アウトドアライフの記録

四季それぞれに あちこちの山に登ったり、桜や紅葉の写真、および南の島の記録を写真とともに整理して、ブログにまとめました。

梅雨の花を見にあちこち歩き、過激な笹百合保護活動家に出会う 2015年6月19日29日 その2 大和葛城山

2015-08-09 10:01:29 | 笹百合の咲く風景
笹百合 その2 大和葛城山
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6月23日はダイトレを歩いて大和葛城山 へ。
笹百合の向こうに見えるのは 金剛山系大日岳。標高1094m。
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この山も笹百合が多く 毎年来るのが楽しみだ。
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今日は山頂には誰もいない。珍しいことだ。いつも沢山の人がお弁当をたべているのに。
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あちこちの笹百合を楽しみながら歩く。
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山頂付近ではウツボグサも沢山咲いていた。
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赤升麻も咲いている。この植物は花は白くても 根が赤いから赤升麻というのだそうだ。
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笹百合を楽しみながら歩いていたら、夫婦で笹百合の花びらをちぎりながら歩いている人に出会った。
聞いてみると、

「昔はこの山一面に笹百合が咲いてとても綺麗でしたけど、最近は笹百合を根こそぎ
持ち帰り、山野草の店へ持ち込む人が多く、このままでは絶滅です。

私たちは、花の受粉をしたあと花びらをちぎって歩いています。
笹百合の盗掘をする人は 笹百合の花を目印に笹薮の中へ入るので、こうすると
笹百合の場所が分からなくなるので 笹百合を守る唯一の方法です。」とおっしゃった。

私はたまたま この人が登ってくる前に笹百合の花を胆嚢できたけど、後から登って来た人は
せっかく登ってきても 笹百合の花は全く見えなくなる。

数年前名ダイトレの峰々に笹百合の球根を植えて歩いている方のお手伝いをして ご一緒に植えて回ったことがあります。

※ちなみに球根を植えて歩いていた方に「この球根を家の庭に植えて増やしてから また峰々に植えてください、
と球根も 頂きましたが 花が咲いたのは最初の年だけで しかもとても小さな花でした。次の年からは芽も出ず
いつの間にか 庭から笹百合は消えてしまいました。やはり笹百合は山の中の笹藪に生きるのが当たり前なのでしょう。

笹百合を守るためとはいえ、山の中で笹百合の花びらをちぎって歩いている人は 初めて見ました。

自分たちはよいと思ってやっていても後から来る人は 笹百合を全く見ることが出来なくなる。
ちょっとやりすぎではなかろうか と思いました。

自分たちはよいと思ってやっていても後から来る人は 笹百合を見ることが出来なくなる。
ちょっとやりすぎではなかろうか。

もっとも笹百合を盗掘したりちぎって持ち帰るやつらが一番悪者ではあるが。
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笹百合の花びらをちぎりまくり、満足してお昼ご飯を食べるご夫婦。
「良いことをして気持がいいねえ」とでも会話をしているのだろうか。
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その3へ続く
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