僕と猫のブルーズ

好きな音楽、猫話(笑)、他日々感じた徒然を綴ってます。
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菱田春草展

2014年10月26日 | Art・本・映画
週末、嫁と東京国立近代美術館に「菱田春草展」を観に行きました。
http://shunso2014.jp/index.html
春草のことはよく知らんが最近「美の巨人」や「日曜美術館」で特集してたので興味があった。
いや、正確に言えば春草の描いた「猫」の絵に興味がありました(^_^;

秋晴れ。大手町から歩いていく。TVの影響か結構混んでる。ただ作品が見えないという程では無い。

今回はボクには珍しくナビゲーションサービスを使ってみました。
ナビゲーターは田辺誠一。マイルドな声で解説内容も最低限の情報で邪魔にはならない。
ただ、途中で外しましたが(^_^;

作品を時代順に見ていく。
初期の風景画。「朦朧体」という手法による茫漠とした空気感。輪郭線を描かず独特の画風。
ただ、当時の評論家筋には評判が悪かったらしい。
でも、海外の人気画家に作風が似てるということで沢山売れたらしい。
日本人って何時の時代にも「西洋で評価が高いもの」に弱いのね(-_-;

初期のウスボンヤリとした画風もイイけどボクは後期の作品が好きかな?
後期の名作「落ち葉」は素晴らしかった。葉っぱ1つ1つや樹の幹が綿密に描き込まれている。
一方で地面は遠くにいくほど色が薄くなり背景も大胆に省略されてる。
「距離感」の描き方が絶妙。何となくGWに見た「向井三郎」さんの絵を思い出した。

そして「猫」!どの猫も何とも豊かな表情。香箱座りしている猫の表情がカワイイ♪
彼の有名な「黒き猫」。この猫さん、怒ってるんだねぇ。そのエピソードに爆笑(T▽T)

ボクはカワイイ猫さんの絵をたっぷり堪能できて満足。嫁も楽しんだ様子。

ついでに「所蔵展」も見る。古今東西の名画が飾られていて楽しめた。
個人的には「プロジェクトFUKUSHIMA!」の記録映画を観れたのが良かった。
東北・・・暫く行ってないな。年内にもう1度は行きたいな。
外を出ると美しい夕暮れ。祥子さんの歌の歌詞「赤い血のような夕焼け」を思い出す。

帰宅してからは酒盛り。結構歩いたせいもあって疲れてたので早目に寝ました。

今日はスカイツリー周辺を散歩。沢山の猫さんに会いました。
我が家の猫ヨモちゃんは絶好調。嫁@パンダに甘えデロンデロンです(T▽T)
今も晩御飯が欲しくて「あぅ~」って鳴いてるし。

週末楽しかったな。さ、明日からまた現実と格闘。がんばらねば。

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