怒りのブログ

憤りを言葉にせずになんとしようか。

武道とダンス

2007-09-04 23:47:16 | ニュースから
「・・・も」という表現が気になるのは気にし過ぎか・・・。

ダンスについては、もうかなりの市民権を得てきている気がする。
指導者側の育成が追いついていないような気がする。
(気がするばかりだな・・・。)

運動量的にも、面白さも、学び的にもいい教材だと思う。
開発的にもいい線いっていると思う。
どの程度の軽重で扱うかが課題といったところではないだろうか?

対して武道だが、
>改正教育基本法で「伝統と文化を尊重」の文言が入ったこともあり、「中学から武道を必修にすべきだ」との意見が
というくだりはヘン。

武道の何が伝統で、何が文化なのか?
そこいらへんを明らかにしないで議論してもまずいと思う。
ましてや06基本法ともなれば、ちゃんとやらないとダメだろう。
新しいものは叩かれてこそ良くなる(この場合「かもしれない」だろうが)はずだ。

叩かせない風潮があるならば、それはそれだけで悪いのだと感じる。

第一、武道が庶民レベルに落ち着いたのは、近現代に入ってからだろう。
伝統といわれると、水泳の得意な私としては、それじゃあ古式泳法もだろうといいたくなる。

別に武道をやるなとはいわないが、06基本法から降ろして来る必要は全然ない。

しかし、武道とダンスを並記するのはなぜなのだろうか?
それが一番変な気がする(また言ってしまった。)。

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女子も武道、男子もダンス 中学で「必修」に 中教審(朝日新聞) - goo ニュース2007年9月4日(火)19:11
 学習指導要領の改訂を検討している中央教育審議会(文部科学相の諮問機関)の専門部会は4日、中学の保健体育で武道とダンスを男女にかかわらず、1、2年生で必ず履修すべきだとする案をまとめた。中教審の教育課程部会での検討を経て、文科相に答申する。早ければ11年春から、男子がダンスをし、女子が柔道や剣道をする姿がどこの中学校でも見られることになる。

 改正教育基本法で「伝統と文化を尊重」の文言が入ったこともあり、「中学から武道を必修にすべきだ」との意見が部会の委員から出ていた。中教審は保健体育の授業時間を増やす方向で検討しており、より多くの領域を指導できる見通しが立ったことも、今回の案に影響している。

 現在の指導要領では、器械運動や陸上競技など全生徒が履修する領域のほか、1年は武道、ダンスから一つ、2、3年は武道、ダンス、球技から二つを選択することとなっている。今回の案では、1、2年で全領域を履修し、3年から選択制を導入する。