はちみつと青い花 No.2

飛び去っていく毎日の記録。

年末を前にヘアカット

2022年12月20日 | 日々の出来事
2022/12/20


日本海側では記録的な大雪だそうですね。

道路で立ち往生する車列。
道路の雪かき、雪下ろしをする人々の様子が
ニュースで報道されています。

雪国の方は大変だと思います。
お見舞い申し上げます。


東京の12月はだいたい晴天が続きますが
今日は0℃に下がり
公園の池も氷が張ったとか。

空気が乾燥しており
リビングの湿度は28%となっていました。
加湿器を出してきて使っています。


今日は美容院で髪をカットしました。

前回やってもらった
男性美容師さんは休みのようで
女性の美容師さんにやっていただきました。

こちらの美容室にはしばらく通っているけれど
初めて見るかたでした。

見た感じは地味な方でしたけど(ゴメンね)
その人がとてもうまかったのです。

髪の毛の触りかた、切り方とか
手の肌への当たり方とか
シャンプーとかブローとか
さりげなくて、手際がよくて
いつのまにかさっと終わっていた感じ。

ベテランなのだなあと感心してしまいました。






美容院に行く前は
髪の毛が乾燥していて
トリートメントをしていても
いかにも毛先が頼りない感じでした。

帰って来てから触ってみると
なんだかしっかりとコシが出てきて
髪質が変わったような気さえします。

これからクリスマス、お正月を迎える時期
来週には焼津まで泊りがけで行くので
髪のことを気にしないで済むのは気分的にも楽です。




コメント (2)
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山本文緒著『無人島のふたり ‐120日以上生きなくちゃ日記‐』

2022年12月19日 | 
2022/12/19


このところ、山本文緒さんの本を
読みふけっていました。

山本文緒さんのことを知ったのは
2020年12月にNHK「あさイチ」の
プレミアムトークに出演なさったとき。

ふっくらした穏やかな佇まいで
落ち着きのある知的な感じを受けました。

軽井沢の素敵な住まいと暮らしを紹介されて
いいなあと思ったんですよ。





まだ小説は読んでいませんでしたが
そのときのことが印象に残っていました。


先月、山本さんが亡くなっていたことを
初めて知って、とても驚きました。

2021年10月13日にすい臓がんのため
お亡くなりになっていました。
もう1年も前のことだったのですね。

テレビでは、健康そうに見うけられて
それから10か月後にがんで
亡くなるとはとても思えませんでした。


少なからぬショックを受けて
本を取り寄せて読んでみたのです。


がんの闘病記となった日記

 

突然のがん宣告。
コロナ禍で自宅での闘病生活。
人に会うことも制限された暮らしを
「無人島」になぞらえたのでしょう。

ふたり、とは自分とご主人。

亡くなる少し前、意識がなくなるまで書かれていた日記。

それほど苦痛などが書いてあるわけではなく
むしろ淡々と日々の出来事が
綴られているなかに
生を諦めていく悲しみが流れていて
思わず涙してしまうのでした。


余命は4か月といわれたら
私だったらどうするだろうかと
自分ごととして考えてしまうのです。


私の両親や親族でがんで亡くなった人は
たくさんいます。

がんで亡くなっていく人は
なにを考えて最期を迎えるのだろうか
と常々思ってきました。

私の両親は40代、50代の若さで亡くなっています。

2人とも最期をみとったのですが
若かった私は去っていく人の最期の気持ちを
聞き取ることもできず
ただ、悲しく見送ったのでした。

どんな気持ちで死を迎えたのか。

がんは突然死と違って
緩慢な死への行程があるので
心の準備の時間もあり
世話になった人へのお別れの言葉も
伝えることができます。


作家の手で、毎日の気持ちや意識の状態
身体の痛みや苦しみ
そういうものが書かれていることが
とても貴重だと思いました。


もちろん悲しい言葉ばかりではありません。

少し引用させていただきます。


・・・・・・・・・

 私の人生は充実したいい人生だった。私の体力や生まれ持った能力のことを考えたら、ものすごくよくやったほうだと思う。20代で作家になって、なんとか食べてきたなんてすごすぎる。
今の夫との生活は楽しいことばかりで本当に幸せだった。(p.33)

これ、『120日後に死ぬフミオ』のタイトルで、ツィッターやブログにリアルタイムで更新したりするほうがバズったのではないか。
でも、それは望んでいることからはずいぶん遠い。そんなことだから作家としてイマイチなのかもしれない。だったら何も書き残したりせず、潔くこの世を去ればいいのに、ノートにボールペンでちまちま書いているあたりが何というか承認欲求を捨てきれない小者感がある。(p38) 


・・・・・・・・

『100日後に死ぬワニ』が
その頃流行っていたことを思い出しました。

最期まで作家として
生きてきた人だったのだなと思います。

・・・・・・・・・

自分の寿命を90歳くらいに設定していて、贅沢をしなければそのあたりまでは生きていけるお金を貯めた。
そのお金は私に安心感を与えたけれど、今となってはもう少し使ってもよかったのかもしれない。例えば、もう仕事は最小限にして語学をやったり体を鍛えたり、お金じゃなくて時間のほうを使えばよかったのかもしれない。(P.96)


・・・・・・・・


90歳まで生きるつもりで
先に両親を見送るつもりでいたのに
自分が先になってしまった驚きと悲しみ。

この本を読みながら
なぜ、会ったこともない彼女に
こんなに心を寄せてしまうのだろうかと
思うくらい、気持ちは深く入り込んだのです。


58歳という若さで去っていく人の
「充実したいい人生だった」という言葉は
きっと人の何倍も働いて
圧縮した時間を生きてきた人が言える
言葉かなと思いました。


1年も過ぎた今ですが
ご冥福をお祈りしたいと思います。


そしてまた同時に
『再婚生活 私のうつ病闘病記』
という本も読みました。

 
作者は直木賞受賞後
うつ病を発症していたのですね。

そのことにも興味がありました。

この本のことはまた別の機会に
書いてみたいと思います。




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「題名のない音楽会」マルティン・ガルシア・ガルシアさん

2022年12月18日 | 音楽
2022/12/18


「題名のない音楽会」を見ました。

出演はマルティン・ガルシア・ガルシアさん。
昨年のショパンコンクールを思い出します。



1次予選の頃は
それほど目立たった存在とは思われず
日本から取材に行った音楽ジャーナリストの方が
ガルシアさんはなにかの間違いで
予選を通ったのではないかと言ったくらい。


それが個性的な演奏スタイルと
豊かな表情でだんだんと
目立つ存在になってきましたね。

なんかラテン系の明るい感じのオッちゃん
と思っていたけれど(笑)
コンクール当時まだ25歳でした。


「題名のない音楽会」では
FAZIOLIを使っていましたが
FAZIOLIも透明感のあるキラキラする音で
だんだん人気になっている気がします。

歌いながら弾くのは
グレン・グールドのようだと思いながら
さまざまな表情をするのが
おかしくもあり、ほほえましくもあり。

こう表現したいとか
こういう音を出したいというイメージがあって
それを腕に伝えて、鍵盤にふれて音を出すことは
やっぱり大変な作業なんですよね。

頭の中のイメージすべてが音に変換されて
100%表現できるものではない。

どうにかしてイメージを
鍵盤に伝えたいという気持ちが
あの表情になるんじゃないかなと
他のピアニストの方を見ていても
いつも思うんですよ。


「ネコのワルツ」は反田さんの演奏を
よく聴く機会がありましたが
それよりも自由奔放。
個性的な演奏でしたね。

手が大きくてドから上のソまで12度開く
というのはすごいですね。
ほんとうに羨ましい。

ピアノに座っている姿を見ると
腕が長くて手も大きい。

ピアノは西洋人男性向きの楽器かなと
あらためて思ってしまいます。


ビックリしたのは
日本人の方と婚約したということ!

それ以上の話はありませんでしたが
ショパンコンクールで知り合った人かな
誰だか知りたい・・・。
なんて勝手な想像をしつつ。

ガルシアさんのコンサートは
行ったことはありませんが
今後は日本とのつながりも増えるでしょうから
コンサートに行ける機会も
増えることでしょう。




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マイナンバーカードの更新手続き

2022年12月16日 | 日々の出来事
2022/12/16


マイナンバーカード・電子証明書
有効期限通知書 在中
と書かれた封書が届きました。

「これは何だろう?」と思ったのですが
どうやら、5年前に作った
私のマイナンバーカードが更新時期に
なっていたようです。

マイナンバーカードは
期限が5年だったんですね。

そういえば
マイナンバーカードを作ったときに
5年たったら更新するので
忘れないようにと言われたことを
思い出しました。


「問い合わせ先」と書かれた
電話番号にかけてみると
区の出張所でも更新手続きができるそうなので
マイナンバーカードと有効期限通知書
を持って、行ってみました。





示された部屋で待っていると
どうやらマイナンバーカードを作る人
マイナポイント手続きの人たちと
一緒に待っていることがわかりました。

番号を呼ばれたので窓口に行ってみると
「予約をしていますか?」と訊かれて
「していません」というと
「えっ」と驚いた様子でした。

手紙には予約するようにとは
書いてなかったけどなあ。

「マイナンバーカードの更新です」というと
「ああ」と納得したようです。

更新の人はそんなに多くないようです。

カード更新には4桁の暗証番号が2つ必要でした。

1つはしっかり覚えていましたが
もうひとつは、あることさえ忘れていました。

そういえば5年前に作ったときに
自分で作った暗証番号を小さな紙切れに
書いたものを持ち帰りました。

それは家の引出しにしまってあった記憶は
あるのですが
ちいさな紙きれだったため
引出しの整理をした時に
捨ててしまったようなのです。

(家に帰った後に引き出しを探しましたが
やはりありませんでした)


暗証番号のひとつがわからなくても
作り直すことができるそうで
自分で画面タッチをして作りました。

待ち時間は長くなりましたが
無事に更新できました。


カードは前と同じものです。
運転免許証のような更新のたびの
作り直しではありません。

また5年後に更新だそうですから
忘れないようにしたいと思います。

運転免許証は来年更新なんです。
こちらも忘れないようにしなくては。


それにしても
マイナンバーカードは
免許証などに比べて
わかりにくいような気がしますね。






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久しぶり新宿へ

2022年12月15日 | 街歩き
2022/12/15



久しぶりに新宿に行ったら
なんだか、おのぼりさん気分になりました。





ルミネ2 


7階に「ルミネtheよしもと」があるルミネのビル。

NEWoman側から見たとき
「あ、ルミネの建物をちゃんと見たのは
初めてかもしれない」と思いました。
何度も前を歩いているのに。


suicaのペンギン広場から見た高島屋




この景色、やっぱり都会って感じがする。


JR東日本本社ビル



高島屋のウィンドウは
クリスマスの飾りつけが華やか



ぶらぶらとウィンドーショッピング。

高島屋7階にあるパパスカフェに入ります。
吹き抜け空間が広い。



シフォンケーキと紅茶


ふわふわの弾力があるシフォンは
香ばしい焼きの香りがあり
甘すぎない生クリームがおいしい。


師走のデパートのおしゃれな品々や
デパ地下の食欲をそそる食べ物を見ただけで満足。

ホント、最近、物欲がないんです。

特に何を買うでもなかったけれど
クリスマスムードに満ちた街を
歩いただけで、よい気分転換でした。







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