はちみつと青い花 No.2

飛び去っていく毎日の記録。

たおやかさに心が潤う

2017年08月28日 | フィギュアスケート
2017/08/28


24時間テレビで、郷ひろみさんとのコラボで滑った羽生さん。

試合もアイスショーもないこの時期、羽生さんを目にするのはほんとうにうれしい。

やっぱり、いつも思うのは、あのような雰囲気を持った人はいないということ。

なんとしぐさが優雅で「たおやか」なんでしょう。
「たおやか」は女性を形容する言葉ですが、羽生さんにぴったり。

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「たおやか」とは、枝がたわむ様子から、しなる、優しい感じ。
美しい表現を探したら、あの動き、しぐさになったということでしょう。
それに、私が「たおやめぶり」を感じたというまでで。


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俊敏な4回転、トリプルアクセルには、いつもながら目を見張る。
強靭な精神と肉体の賜物。
近くで見た池葉君や水トアナウンサーはどんなにすごかったかと、うらやましさはつのります。

さて、「世界トップの羽生選手も喘息だったと告白」、  
という演出は、おそらく羽生さんの本意ではなかったはず(と推測)。
喘息はファンの間では周知のことでしたが。

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(お写真、感謝してお借りします)

「頑張ればきっとできる、君も頑張れ」と感じる演出。
もちろん伸び盛りの少年には、どんなに大きなよい影響を与えたか知れない。

でも、人は千差万別。
「喘息の自分にできたから、君もできる」は励ましではあるけれど、誰にも当てはまるわけではない。
多くの複雑で幸運な要素があって、今の羽生さんができたのだから。

喘息だから、は不利でもなく、言い訳でもない。
「自分にはそれが普通だから」。
この言葉、何気ないようですが、人と比べない自分らしさ


賢い人だから、すべて承知の上で自分が出ることが誰かの励みになるならば、
喜ぶ人がいるならば、希望の光になるならばと、出演したことでしょう。

何のかんの言っても、優美な姿に心が潤う機会を与えてもらって、やっぱり幸せでした。

あの郷さんとのコラボ「言えないよ」は2014年に幕張で、この目で見たけれど、
改めて、今回見て、あのブラウス好きだなあ~、たぶん一番好きかもと思いましたよ。
シルバーの細かいビーズ刺繍の美しさ!

この前、衣装の人気投票で「オペラ座」の衣装が一番になったそうですが、
私は安定のブラウス、黒パン姿がやっぱり好きだな。

最近、スケートを指導する機会が出てきて、今までになかったこと。
来年の引退を暗示させて、そこはかとない寂しさを感じてしまう。


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