はちみつと青い花 No.2

飛び去っていく毎日の記録。

3月に退職した方の送別会

2024年05月14日 | 日々の出来事
2024/05/14


先週末、仕事でお世話になっていた
Aさん(と呼びましょう)の
こじんまりした送別会がありました。


私はある子育てひろばで
ベビーリトミックをしていましたが
そこでやるようにと呼んでくれたのが
チーフのAさんでした。


Aさんは保育園の園長を定年まで勤め上げて
それから子育てひろばのチーフとして
10年ほど勤務されたのです。


70歳を過ぎて、今年の3月で退職し
今住んでいる家を引き払って
首都圏にいる長男家族と同居する
ということでした。


ご主人が数年前に亡くなられて以来
ひとり暮らしでした。

ご主人が病気で入院しているときも
Aさんはほとんど仕事を休まず
半日は病院、半日は出勤というような
仕事ぶりでした。





今は引っ越し準備で
片づけに追われている毎日だそうです。


4月から仕事に行くことがなくなり
「今日は1日中誰とも話さなかった」と
思うようになったそうです。


50年間も人の多い職場で働いてきたので
いつも誰かとしゃべりったり
体を動かしてきたんですね。


Aさんはこの小料理屋のおかみさんとも親しくて
マメに立ち上がって手伝い
料理を注文したり運んだりと
ホント、よく働く方なんです。





私を入れて4人の小さな送別会でしたが
もうひとりは同じひろばの所長さん。

この方も保育園の園長を定年まで勤めた方。

この方もとてもいい方で
私もずいぶんお世話になりました。

この二人に教えられることが多かった私です。

大変な仕事と言われる保育士を40年勤め
女性の多い職場ですから、管理職としても
気を使うことが多かったと思います。

二人とも面倒見がよい
困っている人を助ける
という懐の広さを感じる方たちです。





もう一人は所長と親しい落語家さん。
高座を終えてから来てくれました。

許可をいただいてないので
お名前は書きませんが
二つ目の時にお会いして、今は真打の師匠です。
ときどき落語会に行かせてもらいます。


所長からお土産をもらいました。

熊本銘菓。



私が3月に熊本に旅行したことを話したら
「私がいたら案内してあげたのに」
と言っていました😊 


そして料理屋のおかみさんが
早煮昆布をたくさんくださったんですよ。



こんなにたくさん!

ひとりづつにこの量をくださったのです。

ここの煮物がおいしいのは
たくさんの昆布を使っているんですね。




Aさんなら息子さんの所に行かれても
きっと元気で暮らして行かれるでしょう。

こうして声をかけていただいて
引っ越し前にご挨拶できてよかったです。





50年も働き続けてこられたAさんの幸せを
祈りたいと思ったのでした。




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