最近、200万代の観客を動員した韓国映画を選び、鑑賞している。
300万以上の観客を動員した韓国映画(2000年前後、チケットの
電算集計が開始されて以降)については、すでに、全て鑑賞し
つくしているからだ。
この週末、偶然、200万以上の観客を動員した官能時代劇を2本、
続けて鑑賞した。
どうやら、韓国では数あるジャンルの中でも、官能時代劇が、
小さいながらも一定の人気を確立しているようだ。
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■음란서생 「恋の罠」 2006年 〇----
(345)
2006年、230万を超える観客を動員したちょいエロ時代劇(年間8位)。
原題が「淫乱書生」のわりには、エロ度が極度に低い作品である。
△意外にも濡れ場の露出は背中だけ(映画より)
朝鮮時代を背景に、温厚で実直な1人の両班(貴族)が、ふとした
きっかけで官能小説の執筆に目覚め、売れっ子作家となる。ところが、
宮廷の側室との秘めた情事を小説に書いたことが災いし、破滅の
道を歩む。
しかし、去勢をまぬかれ、流刑になった後も、新しい官能小説の
執筆にいそしむなど、「淫乱」(官能)の道をまい進する。
「ヲタク」の趣向には合わない映画であった。
■미인도 「美人図」 2008年 〇〇---
(344)
2008年、230万を超える観客を動員したちょいエロ時代劇(年間8位)。
「美人図」を世に残した朝鮮時代の高名な絵師が、実は男装の女性
だったという秘話(フィクション)を描いた作品。
△「美人図」を描く主人公(映画より)
ちなみに、この映画では、主人公の女絵師と師匠の濡れ場で、非常に
気になるシーンを目にした。
△この後、師匠は主人公の紐パンティーを剥ぎ取る(映画より)
他でもない。
それは、師匠が主人公のはいた紐パンティーを強引に剥ぎ取る
シーンだ。
今回、ネットで調べて初めて知ったことだが、どうやら、朝鮮時代に
褌(ふんどし)に似た女性用の下着(下の画像)が存在したことは
事実のようだ。
△ネイバー知識百科より
韓国の官能時代劇をきっかけに、韓国の伝統文化に関し、また一つ、
新しい知識を入手した「ヲタク」であった。
(終わり)