2008年冬、青天の対馬海峡を走るカメリア号の左手船窓からは
対馬の姿もはっきり見えた。
午後5時過ぎには携帯電話が韓国の電波圏内に入った。
夕陽が沈む頃には地平線にはっきりと朝鮮半島の山影が
姿を現していた。
夕陽が姿を隠す頃、船はプサン港に入港。晴天だったおかげで、
プサン港の夕空は実に美しかった。
△写真右手には釜山タワー
闇に飲まれ行く夕空と街明りに挟まれた釜山タワーは、いやが
上にも「ヲタク」の旅情を掻き立てる。
△写真中央にライトグリーンに照明された釜山タワー
船がターミナルに接岸するころには、釜山タワーはきれいに
ライトアップされていた。
△下船後、ターミナルに向かう長女と長男
12月26日の夕方、かくして「ヲタク」一行はプサンに上陸した。
△「オイッ、そこの中年!今度は
写真家でも気どるつもりか?」
(終わり)
参加カテゴリ:地域情報(アジア)
2008年夏のプサン滞在中、日本から韓国を訪ねて来た知人と
夜のプピョンドン(富平洞)を歩く機会があった。
△酔客を地下へと誘うセーラー服姿の看板
「9時以前のお客様、酒代大幅割引」
観光スポットとして有名なナンポドン(南浦洞)やクァンボクトン
(光復洞)に隣接した地区がプピョンドン(富平洞)だ。
大雑把に言ってしまえばナンポドン界隈なのだが、観光客
目当ての店はほとんどない。
平日の夜だというのに、お酒を提供する露店は地元の客で
けっこうな賑わいを見せていた。
△日本風居酒屋「勝負」
品行方正な(?)「ヲタク」と知人は、結局、通りに面したビルの
2階にあった喫茶店に入り、腰を落ち着けた。
「ヲタク」は「緑茶ラテ」なる抹茶風味の甘いコーヒーを飲んだ。
△「ヲタク」が飲んだ緑茶ラテ
なかなかの美味であった。機会があればまた飲みたい。
△「品行方正とはオレのことだッ!」
「〇岡にはがっかりだぜ。」
(写真とは無関係)
(終わり)
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△夜の広安里ビーチ
帰国前夜の12月29日(金)、ウルサンからかけつけた妻の
妹夫婦と「ヲタク」夫婦の4人で深夜の広安里ビーチを訪ねた。
△夜の広安里ビーチ(2)
ムンヒョン洞でホルモン焼きをつまみに一杯やった後、腹ごなしを
兼ね足をのばしてみた。
カメラ(携帯電話)の感度が悪く、夜の広安里の華やかさが、
写真からは全く伝わってこないのが実に残念だ。
△広安大橋
赤々と灯のともったビーチ沿いのビル群やライトアップされた
「広安大橋」がいやが上にも「ヲタク」一行の旅情を掻き立てて
くれた。
特に24時間営業のさしみセンターは、その昔、「ヲタク」夫婦が
プサンで結婚式を挙げた後、さしみを食した思い出深い場所だ。
△広安里さしみセンター
旅情とともにこみあげて来るある種の懐かしさを胸に、
「ヲタク」はビーチ沿いの店でビールを少々と、最後に1杯の
レモンティーを飲んだ。
△店の窓越しに見た広安大橋
いや、正確に言えば、最後の最後は「리필(リピル/refill:
無料おかわり)」で飲んだホットコーヒーだった。
何の計画もなしにふらっと訪れた夜の広安里だったが、2006年
冬の訪韓最後の夜を飾るにふさわしい場所だったと言えよう。
(終わり)
2005年の暮れ、「オタク」が初めて訪れたプサンの街がある。
ナンポドンやソミョンほど大きな街ではない。
正式な地名は「범일2동/ポミル2洞」だが、プサンの人たちはこの
界隈を今でも「조방앞(조선방직앞/朝鮮紡績前)」と呼んでいる。
現在でも数多くの衣服関連の店が軒を連ねている街だ。
ちなみに「조방앞」という名称は、日帝時代にあった大きな
紡績工場の名前にちなんだ俗称だ。
「조방」の正確な発音やつづり、意味が分からず、つれあいを
質問攻めにしていたのだが、その会話を聞いていたタクシーの
運転手さんが地名のいわれを詳しく説明してくれたのであった。
運転手さんの話によれば、近くには日本人客も多い「クラウン
ホテル」という大きなホテルもあるそうだ。
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