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福岡発 コリアフリークなBlog

韓国や韓国語に関するオタクの雑学メモ。韓国映画はネタバレあり。 Since 2005/9.14

韓国映画の白黒ノワール

2018年11月02日 |  ┗注目女優

양아치 노와르   「(直)チンピラ・ノワール」 2018年   〇〇〇〇〇
(481)



2018年9月に公開されたモノクロのノワール映画。

弱小組織の下級幹部が主人公。

愛する女性が、大手建設会社理事(サディスティックなドラ息子)の
愛人が飲酒運転する車に轢かれ即死してしまう。実は、その建設
会社の会長(ドラ息子の父親)こそ、組織のスポンサーでもある。

主人公は、組織のボスの意向を無視し、罪の意識一つない傲慢な
愛人に報復するため、彼女を拉致する。


△罪を自覚した女への報復を断念した主人公

ところが、拉致途中の事故で頭を強く打った愛人が記憶喪失に陥った
上に、性格まで変わってしまい、まるで純真な幼女のような人格に
なってしまう(戻ってしまう)。

元はと言えば、愛人もまた、親の借金のかたに、理事(ドラ息子)の
性的な玩具にされている被害者だったのだ。


△主人公と女は結ばれる

いつしか、主人公と愛人の間に愛情が芽生える。



しかし、2人の「幸せな」逃避行も、長くは続かない。


△激しい濡れ場も披露した女優は、カク・チユ(映画より)

結局、主人公は、建設会社理事により無残に殺されてしまうが、
理事もまた、全ての記憶を取り戻した元愛人(主人公の恋人)の
手により殺されてしまう。

非常に見ごたえのあるノワール映画だった。


(終わり)