韓国の歌で、久しぶりに何度も繰り返し聞きたいと思う曲に出会った。
映画「늦여름」(晩夏/2018年)のエンディング曲として使われた曲だ。
曲名は「뜨거운 여름밤은 가고 남은 건 볼품없지만」
(熱い夏の夜は去り、残ったものはみすぼらしいけれど)。
発表は2016年。
バンド名は「잔나비」。この「잔나비」とは「원숭이(サル)」の古語で、
5人のメンバー全員が1992年の「잔나비띠(さる年)」生まれの同級生で
あることから命名されたのだそうだ。
若いバンドの歌う曲ではあるが、まるで80年代の韓国バラードを
思わせるような曲の調べに郷愁を感じたのか、中高年「ヲタク」の
心をも魅了した。
特に、悲しい恋を歌う、ボーカルの儚(はかな)げで透き通った
声音(こわね)が何とも言えない。
歌の詞も聞き取りやすい。
그땐 난 어떤 마음이었길래
내 모든걸 주고도 웃을 수 있었나
그대는 또 어떤 마음이었길래
그 모든걸 갖고도 돌아서 버렸나
뜨거운 여름밤은 가고
남은 건 볼 품 없지만
또다시 찾아오는 누군갈 위해서
남겨두겠소
다짐은, 세워올린 모래성은
심술이 또 터지면
무너지겠지만
뜨거운 여름밤은 가고
남은 건 볼 품 없지만
또다시 찾아오는 누군갈 위해서
남겨두겠소
그리운 그 마음 그대로
영원히 담아둘거야.
언젠가 불어오는 바람에
남몰래 날려보겠소.
눈이 부시던 그 순간들도
가슴아픈 그대의 거짓말도
새하얗게 바래지고
비틀거리던 내 발걸음도
그늘아래 드리운 내 눈빛도
아름답게 피어나길
彼らの、今後の活躍を応援したい。
(終わり)
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