strong>高野山は弘法大師空海の創建いらい、女人禁制が続いてきた。
明治の中ごろになり、女性が居住することが許可されたらしいが
それまでは、信仰心の厚い女性は高野山を見下ろす山の尾根道で
多宝塔(根本大塔)や、弘法大師の御廟に手を合わすほかはなかったと言う。
それに出家して、高野山で修行中の僧の身内の女性(母親など)も
わが子の姿を一目なりとも見たいと、尾根道を歩いたらしい。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
以前このブログで、「高野三山女人道」を紹介したが
高野山の街を取り巻く女人道の約半分であった。
残りの半分の「高野七口女人道」を今回歩いた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
高野山に上ってくる道は、七つありそれぞれの女人結界の場所に
女人堂が建てられて、その女人堂を結ぶ山道が「高野七口女人道」
と呼ばれる尾根道だ。以前その半分の「高野三山」をめぐるコースを
歩いたが、今回は残りの「女人道コース」を歩いた。
※この歴史的参詣道である高野三山女人道は「世界文化遺産ー紀伊山地の霊場と参詣道」のなかには 含まれていないようだ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
スタートして歩いていると、「観光案内所」の前を通りかかった。
その中でパンフレットを頂いて、親切にコースの説明をしていただいた。
これがそのパンフレットで赤いラインが今回歩いたコースだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/2c/6dbac04337d3c27143da014a848e322f.jpg)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
中の橋駐車場(無料)を10時5分スタート。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/56/746a3d049fe3c1202e42c167d38cdbe5.jpg)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
すぐに奥の院へ入り、参道を歩く。
沢山の外国人観光客が歩いていた。若いカップル、家族連れなど。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
参道の途中に「弘法大師空海」が腰掛けたとされる
「腰掛石」があった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/6f/0951788fad678e216972fc09bf88e289.jpg)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
一の橋から街の中へ出る。街の中も外人観光客が多かった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/4a/c74e0e7da97fdc4f75e2e17031ed54ff.jpg)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
この白い広場は凍った池だ。駐車場の気温はマイナス4度だった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/f6/b714fc3419c570705a15661ab696ddc3.jpg)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
歩いていると「徳川家代々の御廟」と看板が出ていたので
家康さんに手を合わせていこうと思ったら、なんと入場料
200円が要るとのこと。なんでお金を払ってまで家康に手を合わせな
あかんのやと、入場はやめた。
家康なんて、日光東照宮で、おとなしくしとったらええのに。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/f0/7d22a98b3ea541d5eaf94bb678dce1b8.jpg)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
不動坂口女人堂に着いた。ここが今日の女人コースのスタートだ。
不動坂口は西高野街道の終点で 京、浪花からたくさんの人が
ここへ登ってきたそうだ。そのため「女人堂」と言えば
一般的に ここのことを言うらしい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/b6/0f1014b275a62373d3fedbf477951259.jpg)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
不動坂を登りきると、左手に「女人堂」、正面に「女人結界門」がある。
女人道はこの右手を登る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/c3/7ade7b5293ec678c59a4ed2daa9c30c9.jpg)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
女人堂で手を合わせて、この坂がスタートだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/a8/2fe3dc0ce9366d36c3fd6170eea570bf.jpg)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
山道は整備されている。分岐には必ず標識があり
迷うことはない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/61/980a365db55105bf2213ce3c492f3123.jpg)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
しばらく歩くと、すぐに「弁天岳」山頂だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/f5/fcb5f5608929fb89d8ddcc0ecf37a286.jpg)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
立派な社があった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/6b/48750bd9b9c8cc08054cf117068d7709.jpg)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
しばらくは明るい尾根道を歩く。右手の山並みの向こうに
大阪湾が見えるはずだが、今日は晴れているが霞んでいて
残念ながら海は見えない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/95/de133f7f5bbfe3dcd4439fd2219a4ff2.jpg)
しばらく歩くと、おおきなテーブルとベンチがあった。
ここで昼食にする。(お昼休み45分)
※結局女人道にはここしかお弁当を食べれそうな場所がなかった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
鳥居の続く山道を下ると右手に道路が見えてきた。
高野山道路だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/2b/ff0b62b7138a800168e9c63efa12cbf7.jpg)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
大門に到着。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/b8/05e4688de962bf92c27d71ba71018b79.jpg)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
仁王さんに手を合わせて 再び歩き出す。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/ed/3f3a5b4621488f8b62a529300acb4a3e.jpg)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
大門前の道路はマイナス2.4度。寒いはずだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/61/553d4015b7eabdfc4147936a99765842.jpg)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
大門前の「お助け地蔵さん」案内標識に従い歩く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/ae/76bd97d02e8320eabab5df1e182431e7.jpg)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
沢山の前掛けが奉納されていた、お助け地蔵さん。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/22/2b5b255104408e96a790f1d357170673.jpg)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
道路を何度か横切ると、禿山に出た。見事な乱伐で
空海さんもびっくりだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/85/c1c07c9bfde8cae0af5041af44b962ee.jpg)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
この禿山の登りはかなりきつい。今日のコースで一番だろう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/c4/8c69c1bec2622cc5bb4c9e9e4847f05f.jpg)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
やがて尾根道に出た。紀伊山地の山並みが続く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/b1/011e1239e3302b6ddb5d0fc01dff7a4b.jpg)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
このポイントが、今回一のビューポイントだ。
禿山のせいで、見晴らしがとてもいい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/b9/62c0188a68c8e90f63e7d47522a9f694.jpg)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
遠くの山は「果無山脈」か。白く光っている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/af/520f01230f1224134892837930f6ff55.jpg)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
街を見下ろすと 壇上伽藍の根本大塔が見える。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/91/d0565c5f3f9e17c47e5cf82a0690d94e.jpg)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
急坂を下りると 林道に出た。
ここが「ろくろ峠」だ。昔の女性たちはここで「ろくろ首」
のようにして、街を覗き込んだというが、今は植林のせいで
何も見えない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/90/826791baa7bba2315f2b3d8e04c8f560.jpg)
※ここが 世界遺産の参詣道の一つ「小辺路」の始まりだそうだ。
「世界文化遺産」のわりには、なんともそっけない、
味のないスタート地点だ。
同じ世界遺産の「高野町石道」のスタート「慈尊院」、ゴールの
「壇上伽藍」のような艶やかさ、「大峰奥駈道」のスタート
「熊野本宮大社」、ゴールの「吉野町 柳の渡し」のような風情もない。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
林道(小辺路)をテクテクと歩くと、左へ分岐標識が出た。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/92/318acfcd644e5c3cd405b38557d505a7.jpg)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
山道をしばらく降りると広い通りに出た。
「円通律寺」の門前だ。「この中に入るべからず」と
大きな看板があり、案内所でもらったパンフレットにも
念押しして書いてある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/d2/16d6a07b64fc37655437593bfffe0d71.jpg)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
再び山道に入り、しばらく登ると最後の女人堂跡である
「大峰口女人堂跡」があった。ここが七つ目である。
ここを最後に急坂をどんどん下り続ける。ゴールは近い。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/7b/560516992751da54f71e0baa43b5e31b.jpg)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
車を停めた「中の橋駐車場」のトイレ横に飛び出した。
これを逆に進めと言われたら、苦しいなあ。看板もなく
あまりにも 無造作すぎる。
今までの懇切丁寧な案内標識、説明看板と比べると
あまりにもお粗末な結末だった。
駐車場帰着14時50分。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/7b/560516992751da54f71e0baa43b5e31b.jpg)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
駐車場は弘法大師空海の御廟所にお参りする沢山の
お遍路姿の人たちで、ごった返していた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/88/522d27be7c8c812d5e295679bda48636.jpg)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
実際に歩いた記録。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/71/1fa7f3c60f3b5d15a87a41fc4364f45f.jpg)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
標高差は弁天岳990mと駐車場770mの差 220メートル。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/92/139a4f4831ade6f1cbf766ac6396b700.jpg)
歩行距離は11キロ、歩行時間は4時間ちょうど。(お昼休み含まず)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
山歩きトップページはこちらです。
http://www17.ocn.ne.jp/~hase-you/yamatabi/index.html
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
明治の中ごろになり、女性が居住することが許可されたらしいが
それまでは、信仰心の厚い女性は高野山を見下ろす山の尾根道で
多宝塔(根本大塔)や、弘法大師の御廟に手を合わすほかはなかったと言う。
それに出家して、高野山で修行中の僧の身内の女性(母親など)も
わが子の姿を一目なりとも見たいと、尾根道を歩いたらしい。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
以前このブログで、「高野三山女人道」を紹介したが
高野山の街を取り巻く女人道の約半分であった。
残りの半分の「高野七口女人道」を今回歩いた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
高野山に上ってくる道は、七つありそれぞれの女人結界の場所に
女人堂が建てられて、その女人堂を結ぶ山道が「高野七口女人道」
と呼ばれる尾根道だ。以前その半分の「高野三山」をめぐるコースを
歩いたが、今回は残りの「女人道コース」を歩いた。
※この歴史的参詣道である高野三山女人道は「世界文化遺産ー紀伊山地の霊場と参詣道」のなかには 含まれていないようだ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
スタートして歩いていると、「観光案内所」の前を通りかかった。
その中でパンフレットを頂いて、親切にコースの説明をしていただいた。
これがそのパンフレットで赤いラインが今回歩いたコースだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/2c/6dbac04337d3c27143da014a848e322f.jpg)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
中の橋駐車場(無料)を10時5分スタート。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/56/746a3d049fe3c1202e42c167d38cdbe5.jpg)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
すぐに奥の院へ入り、参道を歩く。
沢山の外国人観光客が歩いていた。若いカップル、家族連れなど。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/66/6e2edbff7bd1036e3e538e59afef8739.jpg)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
参道の途中に「弘法大師空海」が腰掛けたとされる
「腰掛石」があった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/6f/0951788fad678e216972fc09bf88e289.jpg)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
一の橋から街の中へ出る。街の中も外人観光客が多かった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/4a/c74e0e7da97fdc4f75e2e17031ed54ff.jpg)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
この白い広場は凍った池だ。駐車場の気温はマイナス4度だった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/f6/b714fc3419c570705a15661ab696ddc3.jpg)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
歩いていると「徳川家代々の御廟」と看板が出ていたので
家康さんに手を合わせていこうと思ったら、なんと入場料
200円が要るとのこと。なんでお金を払ってまで家康に手を合わせな
あかんのやと、入場はやめた。
家康なんて、日光東照宮で、おとなしくしとったらええのに。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/f0/7d22a98b3ea541d5eaf94bb678dce1b8.jpg)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
不動坂口女人堂に着いた。ここが今日の女人コースのスタートだ。
不動坂口は西高野街道の終点で 京、浪花からたくさんの人が
ここへ登ってきたそうだ。そのため「女人堂」と言えば
一般的に ここのことを言うらしい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/b6/0f1014b275a62373d3fedbf477951259.jpg)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
不動坂を登りきると、左手に「女人堂」、正面に「女人結界門」がある。
女人道はこの右手を登る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/c3/7ade7b5293ec678c59a4ed2daa9c30c9.jpg)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
女人堂で手を合わせて、この坂がスタートだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/a8/2fe3dc0ce9366d36c3fd6170eea570bf.jpg)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
山道は整備されている。分岐には必ず標識があり
迷うことはない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/61/980a365db55105bf2213ce3c492f3123.jpg)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
しばらく歩くと、すぐに「弁天岳」山頂だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/f5/fcb5f5608929fb89d8ddcc0ecf37a286.jpg)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
立派な社があった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/6b/48750bd9b9c8cc08054cf117068d7709.jpg)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
しばらくは明るい尾根道を歩く。右手の山並みの向こうに
大阪湾が見えるはずだが、今日は晴れているが霞んでいて
残念ながら海は見えない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/95/de133f7f5bbfe3dcd4439fd2219a4ff2.jpg)
しばらく歩くと、おおきなテーブルとベンチがあった。
ここで昼食にする。(お昼休み45分)
※結局女人道にはここしかお弁当を食べれそうな場所がなかった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
鳥居の続く山道を下ると右手に道路が見えてきた。
高野山道路だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/2b/ff0b62b7138a800168e9c63efa12cbf7.jpg)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
大門に到着。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/b8/05e4688de962bf92c27d71ba71018b79.jpg)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
仁王さんに手を合わせて 再び歩き出す。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/ed/3f3a5b4621488f8b62a529300acb4a3e.jpg)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
大門前の道路はマイナス2.4度。寒いはずだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/61/553d4015b7eabdfc4147936a99765842.jpg)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
大門前の「お助け地蔵さん」案内標識に従い歩く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/ae/76bd97d02e8320eabab5df1e182431e7.jpg)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
沢山の前掛けが奉納されていた、お助け地蔵さん。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/22/2b5b255104408e96a790f1d357170673.jpg)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
道路を何度か横切ると、禿山に出た。見事な乱伐で
空海さんもびっくりだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/85/c1c07c9bfde8cae0af5041af44b962ee.jpg)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
この禿山の登りはかなりきつい。今日のコースで一番だろう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/c4/8c69c1bec2622cc5bb4c9e9e4847f05f.jpg)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
やがて尾根道に出た。紀伊山地の山並みが続く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/b1/011e1239e3302b6ddb5d0fc01dff7a4b.jpg)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
このポイントが、今回一のビューポイントだ。
禿山のせいで、見晴らしがとてもいい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/b9/62c0188a68c8e90f63e7d47522a9f694.jpg)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
遠くの山は「果無山脈」か。白く光っている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/af/520f01230f1224134892837930f6ff55.jpg)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
街を見下ろすと 壇上伽藍の根本大塔が見える。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/91/d0565c5f3f9e17c47e5cf82a0690d94e.jpg)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
急坂を下りると 林道に出た。
ここが「ろくろ峠」だ。昔の女性たちはここで「ろくろ首」
のようにして、街を覗き込んだというが、今は植林のせいで
何も見えない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/90/826791baa7bba2315f2b3d8e04c8f560.jpg)
※ここが 世界遺産の参詣道の一つ「小辺路」の始まりだそうだ。
「世界文化遺産」のわりには、なんともそっけない、
味のないスタート地点だ。
同じ世界遺産の「高野町石道」のスタート「慈尊院」、ゴールの
「壇上伽藍」のような艶やかさ、「大峰奥駈道」のスタート
「熊野本宮大社」、ゴールの「吉野町 柳の渡し」のような風情もない。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
林道(小辺路)をテクテクと歩くと、左へ分岐標識が出た。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/92/318acfcd644e5c3cd405b38557d505a7.jpg)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
山道をしばらく降りると広い通りに出た。
「円通律寺」の門前だ。「この中に入るべからず」と
大きな看板があり、案内所でもらったパンフレットにも
念押しして書いてある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/d2/16d6a07b64fc37655437593bfffe0d71.jpg)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
再び山道に入り、しばらく登ると最後の女人堂跡である
「大峰口女人堂跡」があった。ここが七つ目である。
ここを最後に急坂をどんどん下り続ける。ゴールは近い。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/7b/560516992751da54f71e0baa43b5e31b.jpg)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
車を停めた「中の橋駐車場」のトイレ横に飛び出した。
これを逆に進めと言われたら、苦しいなあ。看板もなく
あまりにも 無造作すぎる。
今までの懇切丁寧な案内標識、説明看板と比べると
あまりにもお粗末な結末だった。
駐車場帰着14時50分。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/7b/560516992751da54f71e0baa43b5e31b.jpg)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
駐車場は弘法大師空海の御廟所にお参りする沢山の
お遍路姿の人たちで、ごった返していた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/88/522d27be7c8c812d5e295679bda48636.jpg)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
実際に歩いた記録。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/71/1fa7f3c60f3b5d15a87a41fc4364f45f.jpg)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
標高差は弁天岳990mと駐車場770mの差 220メートル。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/92/139a4f4831ade6f1cbf766ac6396b700.jpg)
歩行距離は11キロ、歩行時間は4時間ちょうど。(お昼休み含まず)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
山歩きトップページはこちらです。
http://www17.ocn.ne.jp/~hase-you/yamatabi/index.html
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます