ふぶきの部屋

皇室問題を中心に、政治から宝塚まで。
毎日更新しています。

ガリレオ

2007-10-16 10:06:54 | ドラマ・ワイドショー

 ガリレオ 

 

 原作を読んでないので、東野圭吾さんの文章的素晴らしさという

ものがまだわからないのですが、素直にドラマとして楽しめた作品でした

連続して起こるオカルト的な事件を、通称「ガリレオ」とあだ名されている

湯川学准教授が科学的な力をもって解決していく・・・というお話ですね。

 

 今回は、突然人の頭が燃え上がった・・・という事件で、ガリレオさんは

ありとあやゆる実験をしてその過程を再現した上で、さらに

「犯罪者の心理」まで追及してしまったわけです

初回だったので、時間が長かったけど飽きずに見る事が出来ましたねーー

 

まず主役の福山雅治・・湯川准教授。

今や「カリスマ」福山様ですけど、かなり的確な「論理オタク」を演じていま

した。何でも論理的に説明し感情を嫌い、他人のことにはあまり関心が

ない・・という、大学の教授にはよくいるタイプを熱演

彼にとって目の前に現れた刑事・薫は、今までであった事のないタイプ

の人間で・・最初はいいようにあしらっていたのに、ついつい嘘に

騙されてしまったり、自分の非を認めて謝ったりしてしまうのがおかしかった

です 

(あのメール・・うずまきぐるぐるのメールには爆笑・・・私もあんなメールを

送られたらどう対処していいかわからないっ

 

で、刑事の薫は柴咲コウ・・・そうねーー「コトー」先生の時と同じような

気の強い役で、これといった個性はまだ出てこないような気がします。

でも感情で生きている薫と論理派の湯川のコンビは面白いかも。

 

で・・何でここに北村一輝が・・・ 最初にちらっと出てきてご栄転

「事件を解決できたのは湯川のおかげ」と薫に秘密を打ち明けるのですが

それっきり・・・でも多分、何かのキーワードとして登場するんでしょう。

(いやーーあのモテ方 異常ですっ でも面白い)

「バンビーノ」の茶髪からさらりと黒髪になっただけで印象が変わる・・・

すごい役者さんだなあ

 

監察医の真矢みきは適役でしょう

平成ファミリー」ではちょっと抜けたママ役ですが、こっちは本領発揮の

バリバリキャリアウーマン かっこいいっ

 

でもやっぱり今回一番素晴らしかったのは、

ゲスト出演の唐沢寿明

あまり台詞はなかったし・・じーーっと見つめる演技が多かったけど

その不気味な存在感と来たら

湯川いわく「犯人は相当しつこい性格」っていうのをそのまんま

表現している感じがすごかった・・・・

おちゃらけ唐沢さんもいいけど、こういう真逆の役柄もぴったりなんですね

ちょっとホレ直しました

今回のドラマは全て唐沢ありきで作られたような印象を受けます。

 

とりあえず次回も見てみようかなーーっと

 

ちなみに今日は「スワンの馬鹿」があります

(このタイトル「イワンの馬鹿」のもじりってわかる若者は・・・

あんまりいないかもねーー)

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亀田家処分

2007-10-16 09:47:26 | つれづれ日記

 結果的に亀田家に下された処分は・・・・・

 

 亀田父  セコンドライセンス無期限停止

 興毅  厳重注意

 大毅  1年間のライセンス停止

 

このニュースを見たうちの姫が

3番目が何にも処分がなかった分いいじゃん」とへんてこな事を言ったので

ちょっと笑ってしまいました

そうそう・・まだ3番目のデビューが残っているのよねーーそんな時に

亀田家は これで「一番才能に溢れた3男」の将来が潰れたら

どないするのやーー

 

 ところで、この処分には大方の国民が「妥当もしくは甘い」と思っている

らしい事がわかりました

特に亀田父に関しては「永久追放でもいい」という意見もあり

何でいきなりそこまで憎まれる事になったのかなーーと思って

つらつらとワイドショーを見ていたら何となくわかりました

 

つい1年程前までは「理想の家族」「素晴らしい親子愛」

持ち上げられていたんですよね

あの「疑惑の判定」の時ですら亀田父を擁護する人が多かった・・・

世の中の価値観が変わったのかな・・と思ったものです。

でも今になって「処分が甘すぎる」とまで言われるって事は

あのはちゃめちゃ親子のやる事にいい加減うんざりしてきた・・という

世相があるのでは

 

 今の世の中、あまりに理不尽な事が多くて弱者は散々苛められて

貶められて、やっちゃったもん勝ちで・・・

「何か違う」とか思っていても中々意見として出せず・・・長いものに巻かれろ

ってな時代で、スポーツっていうのは唯一「すっきり」するものの筈

でも、相撲界における朝青龍のやっちゃったもんのゴネ勝ちやら

時津風部屋のリンチ事件やら・・・ここまで来たかーーって時に

さらにボクシング界では亀田親子が「行き過ぎ発言」「反則」の連続じゃあ

本当のファンなら嫌になるよねーー

 

ボクシングはスポーツであってイベントじゃない・・・なのに、TBSの明らかな

「ひいき報道」にもムカムカしていた人がいたと思うし

モラルハザードが進んでいる日本において、ぎりぎりの線で守られている

ものが・・今回の「処分が甘い」という事だと思います

(だって国民からの抗議の電話がなかったらJBCは不問に伏そうと

していたっていうじゃない?)

 

結局、亀田親子の失敗は

 家族の閉鎖性  が強すぎたという事です。

多分、亀田父は自分の夢の挫折や離婚を経験して

社会は敵、味方は子供達だけ」という信条を持ったに違いありません。

そこで徹底的に子供達に教え込んだのが「家族のみが信頼出来る人間

であるという事。

あの兄弟は小さい頃から社会というものが、どれ程自分達に冷たくて

容赦ない事をして来たか聞かされてきたんでしょうね

ボクシングで強くなるという事は、リベンジ・・仕返しだったのではないかと。

 

他人を徹底的に攻撃しても身内は絶対に庇う・・という考え方は

ちょっと韓国風 (あわわ・・・

家族というカプセルの中にいるときの兄弟の安心しきった顔っていうか、

父親への絶対のまなざしをみるにつけ、ちょっと哀れに見えます

そういう「絶対感」に亀田父は長い間慰められて来たんでしょう。

子供を守るとかいいながら、実は守られて来たんですよ。でなきゃ

あんな男はとっくにヤクザ崩れで後ろに手が回っていたと思います

 

彼の言葉の中に

子供が(遊びでも)負けそうになったらインチキしてでも勝たせてやる。

それが親としての愛情や」というのがありますけど、自分のみならず

子供達にまで「社会」から背を向けさせている罪は大きいと思います

これは師弟関係、親子関係というより「依存症」に近いですよね

 

今回の処分を機会に、子供達を父親から切り離して社会に戻し

いちから教育をやり直さないと、ボクサーとしてだけではなく人間として

欠落してしまうと思います

自分の味方・鎧として育てた男の子達を失った亀田父の孤独感や

挫折感は恐ろしいと思います。それをまだ小さい長女に刃となって向く

前に長女も引き離しておいた方がいいと思います。

(出来ればすぐにっ 母親がダメなら児童相談所がある)

 

 「理想の家族」

「素晴らしい親子愛」の中身は実は「家族カプセル」という閉鎖された世界

だった・・・のかもしれませんね。

うーん、そう考えていくと少年犯罪が起きた時、必ずといっていい程

「あの家族は理想的な家族でした」という近所のコメントが入るけど

それって危険なのかもしれませんね 

なんにせよ、子供は親の道具ではなく、いずれは自立して離れていく

次代の大人である事を忘れてはいけないのでは・・・・

 

ただねえ・・・・「父親絶対というカプセルに入っていた兄弟が

あっさりとこの「共依存関係」から抜け出せるのかどうか

 

 

 

 

 

 

 

コメント (4)
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