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VIVA セレッソ大阪

僕の大好きなセレッソ大阪を中心とするサッカー観戦記

【WEリーグ第1節】セレッソ大阪ヤンマーレディース0-0仙台@ヨドコウ桜スタジアム

2025-08-10 18:12:00 | セレッソ大阪ヤンマーレディース

2025-26シーズンのWEリーグが開幕。セレッソ大阪ヤンマーレディースはホームに仙台を迎えましたが、スコアレスドローに終わりました。

8/9 マイ仙台戦 | 試合結果 | セレッソ大阪ヤンマーレディース | Cerezo Osaka YANMAR Ladies

8/9 マイ仙台戦 | 試合結果 | セレッソ大阪ヤンマーレディース | Cerezo Osaka YANMAR Ladies

公式】セレッソ大阪ヤンマーレディースの「8/9 マイ仙台戦」ページです。試合結果、関連ニュース、試合レポートなどをご覧いただけます。

セレッソ大阪ヤンマーレディース | Cerezo Osaka YANMAR Ladies

 

今シーズンより、レディースチームの環境を男子に近づける、ということもあってか、ゴール裏が常時開放、レディースオフィシャルガイドブックの販売がされました。

今シーズンより監督が変更になったこともあり、ウォーミングアップから様子が異なりました。鳥居塚前監督の時は、育成年代の監督らしく(スタッフ数が少ないこともあったと思いますが)、ウォーミングアップの手伝いを監督がしていました。しかし、松田監督になってからは、男子と同様に監督はウォーミングアップには参加していませんでした。

またウォーニングアップ時のボール回しの練習が昨シーズンよりも複雑になってテンポが速く、頭を使うメニューになっていました。選手がコメントしていた通り、頭が疲れる練習だとわかりました。

ウォーミングアップ時のシュート練習も昨シーズンとは異なって、枠内にシュートを決めるシーンが明らかに多くなっていました。特に宝田選手のシュートはスピードが他の選手と比べて明らかに早かったです。



さて、試合はセレッソは昨シーズンの4-4-2とは異なる3-4-2-1の初期配置でした。




サイドはDFとWBとシャドーの3人で崩そうとしていることはわかりました。シャドーの選手がサイドの崩しに加わるために、サイドに流れることが多いため宝田選手との距離感が微妙にずれていた感じで決定機は少なかったです。最大の決定機は前半終了間際に和田選手がGKと1対1を枠外に外してしまったシーンでした。

後半からは昨シーズンまでにはあまりなかった選手交代を積極的に行っていました。しかし、湿気に加えて、後半から雨の影響でピッチに脚を取られる選手が多くなった影響もあり、宝田選手と米田選手が脚を攣って交代、仙台も脚を攣っている選手が多かったです。宝田選手が後退して以降はセレッソの得点の匂いはなくなってしまったことが残念です。開幕戦はチームの完成度が低いこと、ピッチコンディションの問題もあり、仕方ないのかもしれません。

残念ながらスコアレスドローに終わりましたが、守備時の5バックは安定していました。しかし、このサッカーだと上位チームが相手だとずっと守らされることになるかもしれません。一方で攻撃については、コンビネーションが悪かったこともありましたが、どうやって得点を奪おうとしているのか伝わりませんでした。この点については改善が必要でしょう。

試合後の松田監督のコメントを抜粋すると、<ゲームの方は、リスクを冒して攻撃することができなかった。ボールを動かすことは、当初からこのチームに植え付けてきたことですが、どこかでリスクを冒さないと、ゴールは手に入らない。試合を通して、相手のディフェンスラインの背後に進入したシーン、ゴールに近づいたシーンはほとんどなかったと思います。うまく自分の言葉が選手たちに伝わらなかった。力のなさを感じています。やはり勝ち切るためにはゴールが必要、そのためにはリスクを冒すこと。そこはもう一回選手たちと共有して、次のゲームに向かっていきたいです。>とのことでした。リスクを冒さずに無難にプレーしていた感じはスタンドからも伝わりました。次節以降、リスクを冒した攻撃による得点を期待したいです。

セレッソに復帰した宝田選手は昨シーズンのセレッソにはなかった前線の起点となっていました。宝田選手をうまく生かした攻撃がチームとしての課題ですね。

また、新加入の新井選手はチームのために走れる選手でした。ただ単に走るだけではなく技術やメンタルの強さも感じました。スタートのポジションはシャドー、途中でボランチ、最後は1トップでした。様々なポジションでプレーできることも素晴らしいと思いました。今後も期待しています。




 


2025-26シーズン新体制発表記者会見

2025-07-13 18:24:16 | セレッソ大阪ヤンマーレディース

昨日セレッソ大阪YouTubeチャンネルに2025-26セレッソ大阪ヤンマーレディースの新体制発表記者会見が公開されました。

記者会見は7月9日に行われ、松田新監督、宝田選手、新井選手のコメントはスポーツ紙のサイト等に出ています。スポーツ紙等のサイトに出ていないコメントについて記載します。

1.日置社長

・レディースも男子と同じ環境にしたい。今シーズンから練習時間を午前に変更し、栄養面、体のケアについても力を入れている。

・ドルトムントとの提携を実現した。

・ビジネス面では前年を越えたい。

2.児玉強化グループ長

・育成選手中心の方針には変更はない。セレッソに戻ってきた宝田選手による選手のレベルアップに期待している。

・(選手数が23名と少ない点について)もう1名、2名補強したい思いもあった。しかし、試合に出場できる人数、ベンチに入れる人数には限りがあり、少ない人数にした。(まだ発表していないが)育成組織から数名を2種登録する予定。

→選手の人数が少ないのはずっとベンチ外という選手をできるだけ減らすこと、選手間の競争を狙っているとの回答でした。

3.松田監督

・若い選手を育成することは得意。日々のトレーニング、試合を通して成長させたい。急にチームが強くなる魔法はない。

・宝田選手のレベルをベースにチーム力を引き上げたい。

・新井選手は気持ちのこもったプレーをする。最近は少なくなっているタイプで周りを引っ張るアグレッシブさを発揮しており、存在感を期待している。

・セレッソ大阪独自のサッカー観を作っていきたい(ほかのチームにはない独自性)。

・セレッソ大阪ヤンマーレディースの選手は一生懸命プレーしている。しかし、サッカーを知らなすぎる。その点について改善が必要。

◆感想

・昨シーズンよりもすべての面でよりよくしていこうという意気込みは伝わりました。

・宝田選手は昨シーズンまでにセレッソ大阪ヤンマーレディースに足りなかったものを発揮してほしいと期待しています。

・新井選手の気持ちのこもったプレーが見られることを期待しています。

・松田監督がおっしゃったとおりトプ3とは差があります。しかし、プロサッカーチームとして、セレッソ大阪ヤンマーレディースならではのサッカーを見せてくれることを楽しみにしています。


2025-26シーズンの体制発表

2025-06-29 20:13:43 | セレッソ大阪ヤンマーレディース

先日2025-26シーズンのセレッソ大阪ヤンマーレディースの体制が発表されました。

 

2025/26シーズン セレッソ大阪ヤンマーレディース 体制について | セレッソ大阪ヤンマーレディース | Cerezo Osaka YANMAR Ladies

2025/26シーズン セレッソ大阪ヤンマーレディース 体制について | セレッソ大阪ヤンマーレディース | Cerezo Osaka YANMAR Ladies

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監督には昨シーズン、日テレ東京をWEリーグチャンピオンに導いた松田兵夫氏を迎えました。鳥居塚前監督はどちらかといえば育成の指導者でしたが、松田新監督は女子サッカーのトップチームで実績を残した監督です。松田新監督はコーチを連れてくることはなく、一人でセレッソに来ましたが、やりたいサッカーができるのか興味があります(女子サッカーはそれが普通のことなのかもしれません)。

また選手の構成は新加入の選手が2選手のみとなったため、GK4名、フィールドプレイヤー19名の少数精鋭になりました。とはいえ、フィールドプレイヤー19名では紅白戦はできなので、トレーニングはどうするのかな、と感じました。7月の初旬に新体制記者会見がありますので、その点については触れられるのかなと思います。

過去2シーズンはアマチュアクラブからプロクラブへの移行期、今シーズンからはプロクラブとしてWEリーグで勝負をする、と感じました。


【WEリーグ最終節】セレッソ大阪ヤンマーレディース1-2大宮@ヨドコウ桜スタジアム

2025-05-17 22:17:00 | セレッソ大阪ヤンマーレディース

WEリーグ最終節、ヨドコウ桜スタジアムに10,294人が来場しました。クラブ史上最高の来場者数を記録しましたが、大宮に敗れ、7位でシーズンを終えました。

5/17 大宮V戦 | 試合結果 | セレッソ大阪ヤンマーレディース | Cerezo Osaka YANMAR Ladies

5/17 大宮V戦 | 試合結果 | セレッソ大阪ヤンマーレディース | Cerezo Osaka YANMAR Ladies

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「1万人プロジェクト」が本当に実現しましたし、選手の力になったと思います。「1万人プロジェクト」のために、ベンチ外の選手が試合開始2時間前から1時間程度スタジアム内でサポーターと交流していたこと、4種のサッカー大会の開会式があったこと、今シーズン限りで引退する福永選手、前川選手のセレモニーがあったこと、退団する選手の挨拶があったことなどなど、普段のホームゲームにはない雰囲気がありました。

試合は阪和線のダイヤが乱れるほどの強風が大きく影響しました。前半風下のセレッソはボールが風に戻されて苦労しました。逆に風上の後半は優位になれることがわかっていただけに、先に失点はしたくなかったですね。大宮の先制ゴールは見事な連携でしたので仕方なかったですが残念でした。

後半は同点ゴールが取り消されたり、運もありませんでした。90+1分に田子選手が見事なゴールを決めて、スタジアムが盛り上がって、直後に同点にできる決定機もあったのですが・・・残念ながら負けてしまいました。選手は一生懸命プレーしていたことは伝わりましたが、何か足りず勝ち点3を取れなかった・・・という感じです。

選手をはじめ関係のみなさま、1年間お疲れさまでした。今シーズン限りで引退した選手のみなさまお疲れさまでした。今シーズン限りで退団する選手のみなさま、新たな場所で輝くことを願っています。

*gooブログは9月末でサービスが終了となります。サービス終了まであと4か月ほどになります。残りの期間は短いですが、来シーズンの開幕まではサービスが続きますので、何か書ければと考えています。


セレッソ大阪ヤンマーレディース3-1仙台@ヨドコウ桜スタジアム

2025-05-04 20:31:00 | セレッソ大阪ヤンマーレディース

ホームで仙台に快勝、後半戦ホーム初勝利となりました。

5/4 マイ仙台戦 | 試合結果 | セレッソ大阪ヤンマーレディース | Cerezo Osaka YANMAR Ladies

5/4 マイ仙台戦 | 試合結果 | セレッソ大阪ヤンマーレディース | Cerezo Osaka YANMAR Ladies

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今日のヨドコウ桜スタジアムはアウェイゴール裏からホームゴール裏にむけて風がとても強かったです。上空に蹴ったボールが戻ってくる、または伸びてくるシーンが多くみられ、試合結果にも影響が出ました。

セレッソはいつもどおり4-4-2、仙台は4-2-3-1。立ち上がり10分は仙台がセレッソを押し込みました。元なでしこジャパンの中島選手がトップ下で上手く動いていたこと、1トップの津田選手は高くて強くて速かったこと、他にもいい選手がいて、立ち位置もよかったです。しかし、チャンスになりそうなパス、ラストパスにミスが多く得点を決められません。一方、セレッソは仙台の選手の動きを見ながら落ち着いてパスを回せていました。前半11分の中西選手のクロスをゴール前に斜めに走りこんできた百濃選手が決めて先制しました。これはGKからパスをつないで仕留めたいいゴールでした。その後もセレッソは決定機をいくつか作り、いい感じで前半を終了しました。

後半は追い風がセレッソの味方となり、仙台を押し込みます。すると49分にスローインから田子選手が上手くボールをキープして宮本選手にパス、パスを受けた宮本選手が仙台の選手を交わしてゴール前にドリブルで進み、ペナルティエリアの少し手前からミドルシュートを決めて追加点を奪いました。

守備面では、前半は津田選手とマッチアップをしていた中谷選手が苦戦していましたが、後半は浅山選手がマッチアップすることになったこと、風も味方して前半に比べると津田選手を抑え込むことができました。

守備が良くなると攻撃もよくなり、79分には脇阪選手のFKが風でボールが伸びて、GKの頭上を越えるゴールとなり、3-0でゲームを決めました。

3-0になってからは仙台に押し込まれて、守備の時間が長くなり1点を失いましたが、3-1で勝利することができました。

本日の勝利で昨シーズンの勝ち点を超えることができました。残り2試合もしっかりと勝利して、勝ち点を積み上げてほしいですね。


【WEリーグ第18節】N相模原0-2セレッソ大阪ヤンマーレディース@相模原ギオンスタジアム

2025-04-19 21:27:00 | セレッソ大阪ヤンマーレディース

アウェイの相模原戦に勝利、ようやく後半戦の初勝利となりました。

4/19 N相模原戦 | 試合結果 | セレッソ大阪ヤンマーレディース | Cerezo Osaka YANMAR Ladies

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N相模原とは開幕節で対戦しましたが、その時に感じた優位差は感じず、前半は互角、後半は相模原のほうが優位だったと思います。シュート数も相模原14本に対して、セレッソは4本でした。ただし、上位チームとの対戦とは異なり、相手がパスコースを消してきても相手の背中を取るパスを差し込んでビルドアップしたり、チャンスを作りだすシーンも見られました。後半は体を張った守備や74分の山下選手のスーパーセーブもあってクリーンシートで終われたのもよかったかと思います。今日は交代選手が機能していたので、前半戦よりは選手層が少し厚くなったことも感じられました。

次節は神戸戦。前半の対戦時は勝利できましたが、2回目の対戦はどうなるでしょうか。


【WEリーグ第16節】東京NB2-1セレッソ大阪ヤンマーレディース@味の素フィールド西が丘

2025-03-29 16:01:00 | セレッソ大阪

今日の試合を例えるなら、日本代表がアジアカップの予選リーグでアジアのランキングの低いチームとゲームをしているような感じでした。もちろん日本代表が東京NBで、アジアのランキングの低いチームがセレッソです。

3/29 東京NB戦 | 試合結果 | セレッソ大阪ヤンマーレディース | Cerezo Osaka YANMAR Ladies

3/29 東京NB戦 | 試合結果 | セレッソ大阪ヤンマーレディース | Cerezo Osaka YANMAR Ladies

セレッソ大阪ヤンマーレディース | Cerezo Osaka YANMAR Ladies

 

立ち上がりからセレッソの守備は全くハマらず、0-2になるまでは東京NBの攻撃練習のような感じでした。カウンターをしようとしても前線の人数が足りず、すぐにボールを奪われました。セレッソは前線での守備時は東京NBの3バックに対して田中選手、矢形選手、丸井選手の3枚でプレッシャーをかけようとしましたが、東京NBはGKを使ったり、MFがいいポジションをとって簡単に剥がしました。東京NBは下部組織でも常にボールを持つ試合をしているのでいつもどおりプレス回避したという感じでした。また1対1でも負けていたので、その結果終始自陣に釘付けにされることになりました。DAZNでの中継ではセレッソの陣形を4-4-2と言っていましたが、押し込まれていたので5-4-1になっていました。このあたりについては意図的に5バックにしたのか、5バックにさせられていたのか、公式HPの監督のコメントにも記載されていないのでわかりません。でも左サイドのスローインは百濃選手(交代後は和田選手)がしていたので、意図的に5バックにした(せざるを得なかった)と思います。

2失点目以降はセレッソがボールをつないで攻撃をする場面が増えて1点を返しましたが、セレッソが得点を奪いに行かざるを得なかったことと、東京NBに疲れが出たのかもしれません。

今日は監督のコメントにあるとおり、前線からの連動したプレスは難しいです。選手がやみくもに走っても相手が複数のプレス回避の手段を持っていたら、今日のようにただ単に走らされて疲れるだけになります。次節の浦和戦に向けてどのように改善するのかが課題なった試合でした。


栗本悠加選手が筑波大学に進学

2025-03-22 21:09:50 | セレッソ大阪ヤンマーレディース

3月12日、栗本悠加選手が『大学進学のため3/29(土) に行われる2024-25 SOMPO WEリーグ 第16節日テレ・東京ヴェルディベレーザ戦をもって退団することになりました。』と発表されました。

栗本 悠加選手 退団について | セレッソ大阪ヤンマーレディース | Cerezo Osaka YANMAR Ladies

栗本 悠加選手 退団について | セレッソ大阪ヤンマーレディース | Cerezo Osaka YANMAR Ladies

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栗本選手の突然の退団のニュースに驚きましたが、日刊スポーツによると4月から筑波大学でプレーをするとのことです。大学進学を機にサッカーを辞めるのではなく、自身の成長のために大学のサッカー部に移籍するようです。このため日刊スポーツの記事にあるように4年後にセレッソに戻ってくる可能性もあるようです。

 

【WEリーグ】C大阪ヤンマー栗本悠加が筑波大進学を公表 ホーム最終戦は無得点に「悔しい」 - サッカー : 日刊スポーツ

7位セレッソ大阪ヤンマーレディースは、勝ち点で並んでいた8位ちふれASエルフェン埼玉とホームで引き分けた。3試合連続のドローで順位は変わらず、通算4勝5分け6… - 日刊ス...

nikkansports.com

 

セレッソ大阪ヤンマーレディースの下部組織であるガールズは、全国大会で結果を残し、またアンダー世代の日本代表選手をたくさん排出しています。現在、レディースチームの主力を担う選手は、①上の世代の選手がいないため、アンダー世代の時から多くのプレー時間を得て成長した選手、②初年度のWEリーグ参加を見送った結果、主力選手が大量に移籍したため、なでしこリーグ1部で主力選手として多くのプレー時間を得たことにより成長した選手、が多いと思います。しかし、WEリーグ参入後にU18から昇格した選手は、現在の主力選手の壁を超えることは難しく、自身の成長のために必要なプレー時間をあまり確保できていない、という問題に直面しているように思います。

スペインのエイバルCチーム監督の岡崎篤さんは、サッカージャーナリスト小澤一郎氏のインタビューの中で、バスクのクラブがCチームを持つ意義として、「高校3年生~大学1年生の年代の選手が、適度なレベルで年間で2000分出場できる環境を作る」「どんなに素晴らしい練習を日々積んでいても、出場時間が足りないと選手は成長できない」と答えています。

今回栗本選手が、自身の成長のために出場時間を確保できるチームに移籍するという選択をしたのであれば、いい選択をしたと思います。栗本選手が大学の4年間で成長して、素晴らしい選手になっていることを願っています(できればセレッソに戻ってプレーしてほしいですが・・・)。


S広島R1-1セレッソ大阪ヤンマーレディース@エディオンピースウイング広島

2025-03-18 20:38:33 | セレッソ大阪ヤンマーレディース
WEリーグ参入後、公式戦5戦全敗中の サンフレッチェ広島レジーナから勝点1を獲得しました。
3/15 S広島R戦 | 試合結果 | セレッソ大阪ヤンマーレディース | Cerezo Osaka YANMAR Ladies

3/15 S広島R戦 | 試合結果 | セレッソ大阪ヤンマーレディース | Cerezo Osaka YANMAR Ladies

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トップチームと同一日、同一時間帯の試合でしたので、ようやく見逃し配信を見終わりました。

広島にボールを保持され、前半はほぼハーフコートゲームで、複数失点してもおかしくない試合でしたが、 選手全員が必死に食らいつき、懸命に守備をしました。少ないチャンスを生かして田子選手がWEリーグ初ゴールを決めた場面はいいボールのつなぎから仕留めることができました。田子選手、おめでとうございます!

先制してからは、セレッソが落ち着いたからなのか、広島がより前がかりになったからなのか、セレッソがボール奪取後から次々にカウンターでチャンスを作った(作りかけた)シーンも増えました。でもWEリーグカップ王者の広島との差はまだまだあるなあと感じさせられた試合でもありました。


【WEリーグ第12節】セレッソ大阪ヤンマーレディース1-2新潟@ヨドコウ桜スタジアム

2025-03-02 20:43:00 | セレッソ大阪ヤンマーレディース

新潟に後半ラストプレーでゴールを決められて敗戦、悔しい敗けでした。

3/2 新潟L戦 | 試合結果 | セレッソ大阪ヤンマーレディース | Cerezo Osaka YANMAR Ladies

3/2 新潟L戦 | 試合結果 | セレッソ大阪ヤンマーレディース | Cerezo Osaka YANMAR Ladies

セレッソ大阪ヤンマーレディース | Cerezo Osaka YANMAR Ladies

 

今日の試合はWEリーグのウインターブレイク中に加入した丸井選手が右サイドバックで先発出場(後半途中から右サイドハーフにポジションチェンジ)、田子選手が途中出場、そしてケガによる長期離脱から復帰した栗本選手が約1年ぶりに試合に出場しました。試合後の鳥居塚監督の「この3枚がチームに加わったことによってチーム内の競争は激しくなって、チームとしても試合の中でパワーアップが図られる存在になってくれている」というコメントにあるようにチームを活性化させてくれたと思います。

特に田子選手は、自身のストロングポイントについて「スピードとパワーを生かしてゴールまで自分で行けるところです」とコメントしていたとおりのプレーを見せてくれました。セレッソ大阪ヤンマーレディースの選手はテクニックはすごいのですが、WEリーグではパワーでつぶされることがほとんどで、テクニックを発揮することができないシーンをたくさん見ました。しかし、田子選手は新潟のDFにパワーでは負けておらず、一瞬のスピードも速いので、新潟のDFがやりにくそうでした。田子選手がボールを持つと、キープするシーンも多く、他の選手が前に行く時間を作ってくれるよさもありました。まだWEリーグデビューしたばかりなので改善点もありますが、ストロングポイントは大事にして伸ばしてほしいなと思いました。セレッソ大阪ヤンマーレディースにはいないタイプのFWなので今後に期待しています。

今日の試合は、後半途中の百濃選手のシュートがポストに当たらずに決まっていれば、違った結果になったかもしれません。結果は残念ですが、決定機はいくつか作れましたので今後に期待の持てる内容だったと思います。