久しぶりにヒチコックのThe Birds(邦題・鳥)を観た。アメリカに来た時、当時MGMの版権を所有していたターナーブロードキャスティング(TBS)が一挙テレビ放映していたものをビデオ録画しておいたものだ。
日本公開が1963年とあるので、よし坊は高校一年。鳥の攻撃という意表をついたドラマであることと、ヒチコック作品なので観に行ったと思う。この映画でヒチコックはティッピー・ヘドレンを世に出した。
当時、アメリカとは映画やテレビで観るだけの、遠い存在だったが、今アメリカで観ると、それぞれの場面が近く感じる。例えば、舞台になったBodega Bay(ボデガ・ベイ)。店の看板にそう書いてあるので、ここはボデガ・ベイなのだなと分かる。サンフランシスコより北方に位置するこの小さな町を舞台にカラスを中心とする鳥が町をパニックに落とし入れる。ヒチコックのワンシーン出演は相変わらずである。やはり、この映画は動物を使ったサスペンスの原点でもあり得るのかな、という映画ではないだろうか。
ヒチコックの作品はレベッカ、裏窓、サイコ、そしてマーニーくらいだが、夫々に面白い。
レベッカは”風と共に去りぬ”に出ていたオリビア・デ・ハビランドの妹ジョーン・フォンテーンが出ていることでも興味を引いた。姉妹が日本生まれであることは十分当時のよし坊の興味を倍増したはずである。
サイコのアンソニー・パーキンスの、あの怖さは十分過ぎるくらいの強烈な印象を与えてくれた。この映画を観たら、パーキンスを忘れるものではない。それほどのインパクトだ。
マーニーはティッピー・ヘドレンのヒチコック二作目ということと、007ドクター・ノーで一躍注目を浴びたショーン・コネリーの出演作というので観に行かないわけにはいかなかった作品である。
いつの日か、少なくともヒチコックのアメリカ作品は全部観てみたいものである。
日本公開が1963年とあるので、よし坊は高校一年。鳥の攻撃という意表をついたドラマであることと、ヒチコック作品なので観に行ったと思う。この映画でヒチコックはティッピー・ヘドレンを世に出した。
当時、アメリカとは映画やテレビで観るだけの、遠い存在だったが、今アメリカで観ると、それぞれの場面が近く感じる。例えば、舞台になったBodega Bay(ボデガ・ベイ)。店の看板にそう書いてあるので、ここはボデガ・ベイなのだなと分かる。サンフランシスコより北方に位置するこの小さな町を舞台にカラスを中心とする鳥が町をパニックに落とし入れる。ヒチコックのワンシーン出演は相変わらずである。やはり、この映画は動物を使ったサスペンスの原点でもあり得るのかな、という映画ではないだろうか。
ヒチコックの作品はレベッカ、裏窓、サイコ、そしてマーニーくらいだが、夫々に面白い。
レベッカは”風と共に去りぬ”に出ていたオリビア・デ・ハビランドの妹ジョーン・フォンテーンが出ていることでも興味を引いた。姉妹が日本生まれであることは十分当時のよし坊の興味を倍増したはずである。
サイコのアンソニー・パーキンスの、あの怖さは十分過ぎるくらいの強烈な印象を与えてくれた。この映画を観たら、パーキンスを忘れるものではない。それほどのインパクトだ。
マーニーはティッピー・ヘドレンのヒチコック二作目ということと、007ドクター・ノーで一躍注目を浴びたショーン・コネリーの出演作というので観に行かないわけにはいかなかった作品である。
いつの日か、少なくともヒチコックのアメリカ作品は全部観てみたいものである。