五十の手習い足払い

五十歳を過ぎて始めたブログももう何年目?
山梨に住む新しモノ好きのオヤジが自分の趣味や日々の暮らしをつづります。

ルーターの管理パスワード

2013年12月04日 | 私のPC
昨日からテレビ電話機を設置する作業で町内の各家庭を回っているのですが、そこで遭遇したトラブルの話です。

家庭でインターネットに接続する際にまず最初に接続する機器はブロードバンド・ルーターというもの。
このルーターに接続して始めて、ISP(インターネット・サービス・プロバイダ)にログインすることができるようになるのです。

で、今回の問題がこのルーターへの接続作業。
一番最初にパソコンを配線の終わったルーターにつなぐと画面でパスワードの入力を求められます。
このパスワードは書面などで支給されるものではなく、英数1~64文字の任意の文字列を自分で決めて入力するもの。
これが曲者で、たった一回行う入力作業であり、通常はそれ以降あまり必要としないものであるので、マニュアルにあるように「忘れずに書き留めておく」ということをついつい怠ってしまうのですね。

今回のテレビ電話機のようなIP電話機の新規接続の場合には、ルーターの設定変更が必要になり、その際パスワードの入力を求められるのです。
昨日今日訪れた4軒のお宅では4軒とも管理パスワードがわかりませんでした。

パスワードがわからないと設定変更ができないのです。
お客様がご自身で作業を行った例は少なく、ほとんどが業者任せでいたために、その記録が残っていない例が多いのです。
本来なら作業報告書に残すか、マニュアルなどに直接記述しておいて欲しいところですが。

で、結論からいうとそれぞれのルーターはそれぞれ別々の手段で解決することができました。
ここですべてを書くわけにはいきませんが、一番簡単なのはルーターの初期化でしょうか。

電源投入直後に初期化ボタンを長押しすることでリセット処理が行われて、新たにパスワードを設定することができます。あとはプロバイダから提供されたアカウントでISPへの接続をするだけ、メールアドレスなどの再設定は不要ですから、パソコンだけつながっているような単純な環境ならばこれが一番。

ただし、今回のお客様の中で内線電話を何回路もつかっているようなお宅もあり、そういったところは安易に初期化はできないので注意が必要です。
そういう場合には、接続業者さんに依頼してパスワードだけを書き換えてもらうという(それこそ)裏技を使う必要があります。

ただし、NTTは有償サービスで可能ですが、auはできないとのことでしたので、業者さんの対応もすべてが同じようにはいきません。このあたりは注意が必要かと思います。
コメント
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