2017年冬、プサン駅近くの食堂(肉屋さん兼業)で、久しぶりに
カルビタンを食べた。
ご飯もついて6,000ウォン。味も大満足。
特に脇役のキムチは絶品だった。「ヲタク」好みのシャキシャキの
浅漬け風味だったので、全て平らげたくらいだ。
だが、「ヲタク」は、おそらく、この店に2度と行くことはない
だろう。
厨房を切り盛りするお婆さんには気の毒だが、店の主人らしき
おじいさんがあまりにひどかった。
せめてレジか店の奥に静かに座っておけばよいものを、わざわざ
食事中の客を不快にさせる所作(具体的な説明は伏せておく。ただし、
オナラでないことは断っておく)を、2度3度と平気で行うなど、
お婆さんの努力を踏みにじっているとしか思えなかった。
もし、また行くとしたら、それはお婆さんを応援したくなった時だけ
だろう。
(終わり)
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2016年夏のプサン訪問を前に、「ヲタク」は妻に、まだ
「ヲタク」が食べたことがなさそうなプサン名物をたずねた。
妻は「ミルメンは?」と逆に「ヲタク」にたずねた。
若いころ、食べたような気もするが、名前は確かにミルメン
ではなかった。
△路地の奥には冷麺店
いずれにしろ、気になっていたそのミルメンを、今回、
南浦洞で初めて食べた。
△これは冷麺店の宣伝
実は、一旦は冷麺を食べるつもりで横丁に入ったのだが、
冷麺店のすぐ横がミルメン店だったのだ。
△ミルメンの専門店
そのことに気付いた後の気持ちの切り替えは早かった。
△キンキンに冷えたミルメン(大盛)
ミルメンは、やはり専門店で食べるのが一番だ。
専門店以外の店では、大概、ミルメンは店で最安の料理なので、
わざわざミルメンだけを注文するのは気が引ける。
すでに一度、そういう経験をしているのだ。
いずれにしろ、腰の強い白い細麺の冷麺である「ミルメン」は、
実に美味だった。
(終わり)参加カテゴリ:地域情報(アジア)
△草梁洞の一角に並んだ屋台
2008年の夏、「ヲタク」と妻はプサン草梁洞入り口の屋台で
予定外のお酒を飲んだ。
すでに屋台で一杯やっていた妻の知り合い(昔のご近所さん)に
呼び止められ、結局、同席することになったのだ。
聞くと、この年配の男性、妻の妹の結婚式の時は妻方の親戚と
いっしょにバスに乗って式場のある馬山まで行ったこともあり、
「ヲタク」のこともご存知だった。
屋台ではパジョンなどをつまみにビールや焼酎をごちそうになった。
屋台からの帰途、無性にラーメン(博多ラーメン)が食べたく
なった「ヲタク」は、代わりに冷麺を食べた。
△冷麺
酒を飲んだ後に食べるあっさり味の冷麺。これがまた、なかなかの
美味であった。
(終わり)

△コムタン
2008年夏、「ヲタク」はプゴク(釜谷)温泉の韓国食堂で
「곰탕(コムタン)」を賞味した。

△ご飯を加え雑炊に
コムタンは、牛骨や牛肉、牛ホルモンなどを長時間、煮込んで
作るスープ料理だ。非常に淡白な味なので、実際、食べる時は
好みに応じて塩などを加えたりする。

ビールのつまみには、「도토리묵(トットリム)」と呼ばれるどんぐり
料理を頼んだ。どんぐりの澱粉から作られた寒天状の食べ物だ。
ついでに、その時、家族や親戚が食べた他の料理も紹介して見る。

△キムチチゲ
まずは、長女と親戚の子どもが食べた「김치찌게(キムチ鍋)」。

△ユッケジャン
そして、妻と義理の母が食べた「육개장(ユッケジャン)」。
「개장국(ケジャンク)/犬鍋」風味の辛い鍋を犬肉の代わりに
牛肉を使って作ったのが、このユッケジャンの由来なのだと言う。
(終わり)



2008年夏のウルサンで、「ヲタク」は「묵은지/ムグンジ」
(低温で長期にわたり熟成させたキムチ)入りのジャガイモ鍋を
初めて賞味した。

店は、ピチピチの女性2人が派手な宣伝を繰り広げていた
開店し立てのジャガイモ鍋専門店。

正直、全くこの料理に期待していなかった「ヲタク」は、ムグンジの
まろやかな食感に小さな感動を覚えることになった。

辛みよりもむしろ甘みの方が印象的なキムチ料理で、「ヲタク」が
初めて経験する領域の味覚だったと言える。

鍋の具である骨付き豚肉や定番の焼き飯もまずまずの美味だった。
「ヲタク」にこの料理を振舞ってくれた親戚(妻の妹家族)に、心から
感謝したい。
(終わり)



2007年冬のプサン訪問中、「ヲタク」は地下鉄プサン駅につながる
地下街で「오뎅우동(オデンウドン)」を賞味した。

△「オデンウドン」2500ウォン(約300円)
オデンにしろウドンにしろ、日本人「ヲタク」が慣れ親しむ食べ物で
あるとは言え、日本ではオデン入りのウドンは食べたことがない。

△オデンウドン(手前)とラーメン(奥)
午後になってお腹がすいたという家族や親戚に付き合って
注文したのだ。

△キンパ(韓国風海苔巻き)
ウドンやラーメン、キンパ(韓国風海苔巻き)が出来あがるまで、
子どもたちは近くのお店でオデンやゆで卵(唐辛子味噌煮込み)を
つまんでいた。

△長い串に刺さったオデン
末っ子の大好物は棒餅を串刺しにしたオデン。ほんのりオデン汁の
風味は染み込んでいるが、ほとんど餅の味しかしないあっさり味の
オデンだ。

△棒餅のオデン
彼女はプサンに来るたび、この棒餅を食べることを大の楽しみに
している。
(終わり)

