セレッソ大阪5-3水戸ホーリーホック(大阪長居スタジアム)
水戸に勝利し、湘南と勝ち点が並びました。
セレッソの前線の攻撃が、香川選手と乾選手のパス交換とドリブルが多く、水戸の守備網にほとんど引っ掛かります。しかし25分マルチネス選手のグランダーミドルシュートが決まり先制。
効き足の左ではなく右足で打ったこと、DFにボールがあたりコースが変わったことから、水戸のGKが意表をつかれた形になりました。
だが33分右サイドからのアーリークロスをヘッドで決められ同点にされる。直前の審判の判定に冷静になれなかったからか集中力を欠いた感じでした。
その数分後、ゴール前のルーズボールに飛び出した小松選手がGKに倒されPK。水戸にとっては厳しい判定にみえましたね。香川選手がPKを決め勝ち越し
。しかしその次のプレーでクリアボールを拾われ、ミドルシュートをたたきこまれ同点にされて前半を終了しました。
審判の判定基準の曖昧さが試合を動かしている感じで、かなりセレッソの選手はナーバスになっていました。
後半こう着状態がつづきましたが、60分平島選手のグランダーのクロスをゴール前真ん中で小松選手が潰れたところフリーになった石神選手が難なく押し込み再び勝ち越し
。勝ち越してからはセレッソが運動量で水戸を圧倒し、一方的な展開に。しかしシュートがなかなか決まりません。そこで足のつった小松選手に代わり西澤選手が投入されスタジアムの雰囲気が一変しました。
77分マルチネス選手のパスを西澤選手が絶妙のスルー。フリーでパスを受けた香川選手がGKも冷静に交わし追加点
。87分には石神選手のグランダーのクロスを香川選手がニアで合わせハットトリック
を達成しました。
ロスタイム、今日再三乱れていたGKとDFの連携の乱れをつかれ残念な失点を喫しました。余計な失点を今後の反省に生かして欲しいと思います。