■내안의 그놈 「インサイド・ミー」 2019年 〇〇〇〇-
(582)
2019年1月に公開され、190万を超える観客を動員したコメディ。
(現在、上映中)
いじめられっ子の高校生と巨大暴力組織ナンバー2の中年男の魂が、
ある事故をきっかけに入れ替わる。
△中年男は昔の彼女に対する罪滅ぼしとしてビルをプレゼント(映画より)
この事件をきっかけに中年男は組織を抜け、昔の彼女と実の娘との
平凡な暮らしを手に入れ、高校生はいじめられっ子を脱却した上に、
かわいい彼女(中年男の娘)までできてしまう。
△中年男は暴力組織を引退し、昔の彼女といっしょに食堂を経営する(映画より)
「ヲタク」好みの心温まるコメディ映画だった。
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■간신 「背徳の王宮」 2015年 〇〇---
(581)
2015年、110万を超える観客を動員した成人指定の時代劇。
△全国から多数の美女を徴発し遊興におぼれた燕山君(映画より)
朝鮮王朝最悪の暴君と呼ばれる燕山君(第10代)が、若くして
クーデターにより失脚するまでの、ハレンチ極まる暴政の時代が
背景になっている。
△朝鮮王朝時代のふんどし風女性用下着(映画より)
映画の主人公は、王に献上する美女を全国から徴発する役目を
担った大臣親子と、王の命を狙うため、自ら志願し徴発された
辻芸人の娘。
△王の暴政に抗議し、王の面前で自死する女もいた(映画より)
その女を愛するようになってしまった大臣の息子は、女の目的に
気付き、深い葛藤と苦悩に陥る。
そして、最後は、自分の命と引き替えに彼女を救う。
過激な性的描写が随所に登場する、ちょいエロ映画ではあったが、
ストーリー性もあり、映画の展開には、すっかり引き込まれて
しまった。
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■특수본 「S.I.T. 特命殺人捜査班」 2011年 〇〇〇--
(580)
2011年、110万を超える観客を動員した、社会派の刑事アクション。
3人の刑事(男2人、女1人)が、警察上層部と政治家、再開発業者、
犯罪組織の癒着関係に、命がけで切り込んでいくアクション。
△チャイナタウンでタイ人の麻薬密売人を追う刑事(映画より)
なかなか面白い映画であった。
△ソウル加里峰洞(タウム地図2011年4月撮影)
加えて、この映画では映画の本筋とは全く無関係ながら、久しぶりに
特定シーンのロケ地探しに夢中にさせられてしまった。
中高年「ヲタク」の陰気な趣味である。
△アメリカ留学から帰って来たばかりの博士警官(映画より)
主人公らがタイ人の麻薬密売人を逮捕したチャイナタウンが、具体的に
どこの街なのか?
△ソウル加里峰洞(ネイバー地図2010年9月撮影)
例によってネット地図のストリートビューを活用しながら、その街を
探し当てた時の快感には、格別なものがあった。
△「소배필」とは「牛サガリ」のことか?(映画より)
おそらく、その時、「ヲタク」の脳内にはかなりの量のドーパミン
(快感ホルモン)が噴出していたことだろう。
△ソウル加里峰洞(ネイバー地図2010年9月撮影)
この映画に登場したチャイナタウンは、ソウル九老区の加里峰洞で
ほぼ間違いない。
いや、意味のない謙遜はよそう。
100%、加里峰洞で間違いない。
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