小説を書いていて今、困っていること。
ドスコの事件簿がなくなったため、正確な時間軸が計れないこと。
なんですよ。
「雅子さま大好き」ブログを久しぶりに開こうとしたら「安全ではない」が出てしまい。
暇とお金があれば国会図書館に行って昭和30年代から今までの女性週刊誌を全部コピーして読み込んで「女性誌は皇室をどう報道して来たか」というのを書けるのに。ネットで会員登録してもその後がどうにもわからなくて。
「沈む皇室」は思いの他細々書き始めたので、調べながら書いてますが至らない部分があるだろうなと。
でも考えてみるとこのタイトル凄すぎじゃん?(と自画自賛してみる)

































さて。
「革命」というのは、今までのシステムを全部壊して正反対の方向へ行く事ですよね。
フランス革命に象徴されるように、イギリスのピューリタン革命のように、要は常識を覆してしまう事です。
それを読売新聞は堂々と書いて、載せて、多くの読者に読ませて支持を集めようとしているのです。

ああ・・またこの議論か。何回言えばわかるんだよ・・・この馬鹿と思いつつもそれでも粘り強くこちらは同じ事を言わないといけません。
「男系固執」と言われても、2600年の歴史で途切れる事無く繋いで来た皇室に、正反対の思想を入れたらもうそれは皇室ではない。
一見、ものすごく皇室に優しい事を書いているように見えるけど実際は「皇室廃止」へのテーゼなんです。
「残酷な左翼のテーゼ」かな。
そもそも、ついこの間までローマ教皇のコンクラーベを毎日報道して「次の教皇は誰か」と日本には全く関係ない話なのに長々とやってました。
「何でローマ教皇は男性でないといけないのか」とはどこの局も言わない。
だっていくら考えてもわからないもの。
今バチカンで「女性も教皇にすべき」という議論がありますか?
ないでしょ?なのに日本は大騒ぎしていたんですよ。




























皇統の存続を優先に。安定的な皇位継承を先送りするな
まず、なぜこんなに皇族が減ってしまったかを考えましょう。
当たり前ですが、戦後のGHQのせいで11もの宮家が臣籍降下したからです。
伏見・閑院・山階・北白川・梨本・久邇・東久邇・賀陽・東伏見・浅香・竹田です。
読売は心して読め
実は明治維新時こそ、皇統の危機だったんです。
明治天皇しかれっきとした「東宮」がいなかったからです。
なぜ?
江戸時代、徳川幕府によって締め付けられた天皇家は嫡男以外の男子、女子は特別な理由がない限り「親王宣下、内親王宣下」が受けられず寺に預けられていたからです。
でもとりあえず四つだけ「世襲宮家」というのを作っていました。
これは、もし万が一、天皇に後継ぎがいなかった場合、(血筋が天皇から遠くても)これらの宮家から天皇を出すと言う事で、それが伏見・閑院・桂・有栖川4家です。
比較的新しいのが新井白石が徳川家に申し出て作らせた「閑院」ですね。
要は皇室が徳川の言う事を聞いてくれた時、ご褒美として「宮家つくっていいよ」的な感じだったのです。
江戸末期、徳川家は天皇家を味方につける為、法親王(寺に入った天皇、あるいは4宮家の子)を還俗させて独立した宮家を作っていいよ・・・と誘います。
これで久邇家のように「賊軍」となった宮家が登場。
明治に入りました。
明治天皇は何人も親王を儲けるも、生き残ったのは大正天皇のみ。
さらに桂・有栖川は断絶。
で、ご自身の内親王を宮家の長男や次男に嫁がせて新しい宮家を作りました。
それが竹田・北白川・浅香・東久邇です。
全部政略結婚で愛もなにもないですよ。内親王というのは結婚しないを前提に生まれてきたけど、あえて全部嫁がせて宮妃にする。
これが明治天皇のやり方で伊藤博文も納得したことです。
しかし、このままでは宮家が増えすぎて予算が持たないと伊藤がストップをかけます。
これが
養子縁組をさせない
宮家の次男以下は華族にする
5世孫までしか皇族と認めない
という事で、一定数は確保するけど必要以上に増やさない政策になったのです。
昭和天皇の長女である照宮は久邇宮家の長男に嫁ぎ「東久邇」を建てました。
もし、あのまま戦前が続いていたら北白川家と浅香家と東伏見家・浅香家は断絶。その代わり、昭和天皇の3女・4女・5女が宮家の次男と結婚して新宮家を作っていたと思います。
忘れてならないのは、これは女性宮家ではない。
あくまで内親王は降嫁し、「宮妃」となるだけなんです。
そして継宮と義宮が生まれなかったら・・恐らく三笠宮家に皇統が移っていた事でしょう。
誰も「天皇の娘」を天皇にせよとは言わなかった。
なぜ?
それは天皇の血にしみ込んだ「男系維持」が最も重要な役目だったからです。
皇統の危機はすでに昭和から始まっていた
誰だってわかるじゃないですか。
秩父・高松・常陸の3家に子供が生まれなかったし、三笠宮家の寛仁親王家、桂宮、高円宮に男子が生まれなかったのですから。
私は20歳くらいの時にもう皇統はこのままいくとダメだと思っていましたよ。
だから礼宮が早く結婚してくれて嬉しかったし、東宮家には男子が生まれないと何となく思っていたし。
というのも、皇室はどういうわけか不妊家系が多い。むしろ降嫁された方に男子が生まれる傾向があると言う事。
三笠宮家の内親王2人がもし旧宮家に嫁いでいたら今頃は万々歳だったかも。
当時の政府もわかっていた。
わかっていたけど、話題に上げても「いやいや、浩宮様と礼宮様がいるし」とか「寛仁親王がいるし」とか全然乗り気ではなかった。
恐らくは、当時の東宮家への遠慮があったんでしょう。
でも確率的に浩宮と礼宮に男子が生まれる確率は低かったわけで、そこは理路整然と「出生率」を盾に旧宮家の復帰を画策すべきでした。
でもあの当時でさえ「もう〇十年も庶民」レッテルが阻んできたのです。
結果的に政府の無関心と上皇夫妻の能天気さが皇族を減らして来たのです。
私達が男系を主張するのは「固執」しているわけではなく、2600年続いた伝統を護れと言っているだけなのです。
安定的な皇位継承を目指すなら今すぐ愛子内親王擁立をやめ、秋篠宮家に皇統が移る事を認めよ
臣籍降下した宮家の中で男系男子を皇籍復帰させよ
男系男子だけど宮家になれなかった人を皇族にする
これしかないんですよ。
「養子」は危険思想です。また「80年」も庶民と暮らしていたのに論には、2600年の血筋とどっちが長いんだ?と言いたいです。
象徴天皇制を維持すべき 国民の支持に沿った方策を
読売は心して読め
天皇の存在は国民の支持いかんを問いません。
武士が政権を取ってから500年も長い間、日本人は皇室に無関心でした。
支持もなにも、京都に住む人しか「天子様」の事は生まれるから死ぬまでしりませんの世の中が続いていたのです。
でもその時々の政権はどうしても皇室を無視できませんでした。
それは元々武士が皇族の一部から生まれていると言う事と、宮中と深い関りがあったこと、出来れば雅な世界を体験して優雅で上品な「天子さま」のように君臨したいと望んでいたからです。
信長ですら、義光ですら、家康ですら皇室を潰せなかった。むしろ頼朝の頃から「出来れば縁戚に」と望んだ程。
何がそんなに政権を引き付けるのか。
それは皇室しか持たない「歴史」がそこにあるからです。
徳川幕府とて260年の歴史です。躓きながらも男系男子によって血を繋ぐ天皇家を羨むのは当然ではないですか?
また、「象徴天皇制」なんて言葉は存在しません。
無条件降伏した日本に占領軍として入ってきたマッカーサーですら天皇を廃する事は出来なかった。
でも残すとしてどういう立ち位置にすべき?
「象徴でいいや」って。
象徴ってなに?シンボル、旗ですよ。旗。
日本国旗や君が代に国民の支持は不必要。なら天皇をも。
21世紀になっても日本昔話を日本人は知っている。
それと同じ。支持とかいうのではない。深層心理に食い込んで離さないものなのです。
女性宮家の創設を 皇室を支える皇族が必要
これでもわからないか読売
なぜ「女性」宮家なのか。
愛子内親王と佳子内親王の為の策で、女性が結婚しても皇族の身分保持させよというんでしょう?
でも、内親王の役割はもうわかりましたよね?
女性皇族は「妃」にしかならないのです。
また、初めから「悠仁親王は結婚出来ない・子供生まれない」設定ってなんですか?
確率論から言えば男子出生は難しいかもしれませんが、とにかく結婚して子供を儲けて頂くのを最重要視すべきで、今やるべきことは女性宮家ではなく、悠仁親王のお妃選びを一日も早く始め、出来れば大学卒業時に結婚まで持ち込むことです。
あの浩宮ですら毎日のように「お妃は誰」と報道したんですもの。
ハンサムで頭がよくオタク気質だけど(導火線が長いか短いかは別)
「殿下は・・とんぼ、お好きですね。私も・・好きです」
「え?そうなの?あのね・・・」
「え?いえ・・そういうわけじゃ」
「だって今トンボが好きって」
「はい。私、殿下の為にとんぼの研究をお手伝いします。でもでも私が言いたかったのは」
「あっ!トンボが好きな・・・っていう意味?」
「申し訳ありません!」
「問題・・ないです」
って・・こんな今時珍しい会話をしてくれる女性が現れますように。
夫も子も皇族に 与野党は合意形成に務めよ
馬鹿な事いうな。よくよく読め読売
これは愛子内親王の為だけに存在する考え方です。
それ程今上は愛子内親王を皇族として留めておきたいと思っている。皇后もまた自分が未亡人になった時の身分保障の為にそうしたいというだけ。
戦前、同じ考えをした皇族がいました。
それは梨本宮妃伊都子さまです。
梨本宮家には女王が二人しか生まれなかった。
このままいけば梨本宮家は断絶。そうなったらどうしよう・・・・女王より身分が上で将来、私の身分を保障してくれる家は。
あった!李王家。
皇族女性は外国人とは結婚出来ない決まりだけど、今は日本の皇族と同じ立場。
だったら・・李垠と言う事で方子女王の縁談が決まりました。
伊都子妃が未亡人になっても「方子妃の母であり、李王家直系孫の祖母」になればそうそう粗略には扱われまいという打算が働いたわけですね。
愛子内親王を娶りたいという旧宮家の男子がいないようで(恐らく)だったら、例えば外務省辺りで婿を探し、お金を握らせて結婚。そしてその男も生まれた子も皇族にしちゃえばいいわ・・・なんと恐ろしい考えでしょう。
でも相手の立場になってみなさいよ。
誰と結婚しようが関係ないけど、お相手は出自が悪いの決定でしょ。
小室圭のように「実は母方がこうで父方はああで」と週刊誌ネタにされて「悠仁さまと比べると見劣りする」とか書かれるかもしれない。
そんな男の子として誕生した子供に終生付きまとうのは「父方の血筋が悪い」って事のみ。
その頃になって週刊誌が手のひらを返して「2600年続いた「父が天皇」の血筋が壊れたのです。〇〇殿下は男系ではありません」とかねえ。
今までの私の文章を読んで頂ければわかると思いますが
皇族は多すぎても少なすぎてもいけない
皇族の生活費は全て税金である
わけ。
今もって女性の90%位が夫の姓を名乗る時代の「皇室への婿入り」婚は、男のプライドをズタズタにするだけです。
オランダ前女王の夫しかり、前エジンバラ公しかり、スウェーデンのダニエル殿下しかり、
結婚の先にあるのは「自分が格下」と思い知らされること。
そんな風にしていたずらに皇族を増やしても、それこそ「国民の支持」は得られません。
「税金の無駄」と言われるだけです。
ただでさえ、今は三笠宮家系の3人の女王が好き勝手な生活をして税金をむさぼっているというのに。
仮に「女性宮家」創設し、愛子天皇が誕生し、その夫が皇配殿下になったら・・・
宮中祭祀も4大行啓もやらない天皇
北朝鮮化する皇室に国民の静かな不支持が集まり「無視」される
外国から招かれない皇室。招いても来てもらえない皇室
皇室の終焉
タイがいい見本ですよ。
さすがに若い人も無関心ではいられず「皇室廃止」論が高くなるでしょうしね。
どこへ行っても爆上げされるけど「動物園の檻の中」よろしく見世物になる天皇一家なんて恐ろしくって。
今、少しでも愛子内親王と縁談が持ち上がってる家があったら、
「そこに愛はあるんか?」
「親兄弟の事を考えるならやめなさい」
と忠告しますね。
つまり
合意形成なし。
一択です。




















読売新聞さん、わかった?