セレッソ大阪1-1名古屋グランパスエイト(長居スタジアム)
ヤマザキナビスコカップ第5節、ホーム長居に名古屋を迎えて行われましたが、引き分けという残念な結果に終わりました。
クラブ史上初のリーグカップ決勝トーナメント進出を狙うセレッソは、DFの柳本選手が山崎選手に代わっただけでスタメンはベストメンバーで望みました。
10分すぎ西澤選手がが腰を押さえ、早くも15分に黒部選手に交代。名古屋も33分に選手が負傷で交代と予想外の展開で進みました。
33分、古橋選手のクロスが直接ゴールに吸い込まれセレッソが先制しました(ミスキックかと思いましたが、古橋選手のコメントでは「得点は、早いボールを中に入れようと思い、逆サイドに向けて思いっきり撃ちました。」とのこと)。
39分、名古屋中山選手のシュートをGK吉田選手がファインセーブで止め、前半は1-0でリードして終了しました。
後半、名古屋のクライトン選手を自由にさせすぎ、次々にピンチを迎えました。
そして55分、右サイドのスペースに飛び出した杉本選手にセレッソDFが次々にかわされフリーの中山選手にラストパス。中山選手に決められ同点とされました。
セレッソも同点にされてからは攻撃的になり、ほぼセレッソペースで試合が進みました。
62分、森島選手に変えてファビーニョ選手を投入。
ファビーニョ選手は故障明け初の試合、かつ初めてのトップ下のポジションに入りました。
70分、布部選手に変えて柳本選手を投入しました。
DFのブルーノ選手はボランチの位置に上がりました。
2人とも慣れないポジションでしたが、違和感なくプレーしていました。
またボール奪取能力とパス能力も高い選手なのでセレッソの攻撃が活性化したと思います。
一方的に攻めるセレッソに対し、名古屋もカウンターで応酬。
68分中山選手との1対1と、79分CKからの相手のフリーのシュートをGK吉田選手がファインセーブで防ぐなどいつ点をとられてもおかしくない展開でした。
セレッソは最後まで必死に攻撃しますが、シュートが全く決まりません。
終了間際の黒部選手のシュートも相手GKに防がれ引き分けに終わりました。
公式記録によるとシュート数で18対13とリード。
名古屋のFWウエズレイ選手、マルケス選手がいないことを考えると絶対に勝って勝ち点3をとらなければいけなかった試合だったと思います。
でも選手は最後まで一生懸命攻撃していたので、次の鹿島戦では絶対に勝ってくれると期待しています。
決勝トーナメントに進出できるかどうかに関わらず、11日ホーム長居で行われる鹿島戦は絶対に勝って終わりたいものです。