はちみつと青い花 No.2

飛び去っていく毎日の記録。

角野隼斗さんコンサートツアー「 KEYS 」サントリーホール公演

2024年03月08日 | コンサート
 2024/03/08


角野隼斗さんの
「コンサートツアー2024 KEYS」
に行ってきました。

私は所沢に続いて2回目の「KEYS」となります。

サントリーホールでは4回公演の3日目だそうです。
23回公演のうち、サントリーホールで
4回も公演なんてすごいですね。



今回は2階席の右側

プログラムは所沢と同じ演目ですが
今回は今まで聴いたさまざまな公演の中で
もっとも心に沁みました。

その理由はよくわからないのですが
角野さんの演奏は
もちろんすごかったのですよ。

ですが、自分の心の状態というのか
こういう演奏会も
そのうち行けなくなるだろうな
という思いもあって。

最初のイタリア協奏曲の出だしの音を
聴いた途端
明るい響き、晴れがましさに
光のシャワーを浴びたようで
涙が出てきました。

こんなの聴けて幸せだなあと思ったのです。

モーツァルトのピアノソナタ11番は
所沢で聴いたときより
いっそう無垢で可愛らしく
快活な感じを受けました。

即興や装飾音もふんだんにあり
さまざまな弾き方や音色のバリエーション
が楽しい。



休憩中、舞台をスマホで撮る人が集まる


後半はグランドピアノに加えて
アップライト、鍵盤ハーモニカ
トイピアノ、チェレスタが登場。

それらを駆使して
大猫のワルツ
ガーシュインのパリのアメリカ人。

チェレスタの音が
オルゴールのようでかわいい。
ここでも、目まぐるしく
さまざまな音色の変化があって
弾く角野さんは忙しいでしょうが
音の万華鏡!

ラヴェルのボレロも同様に
同じリズムパターン
同じメロディの繰り返しを
どのように盛り上げていくのか。

自由な発想と工夫がふんだんに見られて
堪能しました。

(私ごときレベルの発想ですが
左手の同じリズムパターンをずっと
打っているだけでもむずかしそう)


アンコールのキラキラ星変奏曲

撮影OKです

キラキラ星も前回とはまた違って
日によって変わっていくのね。


角野さんは最後に
ソニークラシカル・インターナショナルと
ワールドワイド契約を結んだと
この舞台で発表されました。


 動画コメント


私は2021年のショパンコンクールの年
夏の終り頃でしたか
大田区のアプリコホールで行われた
角野さんのコンサートに行ったのです。

クローズドコンサートだったかしら。
私にとっては2回目の
角野さんのコンサートでした。


その時のことは
ブログに書きませんでしたけれど
2階の端の席(顔がほぼ見えない)で
音だけ聴いていたのですが
「この人はきっと世界のトップレベルになる」
とゾクゾクするような
確信のようなものを感じたのです。

それからの角野さんの活躍を思うと
いまやそれが現実になっていますね。

この秋にデビューアルバムが世界中で
リリースされるということです。

私は今日のこの公演がCDになって
発売されないかなと願っているのです。

何回も聴き直したいと思います。
もちろんYou Tubeでもよいけれど。


会場で売っていた楽譜も買ってきました。




「大猫のワルツ」や「胎動」など。
まあ、記念楽譜ですね。
弾けないけれど、ところどころ探り弾きをして
自分なりに楽しむつもり😊 




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