アウトドアライフの記録

四季それぞれに あちこちの山に登ったり、桜や紅葉の写真、および南の島の記録を写真とともに整理して、ブログにまとめました。

京都清滝愛宕山から地蔵山を残雪の道を往復、下山は月輪寺道へ 2016年3月17日 その1

2016-04-17 11:13:32 | 早春の風景
我が家の裏山の岩湧山から 晴れた日には京都清滝愛宕山が良く見える。
愛宕山とその奥の地蔵山はツインピークスになっていて 遠くから見たら
猫の頭と両耳にみえます。

愛宕山は2回ほど登った事があるが、地蔵山はまだ歩いた事がない。
今回愛宕山から地蔵山を往復してみました。
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この写真は去年末に奈良県御所市の金剛山から愛宕山を見た写真です。
右の耳が愛宕山で左の耳が地蔵山です。
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愛宕山から地蔵山往復 その1
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清滝の有料駐車場に車を止めて 歩き出したのが午前9時半。「五時半までに帰ってきてね」といつものように
念を押された。一日停めて500円なりです。
何でもかんでも、お寺を筆頭に町中で 観光客からお金をボッタクル京都にしては きわめて良心的です。
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この鳥居が 愛宕神社の表参道入口です。
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いきなり英語の看板がお出迎え。以前はなかったのになあ。
例のマナーの悪い東洋人たちのせいだなあ。ちゃんとあいつらの言葉で書いてやらんとなあ。

日本中の山を歩いて ヨーロッパ人と沢山であったり一緒に歩いたけど マナーはみなさん日本人より上だ。
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表参道の横に残骸が残っているのは 昔の登山鉄道の残骸です。
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参道の両脇には 点々と石垣が残り昔の茶店の面影をしのばせる。
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石碑の中に「太郎坊」と書いてあったので 義父のお墓のある滋賀県東近江市の太郎坊かと思い写真を撮っていたら
通りりかかったおじさんが「太郎坊、次郎坊と言うのはこの山に住んでいたという天狗の名前ですよ」と教えてくださった。
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この日は普通の日なのだが 老若男女ハイカーが多い。
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参道には一丁ごとに丁石地蔵さんが置かれている。この神社は明治になるまで 神護寺の管理下にあったという。
だからもともとこの神社はお寺だったのです。
去年お参りした戸隠神社も元来山岳修験のお寺だったのです。
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二十丁茶屋跡に昔の写真が看板に貼ってありました。戦前は今の嵐山駅から愛宕神社まで 鉄道が敷かれていて
愛宕山は ホテル、スキー場、遊園地のあるリゾート地帯だったと書いてあります。
女の人の服装を見るとびっくりしますが 日傘をさして和服を着て草履をはいて歩いています。
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歩いているとあまりにも暑いので この二十五丁小屋で上着を脱ぎました。
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小屋の温度計を見ると なんと15度です。つい3日ほど前は 裏山の岩湧山で猛吹雪とブリザードの中を
よろめいて歩いていたのに なんということでしょう。
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二十丁小屋で知り合ったレディース軍団は ここ二十五丁小屋でダウン。
全員はーはー言いながら「先に行ってください」といわれた。
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このあたりは眺めが良くて 亀岡から流れてくる保津川が見える。船下りで人気の川だ。
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京都の桂付近も見える。
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水尾からの道と合流する「水尾別れ」出は沢山の人たちが休憩していた。
先が長いので、お先にしつれてします。
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さらに登ると 建物が残っていた。
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建物に看板があり、この建物は最近まで花屋さんだったらしい。仏花や樒などを売っていたそうです。
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ようやく黒門に到着。このモンは古来「京口惣門」と呼ばれたと書いてあります。
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写真も飾ってありますが みなさん 普通の外出着ですねえ。
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この山で唯一のトイレに到着。昔の宿坊の境内にあります。
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境内にはまだ雪が残っていました。
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銅の鳥居に到着です。九州の英彦山は銅の鳥居がスタートでした。
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鳥居には 猪が彫られています。これは仏教の魔利支天と関係するのかもしれません。
魔利支天は猪に乗って現れます。
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さらに残雪を眺めながら 石段を登り続けます。
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ようやく愛宕神社神門に到着しました。
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境内にはまだ雪が残っていました。
この横に休憩室もあります。
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愛宕山 その2へ続く
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