よし坊のあっちこっち

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3人同士会

2008年01月25日 | いろいろ
会社勤めの頃、3人同士会というのがあった。別に正式名称ではないが、同じ職場で、母親(いづれも旦那方)と同居の3人である。好んで同居状態になったのではないので、同好会ではなく、正しく同士会である。よし坊より2歳年上のクマさん、3歳年下のタニやん。

この同士会、朝出勤すると、確認することがある。「おはよーっす」の挨拶の間に、素早く相手の目の充血程度と顔の疲労感を観察する。そして、目が訴えていれば、その晩は決まりの赤提灯となる。

嫁姑のバトルは一日たりとも平穏な日は無い。小バトルと中バトルが続き、大噴火となる。この大噴火、最低でも月一回起こる。その都度、紛争解決(殆ど解決など無いのだが)に徹夜状態で、目を真っ赤に充血させてのご出勤とあいなる。最低月一回の大噴火3人だから、大体週一での赤提灯。

紛争の原因は、多少家によって事情があるが、殆どは共通しており、その繰り返しである。紛争当事者の事の顛末を聞き、自分の過去のケースを頭の中で検索、意見を述べたり、参考になりそうな事をインプットしておく。

たまに、嫁姑のバトルをテレビドラマ化してやっているが、あのように軽く、明るく出来れば世の中は楽チンだ。だが現実は違う。恐ろしいのは、そんなドラマを観ている姑(即ち、我が母親)が、ドラマの姑を指して、「何てひどい姑だろう」と言い放つ時だ。思わず、嫁と顔を見合わせ、身震いする。

この同士会、良かったのは、皆最後は嫁に味方したことだろう。どう考えても、嫁と姑では、最初から立場が違い、嫁は圧倒的に不利なのだ。ひたすら耐える構図だ。最近は嫁が強くなったと言うが、現実はそう変わってはおるまい。

同士会を通して、3人が結論付けたことが二つある。その1。決して子供と同居しない。その2。子供に決して同居させない。

実は、その2の 子供に同居させない、には問題がある。子供が娘の場合はどうするか。人は好きになってしまえば、相手を信じたくなるから、嫁ぎ先が同居でも乗り越えられると思うかも知れぬ。愛は全てを乗り越えられる、と。バカ言っちゃいけない。世の中そんな甘いもんやおまへん。てなことで、その時になったら、よし坊は、敢然と立ちはだかり、娘の(暴挙)を阻止するつもりだ(正直なところ自信は無いのだが・・・)。