ぼくらの日記絵・絵心伝心 

日々の出来事や心境を絵日記風に伝えるジャーナリズム。下手な絵を媒介に、落ち着いて、考え、語ることが目的です。

代理店業の隆盛

2023年09月03日 | 日記

                 ヒルガオ

 NTTの代理店を名乗る会社から問い合わせがあり、固定電話の基本料金を500円値引きするという連絡があった。

 事情を聞くと、固定電話を解約する人が多く、その防御策だという。NTT側は固定電話の契約延長を確保してもらう代わりに、代理店に契約業を委託するというもの。従って契約後は、受信料はNTTに支払うものではなく、代理店に支払うことになる。

 NTTは契約者との関係維持について、各種サービスを含めなぜ自前で行わないのだろうか。受信者との接点を失うのは、業務放棄に他ならないのではないか、と思う。

 とは言うものの、電話は今、携帯電話の普及で、固定電話の契約をしない人が急増しているようだ。NHKもスマホで視聴する人が多いため、スマホの受信を制限しようとする動き(NHKは受信料を求め、民放側は送信を禁止する動き)がある。通信業界はデジタル化の発展に伴い、業務が思わぬ方に展開し、右往左往しているのが実情のようだ。

 こうした動きに便乗するのが、代理業だ。

 昔は代理業といえば、電通を筆頭に広告業のことだった。その代理業が、本業の中に食い込み、悪くいえば本業を食い物にしているかのようだ。庇を貸して母家を乗っ取られる、の例えと言えなくもない。電通関係では、現在、法廷で抗争中の東京オリンピック2021など、その典型だと思う。今、新しいことやイベントを開くには、代理店に頼むより他はない。文字通り「代理」業を必要とする時代なのであろう。

 なら、本業は何をするのか。先祖代々を引き継ぐだけなのか。

 誘いの影響を受けた我が家は、当然のことながら安価な代理店と契約することとしました。【彬】

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