
車体板厚が0.4mm、扉類板厚が0.4mmでしたので、最も幅の狭い箇所で30.9mmとなりました。
これから枠板にはエコーモデルさんの床板用真鍮板No.972:1.0mm厚×31mm幅を使用しました。
扉以外の部分には、1.0mm幅/t=0.4mmの真鍮帯板を枠板の側面に半田付けし、扉部分と車体が平面になるようにします。
この時点で床板取付用ネジのネジ加工(M2のネジ切り)も済ませておきます。


次に板端から約4mmを残し、内部を糸鋸で切り落とします。
この作業に大分時間が掛り、途中で鋸歯2本が消えていきました。
出来も恥ずかしい出来ですが、この状態でやすりで仕上げると肝心の枠が歪みそうなのでそのまま使います。

しかしgenta-nozz様のブログを拝見すると、途中の休み穴なしで一発で抜かれているようで、genta-nozz様の素晴らしい技術に感嘆し、反面、自分の技術の未熟さにまだまだ修行が足りないと思っております。

続けて、枠の取付位置を決めます。アングル高さと同じ位置で良いと思います。
実車の車高が3550mmですので、模型寸法44.6mmとします。
キットのアングル取り付け位置は車体裾から3mmとなっています。
大体3.0mmの場所に枠を嵌め込んで、床板を乗せて屋根高さを測ると・・・・

大体44.5mmでほぼ合っているようですので、裾下から3.0mmで枠を固定することにします。
ちなみに床板は1.0mmでした。
床下機器の取付面が車体裾から2mm奥(内側)となりますので、床下機器取付板を使用した方が良いかもしれません。

枠の取付前に車体の窓枠を取り付けます。
使用したパーツはコモン・ワークスの8070-B「キハユニ155~15用窓枠」を使用しました。

このパーツも繊細で、切り残しをやすりで仕上げる際に、注意しないと上枠を曲げてしまいます。
きれいな新品のキットには良いですが、ヘロヘロのこのキットには勿体ない部品でした。

さて、次回は枠の取付という大仕事です。
これが終われば、楽しいディテール工作に入れるのですが、今週が多忙で全く時間がとれません。
枠付けは週末のお楽しみとなりそうです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

妻板修正

2014年03月22日 23時40分51秒 | 鉄道模型:キハユニ15
前回に記載したとおり、キハ18用の妻板を使用したら「寸足らず」になってしまいました。

いつもキット作っていると、こういう大失敗をするんですよね。
前回のEF65-1000の時も、キサゲが車内から貫通扉を直撃して、直角に折れ曲がったし。

流石に、もう、付け直す勇気と根性はありません。
で、何とかごまかすことにしました。
窓位置及び高さはどうしようもありません。あっさりあきらめます。
貫通路の高さも違いますが、そもそもキットについていた妻板が実車に正確かという疑問もあり、これらは全てあきらめました。

問題は妻板裾部の延長です。
これをしないと床板が、妻板から出てしまいます。

まず、幅1.5mm、t=0.4mmの帯板を妻板に合うように削って。

職人(?)の手仕上げです。
ちょっと削っては合いをみて、またちょっと削るの繰り返し。
ぴったり合えば、半田付けします。

裏側から背当てを入れます。本当は貫通扉と一緒のt=0.4mmにしたかったのですが、手持ちが無いのでt=0.5mmの真鍮板を使います。

裏側からたっぷりの半田で固定します。
今回のキットは「たっぷり盛ってある半田を剝して、再度、たっぷり半田を盛る」という、何とも非効率的な工作が続きます。

この後、妻板表面にも半田を盛って、ガシガシ・・・いやいや丁寧に半田を削り、こんな状態に。

貫通扉の下は、幌枠で隠れるので問題ありません(言い訳&面倒くさい)。


ちなみに「幅1.5mm、t=0.4mmの帯板」は手持ちが無かったので千葉のKSモデルさんに駆込みました。
店内の帯板コーナーを見ると「幅1.5mm、t=0.4mmの帯板」だけ、掛っていません。
「品切れ?事前に在庫を確認したのに」と思い店主さんに聞くと「2個しかなったので、取り置きしておきました」とのこと。
うれしいですね。
商品知識も豊富で、いろいろな質問にお答えいただきました。
こうした量販店では期待できないサービスを提供していただける模型屋さんは本当にありがたいです。
こういうお店を応援したいと思います(ごめんなさい、最近買っていませんが<(_ _)>)。

明日は窓枠の貼り付けと床板固定材の取り付けです。
これが終わればいよいよ車体のディテール工作です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

やっちまった!

2014年03月21日 23時16分22秒 | 鉄道模型:キハユニ15
三連休初日。
今日は午後から模型三昧。

アングル取り付け位置を確認していると、妻板の下端の位置がなんか変。

!?

寸法が足りない?

恐る恐る、キットについていた妻板を重ねてみると・・・・・・

ぎゃ--------ッ!



合ってないじゃないの!
もっと早く確認しろよ--->自分。

窓高さ、貫通通路高さ、車体下端の全てが足りてません。


良い子の皆さんは、違う車両のパーツを使用するときは、ちゃんとお店の人に聞きましょうねぇ。

でも、この段階で気がついてよかった(ポジティブシンキング)。

どうしましょうかねぇ~。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

車内半田処理他

2014年03月17日 23時13分54秒 | 鉄道模型:キハユニ15
週末に前面取付という大仕事(?)をしたので、今日はノンビリ(いつものんびり)、半田付けが無い工作です。

この後の工作の進め方を考えながら、車体内側の半田を処理します。

今回は、要所要所で半田をたっぷり流しているので、キサゲ作業が大変です。
しかも、いろいろ考えながらの作業ですので、ちっとも捗りません。

気分を変えて、埋まってしまった手摺穴を開けてます。
こちらも0.4mmでいくか、0.5mmか、悩ましいところです。

今日のところは0.4mmで開けています。

そろそろキハユも着手しないと間に合わなくなりそうです。
キハユニ15は月内に上回り完成に持ち込みたいです。

がんばりましょう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

キハユニ15前面取付

2014年03月16日 19時18分33秒 | 鉄道模型:キハユニ15
午後から、久しぶりに工作をします。

まず前面ですが、テールライトの位置が左右で異なっていたので、調整ました。

右側、もう少し下だったかな。
ま、気にしない気にしない。

次にヘロヘロの乗務員室扉は、コモン・ワークスの8069-G「キハユニ15用乗務員用開戸b」を使用しました。


次に前面を車体に組み付けました。
このキットはとにかく「ヘロヘロ」なので、手のかかった取り付けとなりました。
手順としては次のとおりです。

1.前面と車体の高さを裾部で合わせつつ、屋根肩部の幅で車体と前面を合わせながら(手で持って)、車体屋根中央部1点で車体と前面を仮止めします。これは、このヘロヘロキットの場合、車体と前面の合わせ目で、側面で唯一、合っているのが屋根肩部のカーブだからです。

2.次に車体と前面の裾部を高さに注意して半田付け用の平板に押しつけて、平面を出しながら、表面に半田が流れ出るまで、車内側から半田を流します。

3.この3点の接合に無理がないことを確認したあと、車体と前面の屋根肩部から乗務員室扉の上まで、半田を流します。この後、乗務員室扉を取り付けられるように、内部からリュータで半田を処理をします。この状態が下の写真です。


4.乗務員室扉を取り付けます。
車体上側で仮止めをしますが、仮止めといっても事実上、一発勝負の場所です。
その後車体中~下部へと半田を流します。
次に車体下端部に乗務員室扉の上から一気に前面、車体の接合部分に半田を流します。
最後に前面部中~上部へ半田を流します。
この状態が下の写真です。


5.最後に車体と前面の屋根部に半田を流します。
そのあと、車内側から3mm幅、t=0.2mmの帯板をあてて、車内側から半田を流します。
この時、車体と前面のつなぎの高さが揃う様に、車体側を車内側からガラスに押し付けて半田付けします。

で、出来上がった状態がこちら。


つなぎ目の処理はまだしていません。
車体にストレスの掛るこれらの作業は、もう少し車体強度を上げてから実施したいと思います。

この後、久しぶりに工作台のまわりを整理しました。

次回は、貫通扉取付け、客室窓枠取付、内面半田処理等ですかね。
アングル高さも決めなくてはいけません。
今回のキハユニ15の工作では、ここが工作の課題だったりします。

まだまだ続きます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

キハユニ15前面組立4

2014年03月11日 22時59分01秒 | 鉄道模型:キハユニ15
今晩もわずかな時間ですが工作をします。

今日は前面下部のステップの取付。

これも、隙間を埋めるように、たっぷりと半田を流し込みました。

前面部との接合に必要な乗務員室扉。

写真では判りにくいのですが「テレテレヘロヘロ」です。

乗務員室扉の問題が解決すれば、週末には箱になりそうです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

キハユニ15前面組立3

2014年03月09日 23時06分09秒 | 鉄道模型:キハユニ15
久しぶり(?)の完全休日です。

朝はダラダラと布団から抜けられなかったのですが、9時から来訪者があることを思い出し、
何とかその時間に起きることができました。

で、今日も工作です。

まず手すり。
位置を間違って開けた手すり穴を埋めてから、残り2か所の手すりを付けました。
今回も0.3mmの洋白線を使用しました。

工作力が無いからだと思いますが、この前面にパーツをつける事が上手に出来ません。
けがいて穴をあけるのですが、穴位置が左右で高さが異なっていたりします。

前面は側面と違ってケガキも難しいと思いますが、皆さん、どのようにされているのでしょうか?
何か良い方法があれば、この万年初心者爺にご享受くださりませ。

次に尾灯ですがエコーモデル製No.2683リベット付テールライト(気動車用)を使用しました。
このパーツ、モノは悪くないのですが、お値段がちょっと・・・・
もう少し安くして欲しいですね。

ステップはエコーモデル製No.2630妻板足掛を使用しました。
元の取り付け位置は、何となく高いように感じましたので、元の取付穴を埋めてから、新たに取付穴を開けなおして取り付けました。

そのステップの上に尾灯掛けを取り付けます。
尾灯掛けは、いつものエコーモデル製No.2629尾灯掛使用。

最後にエンドウ製No.5812気動車車体2連ジャンパー受をつけて、今日の作業は終了としました。


次回、前面下部のステップを取り付けて、前面組立は終了です。
ワイパー、放送用ジャンパー線は、箱になった後に取り付けることにします。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

キハユニ15前面組立2

2014年03月09日 00時40分28秒 | 鉄道模型:キハユニ15
今日の土曜出勤で、やっとのこと、肉体労働週間が終わりました。
思えば今週の日曜日から土曜日まで、良く働きました。

おかげで(?)体重もちょっと減って、ちょっとうれしいです。

さてキハユニ15の前面組立です。

今日は手摺の取り付け。

4か所だけです。

また明日頑張ります。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

前面組立

2014年03月05日 23時41分31秒 | 鉄道模型:キハユニ15
今週は、展示会要員として、日曜日から肉体系労働者として駆り出されております。
今日は、久しぶりに事務所に戻りましたが、それでもなかなか疲れがとれません。

そうかといって愚痴っていても、1日が25時間になる訳でも無し、収入が増えるわけでも無し。
ならば、日々を楽しく充実して生きれるように頑張るしかないと思う今日この頃です。

『日々是好日』・・・・・・なんてね。

今日は、連日連夜襲いかかる酒宴への連行を必死にかわしたものの、最後に用件が立て込んでしまい、結局、自宅に着いたのが22:10。

食事して、風呂入って、ちょっとダラダラして(順不同)。

「今日は先日けがいた前面の手すり穴をあけよう」と思って、工作部屋の灯りを点すと・・・


あれ!


まぼろしか?


何と、手すり穴はすでに開いていました。



誰か、開けてくれたのかな?

しかし、誰が開けたか知らんが下手だなぁ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

妻板の組立4と妻板取り付け

2014年03月02日 01時02分15秒 | 鉄道模型:キハユニ15
さて、今日も何とか時間を確保して工作を続けます。

引き続き妻板です。

まず製造銘板3枚をはんだ付けします。
実写がどうなっているか解りませんが、多分、3枚でしょう。

このコモン・ワークスの妻板セット、尾灯掛けも洋白エッチング材で組み立てます。
ベース部分を先に取り付けます。

で、ここまで完成しました。


ところが、ここで重大(?)なことに気がつきました。

この段階で製造銘板とか尾灯掛けとか着けたら、箱に組む時、角の仕上げに手間がかかってしまいますね。

特に今回のこのキットは「へろへろ」なので、かなり隙間があいています。
たっぷりの半田で埋める必要があります。

急遽、もう一枚の妻板に窓枠を取り付け。
そして何も考えずに、そのまま車体にはんだ付けしました。


妻板には、さっき付けた製造銘板、尾灯掛け、貫通扉、幌枠、放送用ジャンパ線等が付きますがディテールアップの時にまとめてつけましょう。

最後に前頭部のの手すり穴を開口。

ここでの注意点は、下側の手すりの外側の穴位置が、塗装時の塗り分けラインになっています。
この為、この手すりの位置は、クリーム色の範囲内に入るように、若干上側、若干内側を狙っています。


ま、適当ですが。

次回は前面の組立でしょう。

※【3/21修正】このコモン・ワークス8130-Eはキハ18用で、このキハユニ15の妻板と寸法が異なります。
 そのままでは使えませんのでご注意ください<(_ _)>。
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする