ひよりみっ!

ディープインパクトが三冠馬になった年からやってる日記

そういえばしばらくハーマイオニ見てないな

2007-09-21 00:13:21 | アニメ
では「ロミオ×ジュリエット」のあらすじ感想を。ちなみに、まだ23幕は見てません。

アバンタイトルは、ジュリエットがエスカラスへ身を捧げることを、ロミオがモンタギューを討つことを心に決めたところなので、Aパートより。
ジュリエットのもとに、ティボルトが姿を現しました。
ティボルトは、ジュリエットのことを「紅い旋風」と呼んでましたよ。
つまり、彼女が家ではなく、街のために戦っていることを認めているということでしょう。
ティボルトは、ジュリエットたちよりも先にモンタギューを「殺す」と宣言しました。「討つ」とか「倒す」じゃなくて、「殺す」ですよ。
この、大義名分なんかこれっぽっちも気にしてないあたりが、ティボルトの妙にすがすがしいところです。
しかし、ジュリエットは戦っても傷つくだけであり、自分が命を捧げて罪を償えばすべて解決するから、そんなことはやめてほしいと頼みます。
この言葉の意味を、ティボルトははかりかねました。
そこで、ジュリエットはエスカラスの話をしました。
ティボルトは、キャピュレット家の娘がエスカラスと運命を共にしなければならないことは知っていたようです。
ティボルトは、他に方法はないのかと考えましたが、
ジュリエットはロミオのことをティボルトにお願いして(兄弟ですから)、
迷いのかけらもない表情でその場を去っていきました。

一方、ロミオはお母さんのもとを訪ねていました。
ロミオは、自分の手で父親を討つことにしたとお母さんに告げ、そのことをわびます。
お母さんも、ふたりにモンタギューとキャピュレットの家を背負わせてしまったことをわびましたが、覚悟を決めて振り返りもせず立ち去っていくロミオに、
「でも、それが本当に愛に続く道なの、ロミオ!」と呼びかけていました。
ティボルトもお母さんも、できることならふたりに苛酷な運命を背負わせたくないのでしょう。

次の日の朝、ジュリエットは最後の戦いに向けて鎧を身に着けていました。
準備をしているところへコーディリアは、
「この戦いが終わったら、やっと女の子として堂々と街を歩けるわね」
と言ってましたが、それ、死亡フラグっすから(笑)。
エミリアは、またオーディーンとして共演しようと呼びかけましたが、
これについてはコーディリアが「そんなこと言ってると、いいひと見つからないわよ」という人妻セリフで返してました。
まあ、コーディリアは嫁にしたいタイプですが、エミリアは恋人で止めときたいタイプですから(笑)。
そうこうしているうちに出発のときが来て、ジュリエットは伝家の剣を手に部屋を出て行きました。
そして、ジュリエットが檄を飛ばし、一堂は城に攻め入りはじめました。
コンラッドもフランシスコもキュリオも、これが最後の戦いになり、ようやくジュリエットに幸せが訪れるのだと心躍らせています。
この、みんながジュリエットのために力を尽くしていたというところがちょっと胸をうちます。

さて、城では防衛隊が敵襲に慌てています。
逃げるものは殺せと大公から命令が出ていましたが、あの憲兵隊長ですら「ほうっておけ。お前たちも逃げたければ逃げろ」となんかかっこいいこと言ってました。
本人は最後の責任を果たすかのように残るつもりみたいでしたし、変なところで株が上がりましたよ、この人(笑)。
しかし、この状況で逃げ場がないのがマキューシオ。
何せ街に火をつけたリーダーですから、街へ逃げれば市民に殺されます。逃げなければ大公に殺されます。
マキューシオは、実の父親のことを呼びながら、どこへ行けばいいか必死に考えていました。

モンタギューは、ひとり玉座に腰掛け、14年前のことを思い出していました。
今までしてきたことに悔いはないと言いましたが、あのときジュリエットを取り逃がしたことは悔やんでいます。
そこへ、最初に姿を現したのはティボルトでした。
もちろん、モンタギューはそこにいるのが自分の実の息子とは知りません。
そこで、ティボルトは自分の母親の名を告げ、憎々しそうな表情で「俺にはお前と同じ血が流れている」と言いました。

そのころジュリエットは、門の前で待ち構える憲兵を説得していました。
剣を必要としない世界を作るために、協力してほしいと。
そこにいた憲兵隊長は、ジュリエットの前にひざまずき、ジュリエットのことを「キャピュレット殿下」と呼んで、門を通しました。
あの憲兵隊長が恭順したあたりから、ジュリエットの信念の強さを理解するべきなんですかね。

ティボルトは、モンタギューに斬りかかっていました。
が、そのまま殺すのではなく、モンタギューの首筋に剣を突きつけた状態で、エスカラスのことをモンタギューに詰問していました。
どうすれば、ジュリエットが挿し木にならずにすむのかと。
モンタギューは、ジュリエットがエスカラスに身を捧げるという話を聞いて、少なからず動揺していましたが、ちょうどそのときにロミオが姿を現しました。
そして、モンタギューを攻撃しようとしましたが、そこはエスカラスのことを聞きたいティボルトに制せられました。
さらに、ジュリエットたちもやってきて、役者勢ぞろい。
ジュリエットの姿を見て、モンタギューは「すべての鍵は、お前が握っていたということか!」と悔しそうに言います。
その前に「すべてはエスカラスの意思か!」みたいなことも言ってましたし、
どうも、モンタギューはジュリエットを討ち損なったところで運命が決まっていたのだと悟ったようです。

そのジュリエットは、モンタギューの目の前で剣を捨てました。一同、その光景に息を呑みます。それに応えるかのように、ジュリエットが話し始めました。

「……剣はもう必要ないわ。14年前、キャピュレット一族を刃にかけたことは、もう恨んではいません。あなたを手にかけるつもりもない。私が望むのは、復讐でも家の再興でもない。あなたの手から、市民の手に、ネオ・ヴェローナを取り戻したいだけです。モンタギュー。あなたには城を退き、ネオ・ヴェローナを離れていただく。ご退陣を!」

それに対して、モンタギューが「力さえあれば、運命などねじ伏せられると思っていた……」と言いつつ、おもむろにジュリエットに向かって剣を抜きます。
それとともに、コンラッドたちがモンタギューに迫りますが、モンタギューの剣はジュリエットの目の前に突きたてられただけでした。

「……栄光とは、水面に落ちる雫のように広がり続ける。そして、無へと消えていく」

とそのとき、モンタギューの顔が苦悶にゆがみます。
モンタギューの背後から、もう精神的にボロボロになっていたマキューシオが剣を突き刺したのです。
「あなたがすべて悪いんだ」と言って壊れたように笑いながら。
マキューシオは、ティボルトに「去れ。お前など、殺す価値もない」と言われて、その場から消えていきました。
何というか、実にたまらない小物っぷりでした(笑)。

マキューシオの刃に倒れたモンタギューは、ロミオとジュリエットに支えられながら、最後の力を振り絞ってたずねました。
「なぜ……なぜ皆、私を愛さない」
ジュリエットが問い返します。
「あなたは、愛されたかったのですか」
そして、これがモンタギューの最期の言葉。

「哀れみなどいらん。私は、この世の誰よりも恐れられ……たい」

はいはいツンデレツンデレ(笑)。
まあ、ぬくもりを捨てて這い上がってきた人間ですから、
今さら他人に弱みを見せるわけにもいかなかったのですな。
人間、自分の弱さをどこかで認めちゃったほうが、たぶん楽に生きられると思いますよ。
それについてロミオは、
「結局剣は何も生み出さない。父は、愛よりも力を信じ、力によって滅びた」と言い、ジュリエットは
「この人は、愛することが怖かったのかもしれない。だから、剣に助けを求めた。あまりに強く愛したら、失ったときの悲しみに耐えられないから」とこたえました。
ただ、それはジュリエット自身にも投げかけられた言葉でした。
ジュリエットがエスカラスに身を捧げれば、ロミオとの約束を果たせないのですから……。


派手派手しさはありませんでしたが、
ジュリエットの「力ではなく、愛で世界を動かす」という意思が展開に反映されていて、見ていてすっきりする内容でした。
このへん、ある意味なのはさんとは反対よね(笑)。
モンタギューも、死んでみればなんか哀れを誘いました。
途中から、引き返したくとも戻れない道にはまりこんで、全力で前に走り続けなければならなかった、そんな人間の悲しさ。
ポーシアとちゃんと愛し合っていれば、あるいは本人も救われたのかもしれませんが、
生まれてきたロミオが、ちゃんと愛を手に入れたことを考えると、わずかながら救いは存在したといえるのかもしれません。

で、今さらながらにハーマイオニとかどうしてるのかなと。
例のヤンデレった回でお役御免になったのはわかってますが、
最終回にはちょっとでも姿見せてくれるのかなって。
そういう意味では、リーガンがどのへんまでデレるのかも期待してますよ。
たぶん、期待するところ間違ってますが(笑)。
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何でスポンサーがパチンコメーカーなのかと思ってたんだ

2007-09-21 00:12:54 | ギャンブル
こないだ、銀英伝がパチンコで出るというネタを書きましたが、
今度は「創聖のアクエリオン」だとか。
パチンコメーカーがスポンサーについてたので、そういうことだろうとは思ってましたが、もう何がタイアップされるかさっぱり読めません。
ハルヒかなのはでやったら、大変なことになるね、うん。

ちなみに、コミカライズされていたツインエンジェルはやっぱりアニメ化もされるそうで。
放映されるころに、パチスロ機のほうも第2弾を出したりするのかな?
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帰ったら3時だね

2007-09-20 02:01:48 | 雑記
……実はまだ会社で仕事してます。
1時くらいまで、やけに注文が細かくて刷るのに時間がかかるインクジェット出力を42メートルほど仕上げ、それから今日までに準備しなければならないターポリンにかかりました。
ところが、どの仕事もいらん手間をかけさせてくれまして。

・42メートルのやつ:45メートルの材料を預かっていたが、3メートル+42メートルという仕様になっていたので、つなぎ目のところでエラー発生。結果的に材料が足りなくなった。
・ターポリン:夕方までに仕上げたら、デザインミスで作り直しになった。そのとき「ちゃんと広げて長さ確認したから、きっちり足りてるはず」と言われていた材料を使ったら、巻き直しがいいかげんでゴミがかんでおり、そこでプリントミス。やり直したら、ギリギリ材料が足りなくて現在再やり直し中。

グダグダすぎる……。
今日は家に帰ってロミジュリのあらすじをまとめるはずだったのに……(死亡フラグ)。
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なぜラムちゃんがヤキモチやきな女の子でなければいけないか

2007-09-20 00:00:34 | 雑記
ストック・キャラクターとしてのヒロインのひとつに、
浮気者の(もしくはモテモテの)主人公にくっついてる、攻撃的なヤキモチ焼きキャラというのがあります。
古いところではラムちゃんや槇村香。最近ではようこやルイズあたりが当てはまるでしょう。
昔から、確かにかわいらしいから使いまわされるのは当然と思っていましたが、
この間「SHUFFLE!」を見たときにわかりました。
ラムたちは「主人公が嫌われないようにするため」に必要なキャラなのだと。

たとえば、「School Days」の伊藤誠は、その節操のなさによって視聴者から総スカンをくらっていますけど、
この作品において、言葉が誠にヤキモチをやく性格で、
誠が誰かと一線を越えそうになるたびに、言葉がノコギリを持ち出して浮気を阻止するのがお約束の展開だったら、
誠はお色気ラブコメディの主人公として、「あいつはしょうがないやつだな」程度で許されていたと思うのです。
まあ、スクイズはそういうのからは反対側に向かっていった作品なので、
誠は嫌われざるをえないのですがね。

どうも、物語のモテモテ主人公は、何らかの形でひどい目に遭わないと、物語の受け取り手に嫌われるようです。
コメディのパターンとしては、ヒロインのおしおきを受けるか、あるいはヒロインの暴走に巻き込まれるか(「To LOVEる」なんかはこっちですね)。
「SHUFFLE!」の場合は、ヤキモチやきのおしおきキャラが最初現れなかったので、暴走型で帳尻を合わせるのかと思っていたところで、終盤になって楓がヤキモチやきキャラとして降臨しちゃいました。
が、実際にひどい目に遭ったのは稟じゃなくて楓自身。
にもかかわらず、楓は何も手に入れることはできず、
稟はしっかりと亜沙先輩を手に入れてしまってます。
私が感じたのは、この収支のバランスの悪さからくる苛立ちだったのでしょう。
「亜沙先輩を手に入れるための代償を、稟は楓に払わせやがった」みたいな、そういう感覚。

そういえば、二次創作で「メアリー・スー」と呼ばれるタイプのキャラがいるんですけど、
これなんかも、幸せすぎて嫌われる主人公像です。
より正確には「ババを引こうとしないので嫌われる主人公」ですか。
現実でも、おいしいところは独り占めで、めんどくさいことは他人に押し付ける人は嫌われるんですから、フィクションでも同じことがいえましょう。

まとめると、物語の主人公というのは、苦労と幸運とを均等に手に入れることを望まれていて、ラムちゃんというのは、さえない主人公が女の子にもてるという幸運と引き換えに与えられた苦労の種なのだと。
もっとも、そうやってヤキモチをやかれることが快感という人にとっては、ひとつぶで2度おいしいキャラだということになるんですが(笑)。
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いらんところで有名になったなあ

2007-09-19 15:14:52 | アニメ
School Days:京都の父殺害事件で最終回の放送見送る 女子高生の暴力シーンを考慮 (まんたんウェブ)

世間的には「School Days」なんて作品の存在を知る人などそうそういなかったはずなのに、うっかり有名になりそうな雰囲気。
困るのは、これを基準にして「今のアニメは倫理観を軽視している扇情的な作品ばかりだ」と思われること。
そういうことは、とりあえず「ななついろ★ドロップス」とか「おおきく振りかぶって」とかを見てから言ってほしいかと。

それに、前にも書きましたがこの作品は「地獄少女」同様に「こんなやつはダメだ」ということを描いているのであって、モラルはちゃんと維持されています。
「はだしのゲン」を見て、「こんなグロい作品を描ける人間は残虐だ」とは、誰も思いますまい。
それでも、恋愛ものでの刃傷沙汰が気になるのは、
戦争は起こそうと思って起こせるものではないけど、
恋愛は身近に行われているもので、こんなのに影響を受ける人が出たら、自分の身に危険が及ぶと思ってしまうからかも。
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春香VS雪歩の最終決戦は不可避なのですか

2007-09-19 00:24:59 | アニメ
さっきまでなのはSSを2週分見て、1週遅れにまで持ち込みました。
ナンバーズの4番目(斎藤千和声のメガネね)が、ドラクエ5に出てくるゲマみたいだと思いました。ああ、一応言っておくけど「口先三寸」→「舌先三寸」ね。
ルーテシアの名前を教えてもらおうとしたキャロは、なのはを思い出させてくれましたが、武器を向けることを忘れないあたりはなのはさんでした。
なのはSSはアニメで見るよりも、SRPGでプレイしたほうが盛り上がるような気がしますよ?

では「アイマスゼノグラシア」のあらすじ感想を。今回を含めて、残り3話。

アバンタイトル。東京は廃墟と化し、十六夜寮もつぶれていますが、玉兎高校はまだ形をとどめています。
内部では、次なる戦いへの準備などが行われていましたが、
ネーブラの内部では伊織様とネーブラが語らっていました。
まるで恋人同士のように(今さら)。
そして、伊織様のこのお言葉がエロス。

「……いいよ。今は寝よ……一緒に」

いや、文字通り寝るだけなんですけどね(笑)。
ところで、アンサイクロペディアにおけるこのアニメのページでネーブラが、
「黄色いが、改修後に青色に塗り替えられるかどうかは不明」
と説明されていたんですけど、こないだエヴァの劇場版見にいって、やっと意味がわかりました(笑)。

一方、雪歩によって回収されてトゥリアビータ本部まで戻ってきた千早は、コックピットから飛び出た直後から不気味に笑っちゃってました。
こいつ、絶対一発キメてるだろ的な(笑)。
どうしたのかと思った雪歩がでかい乳を強調しながらコックピットを出て追いかけていったんですけど、千早の眼中にはもはや雪歩はおろか現実すら入っておりません。
そして、不安を隠しきれない雪歩の手をとって、千早がつぶやきます。

「大丈夫よ。満たされていくの……白く。うふ、うふふふふふふ……」

いやいや、こちらの基準では大丈夫じゃないから、それ(笑)。

Aパート。
響がグランドロッジの猫と何かしゃべっています。
それによると、トゥリアビータの本拠地を特定し、すでにテ・ル・ロウ暗殺に向けて作戦実行中とのこと。
さらに、その会話の中で「くちばしの準備はすすんでいるのだろうな」とか言われてました。さて、何のことやら。
とにかく、響は各国にトゥリアビータの本拠地を報せることにします。

で、トゥリアビータに潜入していたのはあずささんでした。
あずささんは、トゥリアビータを隠している偽装暴風圏を解除するために行動をはじめます。す~なのあ~ら~し~に~か~く~さ~れた~(笑)。
その様子をヒエムスに乗っていた真が捉えていましたが、真はそのまま帰還します。
内部では、何者かが避難口を開いたことを察知しており、
カラスは、帰ってきたリファがトレースされていた可能性を疑います。

日本国内では、トゥリアビータの存在が明かされます。
その情報を、どこかの駅で旅姿のやよいが聞いていました。

司令室のほうでも、名瀬さんたちが「どうしてこのタイミングでトゥリアビータのことを公表するのか」と疑問に思っていました。
そのとき、ジョセフさんが空羽に「ひとつ、お願いがあります」と言いました。
ここから、ジョセフさんがあずささんから受け取った遺書めいた手紙を読む回想シーン。
高級茶器とともに渡しているところに、あずささんがジョセフさんに恩義を感じていたことがうかがえます。

「……ここで過ごした数年。実験体である私を、仲間として人として扱ってくださいました。ですから、これは私の人としての最後のお願いです。すべてが終わる前に行動を起こしてください。おそらく、グランドロッジの猫は私にテ・ル・ロウを暗殺させたのち、iDOLを接収し、iDOLもろともすべてを闇に葬ろうとするでしょう。そうなってからでは、遅いのです。人とiDOLに未来があることを、あなたたちは知っている。だから……」

それをふまえて、ジョセフさんのお願いとはこうです。
「ジュネーブ本部のシステムに侵入してほしいのですけど、できますか?」
空羽は、はじめは躊躇しましたが、「我々はすべての事実をしらねばならない」というジョセフさんの言葉を受けて、お願いを聞き入れます。

潜入したあずささんは途中まで順調に任務を遂行していましたが、
そこにたちはだかったのは、「出来損ないのバスタルドって、ママに捨てられちゃう!」という危機意識と10本近くの投げ斧を持ったリファ。
当たったら痛そうですが、あずささんは飛んでくる斧をどうにか交わしています。
最終的には、息も絶え絶えになりながら、銃も使わずに素手でリファをぶっ倒していましたよ。

そのころ、国連のほうがトゥリアビータの本部に接近していましたが、
カラスはまだ余裕をぶっこいていました。
ところが、「クリームみたいに白いの……」と電波なことを言ってる千早によって動力システムが解除されます。
雪歩は、こんな千早からでも「手伝ってくれるかしら?」と言われるとうれしそうです。まさしく犬です(笑)。
何にせよ、カラスにとっては想定外の事態でした。
動力は、千早によって単一のシステムに集められていました。
その名を「シュメルツオーフェン」。訳は溶解オーブンでいいのかな?
そのせいで、エピメテウスの起動は不可能となり、
カラスは「あなたの娘は、本当に出来損ないですよ!」といらだちをあらわにします。

さて、シュメルツオーフェンとは何かというと、
「人間とiDOLを物理的に融合させるシステム」でした。

「インベルと私が、ひとつになるの。真っ白に、とろけるの……。と~っても甘くて、気持ちがいいの。ふわふわのマシュマロ、とろとろのミルククリーム……」

これで、雪歩は千早が人としての姿を失うことを悟り、彼女がいなくなることを想ってぼろぼろと泣くのですが、千早はその涙をなめとりながら囁きます。
「お願い。私の、夢なの……」
この言葉に、雪歩は自分の選んだ道である「千早のためになら何でもする」という意志を貫く覚悟を決めます。
そして、その準備が整いつつあるころ、千早の前にあずささんが現れたのです。

Bパート。
空羽が本部のシステム侵入に成功しました。
トゥリアビータの本部がスクリーンに映し出され、各国の海軍が現地に向かっている様子が確認されます。
ジョセフさんは、iDOLに対して通常の兵器が通用しないのはわかっているのになぜだろうと不思議がります。
一応、普通の攻撃も当たって基地にダメージ与えてましたけど。
そのころ、インベルはコックピットの換装が終わったところで、
中には春香がいたのですが、その春香に、インベルはオセロゲームをしようと誘ってきます。

対峙した千早とあずささんのほうですが、
あずささんはシュメルツオーフェンでインベルと一体化しようとしている千早を止めようとして、システムを銃撃し、千早はジャマをするなと言ってあずささんになぐりかかろうとします。
そんな千早に、あずささんは「もう終わりにしましょう。どこまで走っても、この闇に出口はないわ」と説得を試みます。
そこへ銃を打ち込んで割り込んだのは雪歩。
雪歩は、あずささんのことを「主任」と呼び、千早の夢を叶えさせてほしいと頼みます。
それでも「夢はもう終わったのよ」と言って、システムの破壊を続けようとするあずささんに、雪歩は本気で銃を向けます。

しかし、ここに真が飛び込んできます。雪歩はうっかり銃を撃ってしまい、その銃弾が向かった先は千早の胸でした。
なんというか、後だしジャンケンのほうが強いよね、と(笑)。
それでも、千早は「溶けちゃう……」とか言いながらシュメルトオーフェンのほうへ向かっていきました。
真は雪歩を組み伏せた状態で、「お姉ちゃん……」とあずささんに呼びかけます。
そのあずささんは、雪歩のことを自由にしてあげてと言って、自分のはたすべき任務に戻りました。
真は、あずささんから受け取ったペンダントを手に涙を浮かべていましたが、
ヒエムスがそのとき反応したのは、真を慰めようとしたということなんですかね。
それならば、ここで真もiDOLに心があることを認めたかも。

さて、トゥリアビータの本拠地に向けては、ウルトゥリウスが射出される準備が進められていました。
ということは、各国海軍は消滅させられるために集められたということですか。

あずささんは、テ・ル・ロウ暗殺のために彼女がいる館に向かっていましたが、
それを妨害するように現れたのはリファクローン。
リファは、もともとあずささんの細胞から生み出した人造人間第2世代だったそうです。
私は春香があずささんの子供説というのを想定はしていましたが、
あずささんに子供がいるという点だけは当たっていたことになります。
そのリファをかわし、館に通じる橋を落として退路すらも断ち切ったのち、
あずささんはテ・ル・ロウとの対面を果たします。
あずささんは「iDOLと人間が融合する必要などない。ミシュリンクプランは失敗だったと速く認めるべきだ」と言って、決着をつけるべくテ・ル・ロウに銃を向けます。
それを阻止するべく、後ろからあずささんを撃ったのはカラス。
カラスいわく、自分は父親を追放したグランドロッジの猫に復讐するために、テ・ル・ロウに協力してもらい、彼女が意識を閉じたのちも、その存在を利用させてもらっていたとのこと。
あずささんは「そんなことのために……」とカラスの行いを否定しますが、
カラスの言うとおり、あずささんのやってることも父親の復讐なんで(笑)。

ところが、テ・ル・ロウが復活するんですよ。
シュメルツオーフェンの作業が完了し、島からまばゆい光が発せられ、地震が発生したんですが、
このときにテ・ル・ロウが「シュメルツオーフェンの光……扉が、開く」とつぶやきます。
表情は、マッドサイエンティストが自分の命と引き換えに実験を成功させたことを確信したときのアレでしたね。
すると、あずささんたちがいた部屋の床がエレベーターのように下がっていき、
カラスはいきなり迫ってきた柱に圧殺されてしまいました……たぶん。
雪歩は「感じる……千早さんはここにいるの。ねえ、あなたにもわかるんでしょう、ヌービアム?」と千早のぬけがらを抱きしめつつ呼びかけていました。
そしてテ・ル・ロウは「ミシュリンク……これで世界は救われる。アウリンがこたえてくれるのよ」とあずささんに話しかけます。
このときに、千早の意識らしきものがそこに現れ、「おやすみ、ママ……」と微笑み、あずささんもそれにこたえるように微笑んだとき、千早たちはカラスと同じように壁につぶされてしまいました。

そのころの春香はずっとインベルとオセロをしていましたが、
春香が「わざと負けてる?」と聞くほどにインベルは負け続けていました。
さらに、旅姿だったやよい(カバンのひとつがカエルちゃんなのがかわいい)は、電車に乗って、春香のメッセージを再生していました。
「私、iDOLに乗ってるの……」という内容の。
それを聞いたから、やよいは誰も乗っていない電車に乗って移動していたのでしょう。
最終回までに何かやらかしてくれそうで期待。

ラストシーン。
アウリンが開いたとかなんとかの影響でしょう。
地球に妙な重力が発生して、地球そのものが飲み込まれると思われるピンチに陥ります。
そこへ、春香と雪歩がiDOLに乗って向かうことになります。

「ねえ、インベル。好き……大好き。だから……」
「ねえ、ヌービアム。ほら、千早さんがせかしてる。だから……」

「行こう!」


こうなると、最後は春香と雪歩のバトルが不可避なのでしょう。
舞乙のアリカとニナのバトルみたいなものだと思えばいいんですかね。
そうだとすれば、生きたまま和解への道も残されてそうですが、
案外地球を救うために心中とかもあるかも。
まあ、どういう結末であっても、春香と雪歩には最後はトモダチであってもらいたいです。
それが、春香が雪歩に対してできる一番のことだと思うので。
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私のメアドもそれなりに痛いよ?

2007-09-18 23:33:54 | つぶやき
豚速(`・∞・´) 痛 い メ ー ル ア ド レ ス

どうして恋人がコロコロ変わる人にかぎって、自信満々に「forever」とかつけるかな……。
これなんですけど、10年間で100人とつきあった人と、10年間ずっとひとりとつきあってる人と、自慢できるのはどっちなんでしょうね。
前者は、考えようによっては99人ないし100人にふられたってことなんですが。
と考えて、「ああ、そういう人たちは『ふられた』とは認識しないのか」と思い当たりました。

それはそれとして、冷静に考えると自分のメアドも微妙に痛かったりします。
知っている人は知っています、私のメアドはマリみてのあの人に由来することを。
ああ、もちろん*****san@~とかにはしてませんよ。
そんなのにしたら、親とかに教えたときに「誰よ、その名前?」って聞かれるのが目に見えてるので。
さすがに、親に向かって「俺の天使様」とか答えるほど人間やめてません。
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ついに穴が開いたか

2007-09-18 01:04:43 | 雑記
日・月と泊まりで遊んできたので、今年1年続けようと思っていた毎日更新が途切れてしまいました。
まあ、そういうことができるのもいいことだと思うので、前向きに考えることにします。
流れとしてはこのような感じです。

日曜日
・ななついろとおお振りを見てからつけやきばに出陣
・今日のデッキはチョンボ4積みの耕一。デッキ名は「誠はつわぶきくんの爪の垢でも煎じて飲め」
・1戦目総帥。後攻1ターン目のスカウトをチョンボでつぶしたまではよかったが、バトルが引けなかった。
・そうこうしているうちに、夕菜が出てきて福袋が回りだした。相手さんの総帥は付けスラ入り。
・バトルを引いたが、投げつける材料が足りないような気がしたのでひよった。
・次のターン、スカウトからサークレット引かれて耕一に貼られた。
・しょうがないので投げつけた。やっぱり足りなかった。
・2戦目和樹。お互いバトルを引いて殴りあうが、ダメージを付けスラ封印で軽減し、前衛で散らすことに成功したこちらがやや有利。
・途中、先ケモした耕一攻めエビル受け隠し芸根性選択という局面がある。このとき、相手さんのデッキにダメージ返しがあったことを思い出す。幸い、封印と噂話をかかえていて、楓も立っていたので、血の契約を封印して、本当に飛んできたダメージ返しのコストである臨時収入をカウンター。そのまま押し切り。
・3戦目耕一。こちら、キャラ事故っぽいところで相手さんの南にイベントを抜かれまくるが、チョンボ2枚とか噂話とかで致命的なことにはならず。
・そのうちに、こちらが拓也を展開できたので、ダメージレースで有利に。さらに、コネクションをチョンボでつぶせたのも大きかった。
・この試合では、1積みしたワープが役に立った。南のチェックで、4回連続ワープを引いてもらえたから(笑)。
・そして、4戦目はなかった。27人参加の大会なのに、3回戦の階段で上位が負け、全勝同士の対戦の片方が引き分けたのである。ちなみに、優勝者は1戦目不戦勝……。
・大会終了後、ひまをもてあましてラウンドワンへ行く。ボウリングでもしてりんちゃんが来るのを待とうと思っていたが、連絡したら「30分くらいで行く」ということだったのでゲーセンで待ち。
・その後、つけやきば会場にいらっしゃったでんぼ教さんとも合流して、1時間ほどカラオケで時間つぶし。このあと、源之助さんや伊蒼さんとエヴァを見にいくことになっていたので。
・この日の選曲は「青春ライン」「Apocrypha」「シノブ参上!」「残酷よ希望となれ」「スキ? キライ!? スキ!!!」と実験的に。「Apocrypha」とか、もうちょっときれいに歌えるようになりたいなあ。
・合流後、夕食をどこでとるかということになり、なかなか決まらないお約束な我々。
・最終的に、韓国鍋に決まったが、食べるのにけっこう時間がかかったので、最後の雑炊とか食べるのに必死。
・あとから思ったのは、おなかがすいているからといって、いろいろ余計なものを頼まなくてよかったなということ。
・エヴァを見て何回も思ったこと。「あ~、このシーンパチンコで見た」
・使徒のデザインはいろいろ変わってたけど、当時ちゃんと見てなかったので自信がなかった(笑)
・まあ、当時エヴァを見ていたなら十分楽しめると思いますよ。
・この夜は伊蒼さんのうちにお泊り。
・私は飲まなかったけど、いい日本酒がふるまわれた模様。
・やっぱりおつまみは買いすぎちゃうよね。
・3時ごろにでんぼ教さん・源之助さんご帰宅。我々が寝たのはその30分後くらい?

月曜日
・「明日はハヤテがはじまるくらいの時間に起きましょう」「明日は月曜日ですよ」と前日につっこまれたが、起きたのは「はなまるマーケット」がはじまる時間だった。
・なのはSS鑑賞開始。登場人物を把握しているので、だいぶ情報を整理して見ることができて面白く感じた。
・鑑賞中のりんちゃんとのやりとり。
「なんかさあ、なのはとかフェイトとかって、食指が動かんのよねえ」
「ああ、私もそうやね」
「年下すぎて(←リンディさんやシグナムが当たりの人)」
「年上すぎて(←ヴィータとかヴィヴィオが当たりの人)」
・続いて今週のハヤテを見せてもらう。半年で打ち切られたときでも通用しそうな話だった。
・そして、持参していたうちの嫁ヒロさんを紹介。もっとも、見たのが9・10話なのであまり目立ってなかった。吉野屋自重しろ。
・食後、TRPGのセッション。今日はプレイヤー。ちょっと皮肉屋だがお付きの戦士には甘えっこなキャラを演じていた。ようするにナギだということが判明したのはセッション後だが、設定ではCVゆかな。
・解散したのは22時半で帰宅したのが0時過ぎ。家に帰ってきたら、絶望先生が1時間遅れになっていて、もえたんとかぶることが判明したので今起きてみている。

というわけなので、毎週続けてきたロミジュリとアイマスの感想も周回遅れになってしまいそうです……。
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どのへんに6Kの価値があるか教えてくれ!

2007-09-16 00:02:33 | 雑記
仕事が終わってから日本橋に出ました。
とりたてて目的はなかったんですけど、適当に同人誌とか買いました。
しかし、同人誌ショップでもとらのあなとかメロンブックスとかじゃなくて、
高いやつを扱ってる店のほうは、私でも入るとちょっと溶けそうになります。

で、帰りに堀江由衣と遊んできました。
なんだかんだいって、最近のメイン機種は「マジカルハロウィン」になってます。
勝てないんですけどね……。
今日打った台も、推定設定1だし。

ところが、今日はボーナスの引きが異常によかった上に、
カボチャンスもカボチャレンジ中の格上げ条件を5回も満たしてくれたので、
その分で設定差が埋まってしまいました。
しかも、魔界ゾーンに入ったと思ったら、6ゲーム後にボーナス→スーパーカボチャンス。
魔界ゾーンに突入したことは7回ありますが、そのうち5回はスーパーカボチャンスに結びついています。
確率的には、5回に1回入ればいいほうなんですが。
というわけで、今日は完全に運だけで勝ち。

そのあと、ちょっとベルトを新調したくなったので、なんばの地下街をうろうろしてました。
何、太ってしまってベルトがきつくなったのですよ(笑)。
とりあえず、最初に発見した男物の洋服店に入って、適当にベルトをみつくろってみたところ、

なぜベルトごときが6000円以上する?

それだけあれば、DVD1枚買えるだろ!(CV檜山修之)
いったい、どの部分にそれだけの金がかかっているのか説明していただきたいところ。
結局、ベルトは雑貨屋みたいなところで税込1050円のを買いました。
そんなところにおしゃれなんかしないんですから(自慢にはならない)、
別にこの程度でかまわないんですよ、ええ。
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土曜日の早起きは身体にこたえる……

2007-09-15 08:42:17 | 雑記
昨日の朝のこと。
あるいは週明けに納めなければいけない仕事が決まりそうになっていっていて、
決まれば金曜日に徹夜か土曜日をつぶすことが確定していたんですけど、
「あれ、色校を見てもらってからになったので、少し待ってください」
という神のお言葉をいただきました。
やれやれ、これで今週は一段落だ~と思いつつ、金曜日中に渡す仕事をやっていたら、お昼頃にお電話。
2メートルほど今日中に刷ってほしいということでした。
まあ、それくらいなら楽勝。
できたものは引き取ってもらえるとのことでしたし(実は納品がけっこう手間になる)。
ところが、引き取りの際に別のデータをもらいまして、
「火曜日のできるだけ早い時間に納品してください……」
と言われてしまったので、土曜日に仕事することになってしまいました。
量的にはたいしたことないんで、金曜日中に仕上げてもよかったんですけど、
すでに帰るモードに入っていたので、一度仕切りなおし。

それで今朝早起きしたんですけど、ゆうべ調子に乗って「ラムネ」(=これも後藤邑子が幼なじみ)を4話まで見てしまったので眠いったら……。
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みゆみゆ30歳

2007-09-14 16:29:15 | つぶやき
行けるものなら行きたかった三十路祭
チケットとか速攻で完売したみたいですが。
ちなみに、次に動くとしたらこのへんですね。
いつも通り、そのあたりで勝てるかどうかにかかってますが(笑)。
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22話最終回でよかっただろ、これ

2007-09-14 01:28:29 | アニメ
え~、お(ryから借りていた「SHUFFLE!」を完走しました。
というわけで、感想を書きましょう(はいはいシャレですよ~)。

エンディングについては、亜沙先輩エンドというのは妥当な流れだったと思います。
ちゃんと伏線はって、楓がヤンデレる可能性を示唆しつつ、稟の気持ちは亜沙先輩で固定されていましたから。
楓空鍋から、楓ルートに乗り換わってたら、正直がっかりしてたでしょうね。

……ただ、あの展開なら楓が稟との決別を選択できた21話をクライマックスにして、22話で亜沙先輩とのハッピーエンドでよかったと思います。
だって、亜沙先輩のラストエピソードより、楓のエピソードのほうが圧倒的に印象強かったもん!
楓が抱えていた「私は稟くんのお世話をするけど、それはただの贖罪で、愛される資格はない。でも、本当は自分を救ってくれた稟くんに愛されたい」という葛藤はすごく胸に響くものがありました。
そして、そんな楓が何とかして救われることを願いました。
一方で、亜沙先輩が魔法を使いたくないと思った理由にはさっぱりついていけませんでした。
「自分が人間の子であることを示すために、自分は魔法を使えない」と亜沙先輩は言ってましたが、
それはお母さんが魔族であることを受け入れようとしていないということじゃないですか。
お母さんにひどいことを言ったと思ったのなら、
魔族であるお母さんの血を引いている証明である魔法を使うことをためらう理由などないと私は思います。
このへんのちぐはぐさが、「SHUFFLE!」といえば「空鍋」という印象を与えている原因でしょう。

稟については、困っている人を放ってはおけないということになっていましたが、
厳密には「自分のせいで」というただしが必要かとも思いました。
19話以降の、楓に対するスルーっぷりはひどすぎ。
楓に「何かおかしいぞ」とは言ってましたが、原因が自分にあると気づくまでは、改善するそぶりも見せませんでした。
よくある話で「恋人とのデートと、友達のピンチ。あなたならどちらを優先する?」という問いがありますが、
堂々と前者を選んでいたのがあのときの稟に思えましたね。
稟は、亜沙先輩とかプリムラとか、特定の人物がからむと視野が狭くなりすぎです。
23話で、亜沙先輩の病状に戸惑っている医者に対して食って掛かったのも、
恋人のことを思う気持ちではなく、恋人のことしか考えてない気持ちを感じてしまいました。
というわけで、この作品の主人公に対する評価は低め。
DCSSの純一レベルかな。君のぞの孝之ちゃんよりは下。スクイズの誠は比較対象外。

全体の構成から感じた主張は、
「ハーレムエンドなんてよくない。愛する女性はひとりにしぼって、残りの女性とはきっちり別れるべきだ」
というもの。「男のけじめ」ってやつですね、きっと。
ただね、こういうときの「愛する」っていうのは、「甘える」っていう意味に近いんですよ。
稟が、亜沙先輩を選んだ理由を説明するときに、楓にこんなことを言ってました。

「俺が一番必要としている人は誰なのか。今一番そばにいてほしいと思っている人は誰なのか」

これって、稟の側が一方的に求めているだけで、誰の求めに応えたいかという視点が欠けていますよね。
あそこでは、せめて「今一番そばに『いたい』と思っている人」と言ってもらいたかったです。

で、主人公を好きな女の子がいっぱい現れて、最終的に誰も選ばないままあいまいに終わる展開を「ハーレムエンド展開」と言ったりしますが、
これについては、すべてがすべてそうとは言えないと思っています。
中には「家族エンド展開」と呼ぶべきものがあるのですよ。
例としては「天地無用」「ああっ女神さまっ」あたり。
近年は、明確に家族エンド展開を目指していることを示すために、
男性の存在をスポイルしている作品が多いですが、
「乙女はお姉さまに恋してる」のアニメ版は、
男性を女性化することによって家族エンドを達成できた例に入れてよいかと思います。

「SHUFFLE!」も、序盤のスラップスティックラブコメディの段階では、この家族エンドを期待していた層がいたと思うのです。
たとえば「シアは妹的ポジションで~、お姉さんは亜沙先輩で~、本妻は楓なんだけど~、ここはネリネと流動的に入れ替わって~。ああ、プリムラは娘ね」みたいな。
人によって、ポジションは微妙に変わったりしますけど。
そして、家族ならやさしくして当然なので、
主人公が八方美人的にふるまっても、別に問題になりません。
この作品でも、稟が亜沙先輩と付き合うのはいいとして、
楓に対しては家族のように心を配ってほしかったです。
それができなかったから、稟がプリムラのことを「家族」と言って連れ戻してきたのも台無しになってしまってます。

んー、なんか稟に対する注文ばっかりになってますね。
幼少時の楓を救ったところはかっこよかったんですけど、
全体的に甘えたがりで、自分の責任がからまないと動かないわりに、自分に責任があると思うとまわりを省みずに突っ走るあたりが気に入らなかった感じです。
なんていうか、男の独善性のイヤなところを見せられたというのかな。
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アニメ最萌トーナメントから声優人気をはかってみるテスト

2007-09-13 23:04:30 | アニメ
アニメ最萌トーナメント2007が行われているので、結果だけ見てます。
今、どういうアニメが流行っているのかとかが大雑把にわかっておもしろいです。
個人的には、Eブロックで貴子さんが伊織様に勝ったと思ったら、次の対戦相手に志摩子さんがいるという組み合わせにうけました。

で、ためしに本戦に残ったキャラを中の人で分けて数えてみることにしました。
これもまた、旬の声優さんを知るのに役立つかと思いまして。
多少の数え間違いはご容赦ください。
あと、同一作品で二役をしている場合は二重カウントしてません。

9キャラ
伊藤静・能登麻美子・釘宮理恵

釘宮理恵は納得、能登麻美子もこんなものかと思いましたが、伊藤静が意外でした。
どちらかというとバイプレイヤーの印象が強いのですが、
自分で物語を動かすヒロインには向いているタイプなのかも。

8キャラ
川澄綾子・堀江由衣

上記の3人が少しとがったタイプのキャラを想像させるのに対し、
こちらの2人はいかにも正統派ヒロインが似合うタイプ。
堀江由衣は、おとぼくの瑞穂ちゃんが候補に挙がるようだったら9キャラになっていた勘定?

6キャラ
中原麻衣・生天目仁美・高橋美佳子・田村ゆかり

元気・強気系ヒロインに向いている人たちが揃った印象。
中でも、高橋美佳子は成長株ですね。

5キャラ
桑谷夏子・平野綾

あ~、超人気ツンデレキャラを抱えているふたりが(笑)。

4キャラ
大原さやか・水橋かおり・柚木涼香・斎藤千和
名塚佳織・松来未祐・後藤邑子・清水愛

なんとなく、お姉さん役か妹役が似合いそうなバイプレイヤーが多いように思います。
そして、私メタな声優さんがいっぱい(笑)。

3キャラ
沢城みゆき・皆川純子・小清水亜美
ゆかな・力丸乃りこ・野川さくら
森永理科・植田佳奈・長谷川静香
伊藤美紀・千葉紗子・福井裕佳梨
井上麻里奈・坂本真綾・斎藤桃子

このへんから傾向はいろいろ。
若手有望株あり、個性派あり、安定株ありで。
若手で注目したいのは長谷川静香と井上麻里奈、そして斎藤桃子ですか。

2キャラ以下ははしょりましたが、
柊かがみという強い役を引いた加藤英美里と、
何か名前が目立つような気がする矢作紗友里には期待してます。
この、名前をつい覚えてしまうというのは、案外バカにならないもんですよ。
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あまりの衝撃に最初の目的を忘れる

2007-09-13 19:29:45 | 雑記
今日も納期に追われつつ、「明日でいいや」の呪文を唱えて仕事終了。
 ↓
コンビニでヤングアニマルを買って帰って、深月お嬢で癒されるぜ!
 ↓
その前にマガジン読もう。
 ↓
やっぱり八雲はかわいいよね。
 ↓
能登分を半分補給。
 ↓
ふとパチンコ雑誌に目を留めてしまった。
 ↓
「銀河英雄伝説」がパチンコで出るだって!?
 ↓
これは買って帰らないと!


そして、コンビニを出てから残りの能登分のことを思い出したのさ。
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コミュの失敗は自分のせいと思えてしまう

2007-09-13 00:01:30 | ゲーム
アイマス第9ユニット「スクールデイズ」は2曲目に入ったところ。
「ポジティブ!」→「THE IDOLM@STER」とつないでいます。
本命は4曲目に予定している「まっすぐ」。
ユニット名はあれですが、メンバーはみんな素直で明るい人たちばっかりなので、ARIAカンパニーのように和やかです。
あ~、次あずささんメインで組むときは、そのネタででユニット作ろうかな。
偶然にも「あ」で名前はじまってるし。
その理論でいくと、灯里は亜美でやるのか……。
性的な意味で恥ずかしいセリフ言われそうだ(笑)。

オーディションは1曲目を使っている間に小さいのと、
11週目にブーストメールが来たときにルーキーズを受けました。
ルーキーズでは、まわりがむちゃくちゃ思い出BADを引いてくれたので、
何の苦労もなしに勝ってしまいました。
で、あらためてステージを見たのですけど、
EFランク限定のステージってむちゃくちゃしょぼいですね(笑)。

コミュはミーティングがグッドで、その後ノーマルを2回。
しかし、真のコミュについては、自分が真の気持ちをわかってなかったのが悪いという気持ちにさせられてしまいます。
相性としては決してよくないのでしょうけど、
私にそういう気持ちを芽生えさせているという点では、なかなかあなどれない子です。
1年プロデュースしたころには、きっと真の気持ちをつかんでみせるぞ!
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