VIVA セレッソ大阪

僕の大好きなセレッソ大阪を中心とするサッカー観戦記

仙台1-1セレッソ 大阪@ユアスタ

2021-05-30 17:40:00 | セレッソ大阪
直近3戦3勝のアウェイ仙台戦、セットプレーからチアゴ選手のヘディングで先制しましたが、79分にクロスをファーサイドでマルティノス選手に頭であわされて1-1のドローに終わりました。
セレッソは3バックで望みました。
   キム ジンヒョン
 ダンクレー チアゴ 瀬古
松田    原川   丸橋
   坂元     清武
   奥埜   タガート

前半からボール保持率では仙台を上回ったものの、シュートがバーに2回当たるなど決定機は仙台のほうが多かったです。
後半セットプレーから先制できましたが、原川選手の脇が空くので、バイタルエリアをうまく使われると危ないシステムです。65分に原川選手から大久保選手に交代すると奥埜選手が、72分にタガート選手から藤田選手に交代すると、藤田選手がアンカーに入りましたが、同じ状況が続きました。今日は降格圏の仙台なのでドローに終わりましたが、相変わらず厳しいサッカーだと思います。

クルピ監督は1-0の状況で決定機を決めていれば勝てた、状況は良くなっていると思っているようです(試合後のインタビュー)。クラブも同じように考えているのかもしれません。
しかし、開幕前は上位3チームに入ることがノルマと言っていたはず…。それであれば今日だけでなく、5月の結果は受け入れることができないはずです。ロティーナ監督との契約延長をしなかった結果、順位が下がっていることに対して、総括もなくいつのまにか目標がJ1残留に下がっていることについてどう考えているのか聞きたいところです。



鹿島1-0セレッソ大阪@カシマ

2021-05-26 21:23:00 | セレッソ大阪
セレッソにとっては見せ場のないゲームで鹿島にクリーンシートで敗れました。
セレッソはビルドアップの型がないため、前線からプレスに来る鹿島に苦しみました。時折見せるカウンターくらいで決定的なチャンスはほとんどなかったと思います。
攻め手がないのなら、しっかり守ってラッキーなカウンターのチャンスを待つしかないのですが、72分に新井選手のバックパスを鹿島の選手にカットされ、そのままショートカウンターで決められて先制されました。鹿島に先制された時点で終わったゲームになりました。こうなるとパスミスをした新井選手が悪いとなるのですが、ビルドアップの型がなく、サイドバックでビルドアップが詰まったことが原因なので、新井選手だけが責められるものではないと思います。
開幕直後は勝ち点3を積み重ねていただけに、現実を知ることはとても辛いです。セレッソの強化担当者には現実に目を逸らさず、まともな判断を下してほしいです。ロティーナ監督を交代させる判断をした人達なので期待薄ですが…。

セレッソ大阪1-2広島@ヤンマースタジアム長居

2021-05-23 19:48:00 | セレッソ大阪
セレッソがヤンマースタジアム長居をホームスタジアムとするラストマッチは、見どころもない、何の収穫もない試合でした。

セレッソの4-2-3-1に対して、広島は今シーズン主に使っている4バックではなく、昨シーズン使用していた3-4-2-1。このシステムにセレッソはボールをビルドアップできず攻め手がなく、広島のシュートをキム ジンヒョン選手がファインセーブで止めてくれたおかげで、前半をスコアレスドローで折り返します。

セレッソは47分にCKから奥埜選手が押し込んで先制します。攻め手のないセレッソにとっては願ってもない先制点でした。しかし、50分に広島にCKからあっさり決められて同点にされました。前半から広島のCKからファーサイドがフリーになっていたのですが、何の修正もなく決められました。ジュニオール・サントス選手のマークが松田選手で、かつ逆サイドにフリーの選手が多くてはどうしようもありません。

そして59分にはセレッソのチャンスから広島にカウンターをくらい逆転されました。その前にVARで検証するシーンがあったので不運とも言えます。しかし昨シーズンであればありえないシーンでした。今シーズンは攻撃時は2バックで守っており、DFが一人交わされたら大ピンチになるので、必然だったと思います。

その後セレッソは攻め手がない、攻め手がない、ペナルティーエリアの狭い幅に選手が密集するという、昔から観ていてイライラするサッカーに終始。時間だけが過ぎていきました。アディショナルタイムは10分ありましたが、シュートはゼロ。あっさり広島に勝ち点3を献上しました。

守りは固くなく、攻め手がないのであれば、監督交代すべきでしょう。セレッソサポーターはクルピ監督に美しい思い出を持っています。今解任すれば、まだいいイメージを保てます。このまま継続して降格すれば最悪な思い出も残ってしまいます。

また今シーズンの攻め手がないサッカーのどこが攻撃的なサッカーなのかフロントには突っ込みたいところです。コロナ前であれば、大ブーイング👎、抗議の横断幕が出る事態。フロントには早期の決断を期待しています。



神戸1-1セレッソ 大阪@ノエスタ

2021-05-15 20:00:00 | セレッソ大阪
神戸とのアウェイゲームは試合終了間際に同点ゴールを決められて引き分けました。試合内容は勝ちに値しないものでしたが、J 1残留に向けて勝ち点3を拾いたかったので残念です。
本日も行き当たりばったりの攻撃でしたが、高木選手のクロスから坂元選手のゴールは神戸の選手がボールウオッチャーとなった一瞬の隙を突いたゴールでした。その後、外国人選手を5人揃えた神戸の攻撃は脅威で、何とか凌ぎましたが最後のプレーで決められてしまいました。
今シーズンはずっと何をしたいのかわからない(逆に何が起こるかわからないワクワクサッカー?)サッカーが続くのか、それともお隣のクラブのようになるのか…。とにかくJ 1には残留してほしいです。


椋原健太さんのセカンドキャリア

2021-05-13 21:01:00 | セレッソ大阪
本日のNumber Webにセレッソ大阪でもプレーした椋原健太さんのセカンドキャリアの記事が掲載されました。


昨シーズン限りで現役を引退した椋原健太さんは岡山市に本社を置く株式会社アン・ドゥーで働いています。引退の理由について、以下のとおり語っています。
昨季も42試合中36試合に出場した実績の持ち主が、31歳の若さで引退を決めたのは意外だったが、11月に契約満了を伝えられる前から、心は引退に傾いていたという。

「代理人(仲介人)から情報を聞いていたこともあり、少し前から将来について考えていました。大好きで、家族も住み慣れている岡山を離れることと、新しい環境でサッカーを続けることを天秤にかけたら、迷いはなかったです」〉

早めに契約満了を告げられることは、サッカー選手としてのキャリアを終わられるための心の整理するいい期間になったようです。

〈「引退を告げてからの1カ月半が、いま振り返るとよかったです。5歳から25年以上もやってきたサッカーに、お別れの思いを持ちながらプレーできた。まだプレーできる状態なのに、自分からやめて違う道に進むのは素敵じゃないか、と言ってくれた方もいます。最終節では感情が高ぶって泣いてしまいましたが、きちんとお別れができました」〉

サッカー選手の多くはセカンドキャリアとしてサッカー関係の仕事を希望するというイメージがありましたが、椋原健太さんは普通の生活を希望されたため会社で働くことを選択されました。

〈「一度きりの人生を、今後もサッカーに捧げようとは思わなかったです。違う人生を歩みたいと考えていました。学生時代は年代別代表の海外遠征で、1カ月くらい授業を休むのもザラ。学校の行事も、ほとんど出たことがありません。普通のこと、普通の生活がしたかったんです」〉

僕の経験で恐縮ですが、真剣にマラソンに取り組んでいた時、いい記録を出すことができましたが、これ以上一人で練習を頑張る気持ちになれませんでした。同年代と同じように普通に生活したい、仕事が終わった後の練習時間の確保を気にせずに一生懸命仕事に取り組んでみたい、と思っていたことを思い出しました。

しかし、椋原健太さんはいきなり仕事につまづきます。

〈「FAXの送り方も、コピー機の機能も分からず、イチから上司に教えてもらいました。メールを送るときのCCやBCCの使い方も知らなかったですね。一番苦労したのは2つ、3つの仕事を任されたとき。優先順位を決めて要領良くこなすことができず、焦ってパニックになってしまいました。サッカーのときはボールだけじゃなく、周りも見ながら、いろいろなことを考えてプレーできていたのに……。自分のポンコツさに驚いて、がっかりしました」〉

これは新入社員がよくぶつかる壁です。自信を持って入社したのに、何もできないという現実に打ちのめされることが多いのです。

しかし、椋原健太さんは一生懸命仕事に食らいつくことで、壁を乗り越えられたようです。

〈初出勤から3カ月、仕事に必要なスキルは一通り覚え、「会社の仲間を助けたい、少しでもお手伝いができるように、という思いで精一杯やっています。今後は年齢層に応じた売れ筋のアイテムを予測するなど、ファッションのことを勉強しなければいけない」と意欲的だ。〉

サッカーと関わりのない仕事についた椋原健太さんですが、時々ラジオでサッカー解説の仕事もされておられるようです。いつかDAZNで岡山の試合を見れば、椋原健太さんの声が聴けるかもしれませんね。

最後に椋原健太さんが今の生活について語っている言葉を掲載します。僕はコロナ禍で以前のようにスタジアムに通えない、スタジアムで楽しめない日々が続き、時々愚痴ってますが、そんなことはちっぽけなことだと気付かされました。

〈「いい会社で働くことができて幸せです。メンタル面で厳しかった世界から解放されて、やっと定住できる。いまは心に余裕があって、そうなると仕事帰りに歩く道のりの景色が、華やかに、きれいに見えるんです。こんなに素晴らしいことはないですよ」〉

椋原健太さんと記事を書かれた石倉利英さんに感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。


名古屋1-0セレッソ大阪@豊田スタジアム

2021-05-08 17:11:00 | セレッソ大阪
2位名古屋とのアウェイゲームは1-0のクリーンシートで敗れました。

試合はセレッソのチアゴ選手とダンクレー選手の強さもあり、名古屋のウイングを止めていました。しかし、後半飲水タイム直前のプレーでアンラッキーな形で失点してそのまま名古屋に守り切られました。攻撃の型がなく、カウンター主体のサッカーをするセレッソにとっては先制されると厳しいことを改めて思い知らされました。

更に前半に今シーズン初スタメンの中島選手がハムストリングを痛めて途中交代となりました。これまで試合の流れを変えてきた選手の怪我はかなり痛いですね。

今日の試合も選手はよく頑張ったと思います。

大阪ダービーはドロー

2021-05-02 17:59:00 | セレッソ大阪
大阪ダービーは1-1のドローに終わりました。

試合終了後のDAZNのインタビューでは両チームの監督とも引き分けが妥当とのコメントをしていましたが、先制しただけに勝てたのではなかったのかと思いが残ります。PKが明暗を分けたとも言えるでしょう。
昨シーズンのセレッソであれば1点を守り切れたかも…今シーズン1点のガンバは決定力がなかったので、引き分けが妥当なのか…。いずれにせよ昨シーズンまでのセレッソのポジショナルプレーの考え方をベースに11人の意思を揃えてサッカーを観ていたので、両チームともユルユルなサッカーにしか映りませんでした。両チームとも川崎、名古屋に追いつき、追い越すのは難しいのが現状だと感じました。

セレッソは今節から新外国人選手が出場しました。チアゴ選手とダンクレー選手のセンターバックは強かったです。レアンドロペレイラ選手とパトリック選手と互角以上でした。これまでセレッソは対戦相手の強力FWに苦戦していたので、今後に向けて頼もしく感じました。
タガート選手はコンディションがまだまだという感じでした。体の強さをもっと発揮してくれれば今後に期待できるでしょう。