モップガール・ドリーム・アゲイン

　やっと録画していた「キンスマ」を見ました

三原じゅん子と私は同い年なんですよね。あるオーディションで彼女が

審査員だった時に「かつぜつが悪い」と叱られた事がございました

なので、彼女の離婚には大いに興味があったんですが

やっぱりコアラの浮気が決定打だったのかーー

でもコアラには現在彼女がいるのに、元妻の三原じゅん子の誕生日に

三原と一緒に食事をするなんて・・・　やっちゃいけない事だったのでは？

 

でも三原じゅん子はやっぱり女優だなあ・・・あの状況でずっと笑顔を

絶やさなかったんだもの。あくまで「女優・三原じゅん子」で通したあたり

コアラとはレベルが違うって感じがしました

 

　ついでに「日本の、これから」を見ました。

日本における食料自給率は３９％まで落ちているんですか

なのに、今の４０代から下の人は全然危機感なくて、「別に全部輸入品

でもいいんじゃない？」的な発想の人が多い

特に米作りに関してはやたら合理的に商業的に考える人が多かったけど

天候に左右され、明日が見えづらい農作物をそこまで管理できる筈ない

とは思わないの

それにしても・・・ここまで農家が落ち込んでるのに、政府はニートに

「農業をやってみないか」と声かけして資金も出したんですよね？

なんてこっけいなんでしょうか・・・・・

私は国防の最重要事項は武器じゃなくて「食料自給率」だと思います

いつまでも平和とは限らない。その時の為に自給率を上げるのは至上

の命題ではないのかしら？

 

　モップガール　

 

あんまり興味がなかったんですけど、新聞評にひかれてみてみました。

そしたら・・・面白い

主演の北川景子ちゃんの体型は男役さんみたい　顔もちょっと

ジェンヌさんみたいで可愛い。そんな彼女が谷原章介さんと絡むと

でこぼこコンビで思わずくすくす笑ってしまうほどでした。

 

ヒロイン桃子は大きな病院の娘なんですね

で、憧れのウエディングプランナーになったけど、ドジばっかりやるので

特殊清掃課・・・つまり病院から遺体を引き取る葬儀屋さんに配置換え

されちゃったの

で、この桃子ちゃん、遺体や遺品にふれるとその人が死ぬ前まで

タイムスリップ出来ちゃって、結局その人を救ってしまうというお話。

 

２話目は神田うのちゃんのような花嫁が結婚式を前に青酸カリで

殺されちゃった・・・

犯人候補は２人いて・・・一人は結婚相手のホモ彼（爆笑）

そしてもう一人は花嫁とＳＭを繰り返していた恋人だった（笑った）

オチがあまりに楽しかったので、来週も見て見ます

（「時効警察」と同じくらい面白いわよーーー）

 

 

　ドリームアゲイン　

 

さらーーっと見ました。

今回も面白かったです。切なかったです。でも裏がありそうで。

小木俊介君、体が変わっても心が変わったわけじゃないから、それが

知っている相手に伝わらないじれったさはよくわかりますね

本当の事を言おうとすると消えちゃうなんて・・・・これじゃあ、永遠に

さつきと結ばれないんじゃないかと。

それにしても加藤あいちゃん・・・やっぱり弁護士に見えないよ

個人的には家政婦の中田さんに恋する天使の田中がツボかと・・・

 

娘の雛ちゃん、志田未来ちゃんとしてはああ演じるしかないとは

思いますが、今一つ不可解というか・・・ただのひねくれ娘にしか見えない

っていうか・・・？

まあ、その種明かしもいずれあるんでしょうね

 

またコーチの健造さん、「金の都合付きそうだ」って・・・よからぬ事を

考えてる　何も知らない俊介っ　ええーーってな展開。

 

それにしても相模メモリアルパークってすごく綺麗な霊園なんですね。

あまりお供え物をするには適さないけど、気軽に「お墓参り」が出来そう

月組を見てきました

　昨日は月組東京公演「ＮＡＨＯＲＯＢＡ」「マジシャンの憂鬱」を

見てまいりました

詳しい観劇感想　はこちら

 

「ＭＡＨＯＲＯＢＡ」を作った謝先生は元ジェンヌさんで、今は演出のお仕事を

されている方です

外部といえば外部だけど身内に近い外部の演出家って事になるかな。

今回のショーは、普通の日本物ショーというより洋物と和物の融合的な

作品で渡辺武雄先生の作品をイメージしつつ作られたようです

全体的に総踊りが多く、和太鼓や津軽三味線の音が郷愁を誘う、いい作品

でした。

主演の瀬奈じゅんは見た目が大変美しく、歌も踊りも演技も完璧

言う事なしの男役ぶりですが・・・

ただ・・なーんか薄いんですよねーー

花組時代、「マノン」で見せたぞくぞくするような色気とか・・「ルードヴィッヒ」

や「カクテル」で見せた耽美的な・・萌えーーな印象が強い私からすると

今の瀬奈じゅんははっきり言って面白くないっていうか・・いい人すぎるって

いうか・・・ただの好青年っていうか・・・？

トップスター（それは主演男役より重いような気がするんですが）としての

オーラが中々強くならないという印象があります

やっぱり育った組と違って、勝手が違うのかなと考えたり、瀬奈の魅力は

春野寿美礼と一緒であったからこそ強く浮き彫りになっていたのかなとも

思ったり・・・・

トップになって何年でしたっけ？　作品に恵まれなかった事もあるけど

そろそろ彼女の力技で駄作を名作に変えるところなんぞをみてみたいなと

思います

 

　まあ・・それはおいておいて、なんでも小林理事長は、今後

音楽学校の生徒確保の為に地方のバレエ教室まで営業に出ることを

検討するとおっしゃっているようですが、一方で「何で毎公演（大劇場ね）

組子全員がでなきゃいけないんでしょうか。７０人くらいに制限しても

いいのではないかと思っている」とおっしゃったとか。

 

これが理事長の考える未来の宝塚の姿だとすると、何だか逆行して

いるような・・・ファンの気持無視？あくまで合理化と人件費削減しか

考えていない企業家なのか？と思ってしまいました。

 

そんな事を言うほどに今、宝塚は（東京は別として）本拠地に人が入らない

状態なんでしょう・・・と、思います。

宝塚までは交通の便が決していいわけじゃないし、宿泊施設も少ないし

劇場の通りは暗くなるのが早いし・・・今はファミリーランドもないし？

そういう所に千人規模のお客を呼び込むのは確かに大変・・・

スポンサーも離れていくし・・という事なのかもしれませんが。

 

しかし、宝塚の魅力の大部分は、あの広い劇場の舞台に８０人規模の

人が総出てとっかえひっかえ出て来るところにあるんですよ。

謝先生がいた頃の歌劇団なんてまさにそれで、１組９０人なんてときも

あったんじゃないでしょうか。

今回、ショーにおいて総踊りで見せるシーンの迫力を十分に堪能しましたが

これが仮に２０人減ったら・・・殺風景になるんじゃないかなと心配に

なるんです

 

宙組が出来た頃、１組の人数が７０人・・・年度末には７０名を割る時が

ありました。

あの頃、パレードのスカスカ感に「減ったなあ・・・」と思ったものです

なんていうか、華やかさが半減したって感じなんですよね。

その分羽根が大きくなったりしましたけど、やっぱり群舞などでの少なさ

とか、上級生までロケットに借り出される様はあまり見てていいものじゃ

なかったですよ

 

最近になって、ようやく人数が増えてきて、昔のような華やかさが出てきた

な・・・と感じていたのに、今になって「７０名くらいに」と理事長がお考えとは

思いませんでした

人気のない車輪の歯車のような生徒が沢山いるより、ものすごく人気の

あるスターが数人いればいい・・・というような発想なんでしょうが、

宝塚のよさというのは、まさに人海戦術で見せる技であり、あるいは

最初は目に止まらなかった生徒が何年かするうちに上手になっていく

発展途上を応援する事にあるのです

「７０人体制」にするとしたら真っ先に切られるのは下級生かなと思いますが

その中に金の卵がいないとも限らないじゃないかと思います。

 

暴言を承知で言えば・・・理事様のご降臨をやめ、日生主演もやらない方が

よっぽど赤字にならないんじゃないかと

 

人数がどうのこうのと言っている間に、今の座付演出家をさらっと

見回したらリストラすべき人が２、３人はいるのでは？

その人達に払う給料を外部の演出家にあてた方がいいんじゃないかと。

（植田先生なども定年退職したら・・・）

生徒の人気投票をして「人気至上主義」のスターを優遇するよりも

作品の人気投票をすべきでは？

（あ・・だから「バレンシアの熱い花」の再演になったのか・・・

何で今時の作家の名前が出てこないか考えればいいのよね）

 

理事長の発言はまだ「希望」であって「決定」ではないようですから

どなたか側近の方が、この「宝塚」ってものをわかってない、ボンクラな

理事長にご意見してやって下さいませ。

　理事様のご降臨及び日生主演

　上級生の頻繁な組替え及び落下傘トップ

　専科生の高齢化による減少と組長クラスの退団

　意味のない再演につぐ再演

 

これ、ぜーーんぶ小林理事長の失策だと思ってますから・・・・

（全く、ファンを減らす事ばっかりして）