■착신아리 파이널 「着信アリ Final」 2006年 〇〇---
(226)
実に珍しい映画を見た。
釜山フィルムコミッションの関連サイトでも紹介されている通り、
ほとんどの撮影が韓国・釜山で行われた日韓合作のホラー映画。
2006年、日韓両国で公開された。
△関釜フェリーの船室
主人公は、修学旅行で釜山を訪れた日本の女子高生と、聴覚障害を
持つ韓国の男子高校生。
韓国の男子高校生は、読唇術で日本語を理解し、日本の女子高生には
手話(※韓国手話)で意思を伝える。かなり無理のある設定だが、
映画の展開の中ではそんなに気にはならなかった。
△釜山港に入港する関釜フェリー
また、この映画には、男子高校生の呼びかけに応じ、インターネットを
利用する悪霊の力をサイバー攻撃で封じようとする大勢の韓国市民も
登場する。
△旧ターミナル
韓国の釜山を舞台に日本人と韓国人が力を合わせて悪霊を退治する、
という展開だ。
△釜山港
それにしても、これほどまでに釜山の風景がたくさん登場する日韓
合作映画があるとは知らなかった。
△チャガルチ市場
チャガルチ市場に国際市場、それに梵魚寺・・・。
△チャガルチ市場
映画の前半部では、ちょっとした旅番組を見ているような錯覚を
覚えるほどだった。
(終わり)
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■황제를 위하여 「皇帝のために」 2014年 〇〇---
(225)
思い起こせば、「ヲタク」が草梁洞出身の妻と結婚するまでの、およそ
10年間、「ヲタク」のプサン(韓国)経験の基点は龍頭山公園周辺の
旅館や旅人宿(ヨインスク)だった。
洞名で言えば、光復洞や南浦洞、中央洞あたりになる。
その界隈ならどこからでも龍頭山公園のプサンタワーが見えるので、
たとえ韓国語がよくわからないプサン初心者の「ヲタク」でも、タワーを
目印に、道に迷うことなく安心して歩いて回れたのだ。
そのなじみの龍頭山公園が登場する韓国映画を見てみた。
△プサン龍頭山公園
2014年公開のノワール映画だ。
△プサンマリンシティー
野球賭博にからむ八百長が発覚し首になった元プロ野球選手が
主人公。
△プサンマリンシティー
彼は、野球賭博の胴元だった釜山の暴力組織「皇帝」グループに加わり
頭角を現す。
△プサンマリンシティーの高層ビル屋上
しかし、暴力組織を背後で操るスポンサーから、うまく利用され、
最後は捨てられる。
主人公が元プロ野球選手という設定に新鮮味は感じられたが、
物語の展開、人間関係の描写に深みが感じられなかった。
(終わり)
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■아이 캔 스피크 「 I Can Speak」 2017年 〇〇---
(224)
2017年、320万を超える観客を動員した慰安婦関連映画(年間11位)。
釜山フィルムコミッションの関連サイトを通じ、プサン市内の大学や
区役所などがロケ地になっていたことを知り、見ることにした。
2007年、アメリカ下院の聴聞会で証言した元慰安婦の韓国人老女を
題材に、韓国的観点から大幅な脚色を加えたフィクション映画だ。
主人公は、慰安婦問題の真実を世界に正しく伝えるため、一生懸命に
英語を学んでいる。
主人公は13歳で慰安婦にさせられた過去を持ち、体には日本兵の
刃物による傷跡が無数に残されている。米下院の聴聞会ではお腹に残る
数か所の傷跡を公開した。
劇中、現在(2017年現在)も元気に活動を続ける主人公の口を借りて
日本の政治家「アベ」を批判する場面が登場するなど、この映画の
制作動機の核に、「河野談話」の精神をないがしろにするばかりか、
いわゆる慰安婦像に過剰反応する日本の政治に対する強い反発が
あったことが伺える。
そうした意味で、この映画もまた、日本の右派と韓国愛国主義の
「共同作品」だと言えよう。
■기술자들 「技術者たち」 2014年 -----
(223)
2014年、250万を超える観客を動員した映画(年間13位)。
天才的な金庫破りの仕事と恋を描いた犯罪映画。
(終わり)
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ロンドン留学を終え、しばらく地元のスーパーなどでアルバイトを
しながら就活していた長女が、この4月、福岡市の会社に就職する
ことができた。
就職先は、博多港を代表する地場大手の港運会社。古くから博多港を
拠点に国内・国際物流を手掛けている伝統ある会社だ。
おそらく済州島の観光ホテルの一室で受精卵となって以来、母親
(釜山出身の韓国人)のお腹にいる時から博多港のお世話になり
(日韓高速船などで50回ほど博多港-釜山港を往復)、大学では
イギリス文学を専攻し(TOEIC800点以上)、韓国語(韓検3級)や
中国語(単位取得)、さらにはフランス語(第2外国語)まで勉強した
長女にとっては、まさに打ってつけの職場だ。
あくまでネット情報だが、会社には外部団体に加盟した労働組合も
あり、オープンで公正さを重んじる社風やサービス残業ゼロなどを
ウリにしている点も、親として安心できた。
△長女が働く博多港内の某ふ頭(グーグルマップより)
見る(読む)からに親バカの「ヲタク」は、この週末、さっそく娘が
配属された支店の入るビル付近を車で見学することにした。
△グーグルストリートビューより
グーグルマップでも普通に公開されているふ頭だ。
△グーグルストリートビューより
もちろん、密航や密輸を防ぐため、関係者以外の立入禁止区域が厳重な
フェンスで仕切られているのは、当然のこと。
さて、実際に自家用車の窓越しに見学してみると、グーグルマップの
ストリートビューでは不鮮明だった看板の文字などが読み取れた。
△写真中央付近に長女が働くビルが見える(「ヲタク」撮影)
例によって日英中韓の4か国語表記もあった。
△長女が働くビルも写っている(「ヲタク」撮影)
条件反射的に車を止め、ケータイ(iPhone7plus)のカメラで撮影した。
写真を撮り終え、車に戻ろうとしたその時だった。
「ヲタク」のささやかではあるが大切な自己満足のひと時をぶち壊す
ような出来事が起きた。
自転車に乗った警備員が、何やら大声で怒鳴りながら、「ヲタク」に
近付いて来るではないか。
聞くと「この一帯は撮影禁止だ」と、物凄い剣幕でまくし立ててくる。
不愉快の限界を通り越した「ヲタク」は、一気に口論モードに突入。
撮影場所は、高性能のドライブレコーダーを搭載した自家用車や
タクシー、トラックなども通行しているであろう天下の公道である。
上記のようにストリートビューでも、当たり前に公開されている
風景である。
立入禁止区域に入ったわけでもないのに、一般市民に対し、いきなりの
喧嘩腰の物言いは何なのだ。
「あなたは、中国で、写真を撮ったために日本に帰れなくなっている
人が何人もいるのを知らないのか!」
などと、がなり立てる。
「はあ?ここは共産国か?独裁国家なのか?」
細かいやり取りの記録は省くが、法律や条例でもあるのなら、せめて
目につく場所に「撮影禁止」の看板くらいは立てて置くべきでは
ないのか。
予期せぬ(?)「ヲタク」の逆襲に、警備員は苦々しい表情を浮かべ
ながら、その点に関しては「国交省に伝えておく」と返答した。
なお、最後に、この一連のやりとり(口論)に関し、車に同乗して
いた(長女を含む)家族が、誰一人、「ヲタク」に共感してくれ
なかったばかりか、露骨に迷惑がっていたことを書き添えておく。
いや、正確に書けば、1人が車から降りて来て、「ヲタク」を責め
ながら、車に押し込もうとさえした。
恥を忍んでさらに書けば、ふり払った手が家族の顔に触れたのだが、
家族間の「内紛」を目ざとく察した警備員が、今度は、大きな声で
「暴力はやめなさい!」と来た。
もしかすると、この年配の警備員の前職は、機動隊員だったのかも
しれない。
まさに映画のような実話である。
(終わり)
■깡철이「カンチョリ オカンがくれた明日」2013年 〇〇〇--
(222)
2013年、120万を超える観客を動員した映画(年間28位)。
釜山を舞台にしたソフトなノワール映画だ。
△影島区青鶴1洞
主人公が面倒を見ていた痴ほう症の母親は、結局、病死してしまうが、
母親からの肝移植により九死に一生を得た主人公は、ソウルから来た
女性と結ばれる。
△国際水産物卸売市場(釜山甘川湾)
一方、主人公を利用し在日韓国人ヤクザを始末しようとした
プサンの暴力組織の会長兄弟は、返り討ちに会い、逆に命を落とす。
「ヲタク」的に印象深かったのは、在日ヤクザが、自分を襲った
ヒットマンの主人公を撃ち殺そうとした際、そばにいたヤクザの
老母がそれを止めたシーンだ。
単純な悪役が登場しない、なかなか見ごたえのある映画だった。
(終わり)
■사랑 「愛 サラン」 2007年 〇〇---
(221)
2007年、200万を超える観客を動員したヒット作(年間9位)。
プサンを舞台にした「純愛」ノワール。
2人を破滅に追いやったのは、お互いに対する、一途(いちず)すぎる
愛だった。
△下関行フェリー乗り場で、来ない男を待つ女(撮影場所不明)
男は女を守るために罪を犯し、女への愛を貫くために死を選んだ。
女性向きのノワール映画と言えるのかもしれない。
(終わり)
■애자 「グッドバイ、マザー」 2009年 〇〇---
(220)
2009年、190万を超える観客を動員したヒット作(年間13位)。
釜山コンピューター科学高校(旧・善花女子商)をはじめ、釜山市
草梁洞の風景がたくさん登場する映画だ。
△釜山市草梁洞(手前左)とヨンジュ洞(中央右)
余命いくばくもない獣医師の母と小説家志望の娘が、2人で過ごす
最後の日々を描いている。
△釜山市草梁洞
娘が通った高校として登場する女子高は、「ヲタク」が写真撮影で
よく使う、草梁洞の高台にある高校だ。
△現釜山コンピューター科学高校(旧善花女子商)
2人がプサン方言で口汚く罵り合う場面が不自然なくらいに多いなど、
感情移入の難しい映画ではあったが、映画に登場する見知った光景の
数々を楽しませてもらった。
(終わり)
■마음이2 「ボクとマウミの物語」 2010年 〇〇〇--
(219)
主演「犬」も劇中の愛犬の名前も前作「マウミ」と同じ。
ただし、内容は前作とは全く異なっている。
前作は、飼い主に対する涙ぐましい忠誠と信頼が、自らの死を招く
「動物ノワール」とも呼べる残酷物語だった。
一方、続編の「マウミ2」は、愛犬家も子どもも、安心して見れる
コミカルで心温まる動物映画になっている。
△「マウミ2」では、マウミは3匹の子犬の母親
2人組の悪党に末っ子を誘拐されたマウミが、イノシシや飼い主らに
助けられながら、最後に末っ子を取り戻し、悪党たちも逮捕される、
というハッピーエンドで終わる。
前作で心をズタズタに引き裂かれた「ヲタク」も、この続編を見て、
少し心が救われた気がした。
(終わり)
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■연애,그 참을 수 없는 가벼움
「恋愛、その耐えられない軽さ」 2006年 〇----
(218)
「ヲタク」になじみのプサン市草梁洞(釜山駅周辺)の北隣りが水晶洞。
釜山フィルムコミッションのロケ地情報をつらつら見ていると、その
水晶洞の山腹道路で撮影が行われた映画を見つけた。
△プサン市水晶洞の山腹道路を走る主人公
そこそこ大きな焼肉店を経営する母親の言いつけで結婚はしたものの、
彼には4年間、半同棲し、つきあってきた女性がいた。
無責任なのか純粋なのか、みなが傷つくしかない「重い」恋の物語。
■코리아 「ハナ 〜奇跡の46日間〜」 2012年 〇〇〇
(217)
2012年、180万を超える観客を動員したスポーツ映画(年間17位)。
1991年の世界卓球選手権大会で優勝した南北女子統一チームの
実話を元に描いた映画。
この月末には南北首脳会談が予定されている。そして、来月中には
史上初となる米朝首脳会談が開催される。
今度こそ、朝鮮半島の「休戦」構造に終止符が打たれることを祈る
意味で、時宜(じぎ)にかなった映画を見てみた。
(終わり)
■마음이... 「マウミ」 2006年 ●●●●●
(216)
これほどまでに切なく、かつ残酷な動物映画は見たことがない。
子どもと犬の心温まる交流物語を期待してこの映画を見る人は、心に
手痛いダメージを受けることになるかもしれない。
△プサン駅
「ヲタク」自身、釜山と犬に惹かれ軽い気持ちで見た映画だが、まさか、
ここまで心をズタズタにされてしまうとは・・・。
△少年を追い線路伝いにプサンまでやってきたマウミ
幼い妹の溺死事故も残酷だが、少年に尽くして尽くして、最後は
傷だらけになって死んでいく犬が哀れでならない。
いい映画では決してないが、「ヲタク」にとって「絶対に忘れられ
ない映画」になることは間違いない。
■판도라 「パンドラ」 2016年 〇〇〇--
(215)
2016年、450万を超える観客を動員したヒット作(年間11位)。
△釜山駅に押し寄せる避難民
大規模地震により釜山と蔚山の境界地域にある原発で事故が発生する。
この映画では、原発事故の惨劇と自らの命を投げ出し事故の拡大を
防ぐ作業員らの英雄的奮闘を描いている。
△映画終了後のメッセージより
「韓国は原発密集度が世界で最も高い国家だ。2016年現在、4か所の
原子力発電所で合計24基の原子炉が稼働しており、原発の半径30㎞
以内に9広域市(政令市)と28市郡(市町村)の一部または全域が
含まれている。
福島原発事故以降、多くの国々が脱原発を決めたが、韓国は現在、
6基の新規建設を進めており、さらに4基の建設計画を進めている。」
(映画終了後のメッセージ)
この映画は、原発推進にブレーキをかけられない韓国社会に、強い
警鐘を鳴らすために作られた、いわば「反原発映画」である。
(終わり)
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釜山フィルムコミッションの撮影場所検索や撮影マップを参考に、
草梁洞の中華街でロケを行った映画を確認してみた。
すると、まだ「ヲタク」が見ていない映画が4本あることがわかった。
見るしかない、と思った。
人が映画を見る動機は様々だ。ジャンルを問わず、なじみの場所が
登場する映画を見るのも一興だ。
さいわい、釜山中華街が登場する映画には駄作もあったが、名作も
あった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■마지막 선물 「最後の贈り物」 2008年 〇〇〇〇〇
(214)
一人の女を愛した幼なじみの2人の男。女の死後、彼女が産んだ娘を
育てた刑事の父親と受刑中の実の父親が、娘への肝移植のため数年後、
再会する。
△釜山中華街の料理店
少女が自分の子であることを知った受刑者の男は娘への愛情に
目覚め、人生の希望を見つけるが、同時にそれは、深い苦悩と破滅の
始まりでもあった。
△釜山中華街
展開がわかっていても泣かされる。
そんな映画であった。
■엽기적인 그녀2 「もっと猟奇的な彼女」 2016年 〇〇---
(213)
ヒット作「猟奇的な彼女」の続編。
△釜山中華街の料理店らしき場面
1作の彼女が僧侶になる道を選び彼の元を去った後、子どもの頃、
将来を誓い合った幼なじみと再会し、結婚。
お互いの愛を深め合う過程が描かれているが、興行的には大失敗に
終わっている。
■태풍 「タイフーン」 2005年 〇〇
(212)
2005年、約350万の観客を動員したヒット作(年間5位)。
△この映画では釜山中華街が「釜山ロシアタウン」として登場
脱北しながらも韓国への亡命を拒否された過去を持つテロリストを、
軍人出身の韓国情報部員が追い詰めていく。
■리얼 「リアル」 2017年 -----
(211)
製作費が10億円を超えた大作だが、散々叩かれた失敗作。
実は、「ヲタク」も一度見始めてすぐ鑑賞を放棄した記憶のある
映画だ。
△釜山中華街の料理店らしき場面
今回は、釜山中華街が登場する場面を確認するという明確な目的が
あったので、何とか我慢して最後まで見た。
2重人格の若くてイケメンの主人公が、見た目が全く同じ別人格の
2人に分かれて繰り広げるドラマ。
芸術的とも言える映像美は感じられたが、突飛で皮相的、それでいて
複雑なストーリー展開は、主人公のファンでもなければ、見続ける
ことに苦痛を感じること間違いなしの映画だ。
(終わり)
この週末、慶尚南道を舞台にした映画を2本、見た。
1本は、プサンを舞台にしたノワール映画「名もなき野良犬の輪舞」。
2本目は、慶尚南道密陽を舞台にした青春映画「トンケの蒼い空」。
ともに見ごたえのある、いい映画だった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■똥개 「トンケの蒼い空」 2003年 〇〇〇〇-
(210)
トンケ(野良犬)のあだ名を持つ、はみ出し者の青年を主人公に描く、
ユーモラスでヒューマンな青春映画。
高校時代、幼いころからの相棒である愛犬、トンケ(自分のあだ名と
同じ名前)を殺して食べた不良が、今度は悪徳開発業者の手先となって
主人公たちの前に立ちふさがる。
主人公は、1対1のタイマンで宿敵を倒し、トンケのかたき討ちを
果たす。
■불한당 ~나쁜 놈들의 세상~
「名もなき野良犬の輪舞」 2017年 〇〇〇
(209)
プサンを舞台にしたノワール映画。
ウラジオストクを拠点とするロシアンマフィアとの麻薬取引を
仕切るプサンの犯罪組織。
その組織の大幹部と潜入捜査官が主人公。
結局、捜査官は警察の上司を手にかけ、最後には母親の仇である
大幹部も始末する。
(終わり)
■'뒤늦은 후회' 최진희 누구?
'사랑의 미로' 김정일 위원장 애창곡으로 알려져
「遅すぎた後悔」チェ・ジンヒって誰?
「愛の迷路」はキム・ジョンイル委員長の愛唱歌
(アジアトゥデイ 4月3日)
■'사랑의 미로', 북한 주민들에게 인기있는 이유는?
「愛の迷路」、北朝鮮住民に人気のわけとは?
(韓国農業新聞 4月3日)
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先般、開催された韓国の芸術団による北朝鮮公演には、演歌歌手の
チェ・ジンヒ(61)も参加した。
根拠は定かではないとは言え、韓国メディアの報道によれば、彼女の
ヒット曲「사랑의 미로<愛の迷路>」(1984年発売)は、何と北朝鮮の
故キム・ジョンイル(金正日)委員長の愛唱歌でもあったという。
■최진희 - 사랑의 미로 (1987)
にわかには信じがたい話ではあるが、この曲が北朝鮮でもある程度、
人気のある曲であることは事実のようだ。(ただし、今回の公演で
「愛の迷路」は歌われていない)
久しぶりにこの曲を聴きながら、一度くらい、自分も「迷路」に足を
踏み入れてみたいと思った中高年「ヲタク」であった。
△「・・・」
(終わり)