アウトドアライフの記録

四季それぞれに あちこちの山に登ったり、桜や紅葉の写真、および南の島の記録を写真とともに整理して、ブログにまとめました。

「世界文化遺産 熊野参詣道中辺路を歩く」 小広峠から熊野本宮へ その2

2014-09-19 20:15:50 | 世界文化遺産熊野参詣道中辺路を歩く
その2 蛇形地蔵から赤木越え
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ここで本来の熊野古道と合流する。ここからも逆に入れないようにしてある。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

川を渡る。深い水の中に魚が見える。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

湯川王子に到着した。時間が無いのでそのまま通過する。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

このあたりの山道を歩いていると、住居跡のような石垣が散見される。昔はこの街道沿いに茶店や民家がたくさんあったのだろう。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

道は次第に上り坂になっていく。三越峠へ向かっているのだろう。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

林道に出た。石畳の上を歩いていく。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

三越峠関所と書いてある。ここから山道を下るのだろう。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

その横にきれいな休憩所とトイレがあったので、ここでお昼ご飯を食べることにした。
9時15分に歩き出して、ちょうど12時だ。2時間45分かかっている。案内地図では2時間30分と書いてある。ちょっと遅いがまずまずのペースだ。
ここで15分の食事休憩をした。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

そして 赤木越えで山間の出湯 湯峰温泉へ

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

12時15分に再び歩き出した。案内地図ではあと4時間かかると書いてあるが最終バスまでちょうど5時間だ。さあ急ごう。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ここらあたりはかなり道が崩れた跡が見える。去年の台風のせいか。しかし復旧は自然の材料で、極力昔の面影を残す気配りが感じられる。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

同じ世界遺産の「高野町石道」をゴルフ場の中を通したり、世界遺産の小辺路をほとんど林道歩きさせる なんて馬鹿なことをする和歌山県としては、珍しい気配りだ。他の世界遺産にもちゃんと気を配れよ、和歌山県の役人ども。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

廃屋のあとも何箇所か過ぎる。人が住まなくなると崩れるのは早い。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

なんと 突然工事現場に出た。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

山がすっぽり崩れている。凄い斜面崩壊だ。足早に過ぎる。怖い怖い。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

林道をしばらく進む。この林道は熊野古道だ。 ここで右へ降りる指示が出た。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

林道と別れて川沿いの道を進む。モミジや桜の葉は少し色づき始めている。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー




このあたり珍しい花が沢山咲いていた。初めて見た花なので 後で調べると雁草(かりがねそう 別名帆掛草ほかけそう)というきれいな花だ。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

なんか分岐の標識が出た。見るとここが分岐点のようだ。

まっすぐ進むと本来の熊野古道で 水呑王子、伏し拝み王子を経て三軒茶屋で「小辺路」と合流する道だ。
私は今年1月に小辺路を歩いているので ここで 「赤木越え」と呼ばれる山道を進むことにする。右分岐して橋を渡る。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

川沿いの道と分かれて ジグザグに高度を上げる。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

急坂はかなり続く。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

この道標のところで 峠のようになった。やれやれだ。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

今度は尾根道になった。軽快に飛ばして時間を稼ぐ。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

道案内の道標も今までとは違う。今までは「中辺路」の何番と書いてあったが この道は「赤木越え」の何番と書いてある。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

右手に時々民家や田んぼが見える。遠くにも山が連なっている。コンパスで見ると 東に向かって歩いているので
右手は南の方角だ。あの山の向こうが熊野灘か。昔の人もそんなことを考えて歩いたのか。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

鍋割り地蔵に到着。昔この地蔵さんの近くで 偉いお坊さんの従者が鍋でお湯を沸かそうとしたら、鍋が割れて料理ができなかったと書いてある。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

見晴らしの良い下り道をどんどん行く。滑って怪我をすればもう今日中には帰れないので 注意深く降りる。歩き始めてから 誰にも合わずに歩いている。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

地図には「お大師様」と書いてあるが、回りには説明看板はない。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

柿原茶屋跡に到着。今も廃屋が残っているので、最近まで茶屋があったのだろう。裏手には お墓がいくつかあった。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

どんどん道を下っていく。時々下から車の音が微かに聞こえてくる。湯の峰温泉は近いのかもしれない。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

石段のあたりまで降りてきたら、急に硫黄の匂いがしてきた。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

湯峰温泉に出た。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

これも熊野古道だ。背中のリュックを石垣にこすりながら降りる。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
その3へ続く
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


最新の画像もっと見る

コメントを投稿