ぼくらの日記絵・絵心伝心 

日々の出来事や心境を絵日記風に伝えるジャーナリズム。下手な絵を媒介に、落ち着いて、考え、語ることが目的です。

春は名のみの風の寒さや

2019年03月25日 | 日記

 3月24日(日)素晴らしい快晴となり、早速、ランニングの練習に出た。コースは小金井公園を経て、東大和市の多摩湖折り返しの17~18km。ただ、最近は脚などの調子があまりよくなく、のんびりと、花見をしながら行こうか。

 日差しは春の明るさだが、吹く風寒く、調子が上がらない。息も苦しい。「春は名のみの風の寒さや」早春賦の一節が口をついて出てくる。花でも眺めていこうとするも、前日の冬の寒さで1~2分咲きというところ。

 多摩湖はいい湖だ。この日は、のんびりと景色をながめる。子供のころからの思い出がある。幼稚園児の時、今はないユネスコ村に遠足に来たことがある。オランダ風車の前で記念写真を撮った。高校生時代、隣の、狭山湖周回コースでの全校マラソン大会に参加して3位だったな。脚が元気だったころ(フル、サブスリー時代)は、よく今日のコースで練習にきていた。軽い練習にちょうどよかった。

 そして、今、10km以上はキツイものがあり、この多摩湖往復コースもそれなりの強い気持ちが必要だ。脚にトラブルを抱えるなど、ランニングに不利なものが身にまとわりつくようになってきている。無理をしないことが治す方法であるようなのだ。ゆっくり走ることを楽しむ。そして、自然に春がくるのを待つ。それは、明日かもしれない。だが、春は名のみの、風の寒さや・・・。そんな日が続く。

   絵は多摩湖

   2019年3月25日  岩下賢治

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