△釜山国際旅客ターミナルの到着口
長女(大学1年)は2013年の暮れ、博多港から一人で釜山に
渡り、妻の実家(草梁)や従姉のアパート(海雲台)で年末年始を
過ごした。
△ターミナル内の釜山銀行で両替する長女
結果的に「ヲタク」は、2013年暮れ、釜山港の国際ターミナルで
長女を出迎え、そして、2014年の正月過ぎには、博多港の
国際ターミナルで帰国する長女を出迎えた。
△長女を乗せ博多港に入港するビートル号
何のことはない。
この冬、「ヲタク」は、国境を股にかけ、対馬海峡の両岸で
親馬鹿ぶりを発揮したのだ。
△姉を乗せ接岸するビートルを見つめる末っ子(小6)
長女は、この冬、妻方の親戚たち(妻の母、そして妻の姉妹や
その子どもら)との交際を通じ、「ヲタク」も知らない釜山や
韓国をたくさん経験してきた。
△博多港国際ターミナルの到着口で姉の帰国を待つ末っ子
うまくいったこともいかなかったことも、全ては今後の彼女の
知的な、さらには人間的な成長の糧(かて)になってくれる
ことだろう。
妻方の親戚たちには、「ヲタク」からも心からの感謝である。
(終わり)
△2013年1月の博多港国際ターミナル
唐突な話ながら、戦後、日韓の国交が正常化し、関釜フェリーが
就航して以来、下関港、北九州港(小倉港、門司港)、博多港を
発着する全ての日韓フェリーと日韓高速船に乗船したことが
ある、というのが「ヲタク」のささやかな自慢のタネだった。
過去、およそ30年間にわたって「ヲタク」が乗船した日韓旅客船の
中には、老朽化し引退した船に加え、小倉港発着の高速船や
門司港発着のフェリーなどのように航路自体が廃止された船も
含まれているので、個人的にはかなり貴重な経験だったと
自負している。
しかし、どうやら「ヲタク」のその自慢にも例外が生じそうな
雲行きである。
今回、博多港国際ターミナル内の広告パネルを見て初めて
知ったことだが、博多-釜山航路に、新しく高速船ドリーム号
(大亜高速海運)が就航していた。
調べて見ると、就航は2012年2月。
△ドリーム号のチケットカウンター
そして、残念なことには、そのドリーム号が2013年11月から
運休し、現在(2014年1月)に至るまで運航再開の目途は
立っていない、とのこと。
もし、このままドリーム号が廃止されたとしても、ドリーム号の
痕跡をこうして記録に残せたことは、「ヲタク」にとって、
せめてもの救いになるだろう。
(終わり)